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浴槽から人を救出するのにやるべきこと

先日、ある消防局が発表した「浴槽から人を救出する際にまずやるべきこと」に関するアドバイスがSNSで話題となりました。

多くの人々が「どれもやっちゃいそう」とコメントするほど、身近で実際に起こりうる状況に役立つ内容が盛り込まれています。今回は、このアドバイスについて詳しくご紹介します。

浴槽での緊急事態にどう対処すべきか

浴槽内で人が動けなくなったり、意識を失った場合の対処方法について、消防局は以下のポイントを強調しています。

1. 安全確認と周囲の状況把握

まず最初に行うべきは、救助者自身の安全を確認することです。

浴槽やその周囲が滑りやすくなっていることが多く、転倒や二次災害のリスクがあります。また、浴室のドアや床の状態を確認し、他の危険がないかを把握しましょう。

2. 救急車の要請

次に、迅速に119番(日本の場合)に電話をかけ、救急車を要請します。

この際、浴槽内での緊急事態であることを具体的に伝えることが重要です。救急隊が到着するまでの間にできることを指示されることもあります。

3. 声をかける

意識があるかどうかを確認するために、浴槽内の人に声をかけます。
意識がある場合は、できるだけリラックスさせ、深呼吸を促します。

また、浴槽から自力で出られるかどうかを尋ね、その指示に従って動けるかどうかを確認します。

4. 湯を抜く

意識がない場合や動けない場合は、まず浴槽の湯を抜きます。
湯の温度や量が危険を伴う可能性があるため、できるだけ早く浴槽を空にして安全を確保します。

5. 救助の準備

浴槽の湯が抜けたら、救助の準備を行います。

救助者が滑らないようにタオルや布を使用し、慎重に浴槽内の人を支えながら引き上げます。この際、無理な力を加えず、できるだけ相手の体を安定させるよう心掛けます。

SNSの反響

このアドバイスに対して、SNS上では様々な反響が寄せられました。「焦って全部やっちゃいそう」「具体的な手順がわかりやすくて助かる」といった声が多く見られ、実際に緊急事態に直面した際に役立つ情報として広く共有されています。

まとめ

浴槽での緊急事態において、正しい手順で対処することが被害を最小限に抑える鍵となります。消防局のアドバイスを参考に、自宅での安全対策を見直す機会にしてみてください。いざという時に備えて、家族や同居者と共に対処法を確認しておくことも重要です。

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