【完全版】Logic Pro X、変更しておくべき初期設定7点
僕の使っている作曲ソフト、Logic Pro X!!GarageBandの進化系。僕はこいつのことがなんだかんだで大好きです。でも、初めて使い始めた人にとっては不便というか美しくない初期設定がいくつかあるんですね。
そこで!「【完全版】Logic Pro X、変更しておくべき初期設定7点」と題しまして、ここを変更しておくと美しく作曲やミックスの作業が出来ますよというポイントをお送りしていきたいと思います。
①詳細ツールをオンにする・追加オプションをすべて有効にする
なんとLogic Pro X、初期設定ではかなりの機能が表示されないようになっているのです。見た感じをシンプルにする為なのでしょうが、ぶっちゃけ小回りが利かなくなるばかりで見づらいったらありゃしない!
そこで、詳細ツールをオンにしましょう。追加オプションもすべて有効にしちゃってください!
・上のバーから「Logic Pro X」を選ぶ
・「環境設定」を開く
・「詳細」をクリック
・「詳細ツールを表示」にチェックを入れる。追加オプションを「すべて有効」もクリック。
②録音ファイルをWAVEに変更する
なんとLogic Pro X、初期設定では「AIFF」というデータで録音され、完成した曲を書き出してもAIFFデータなんです!確かに問題は無いんですが、AIFFってマジで使われてない。
Appleが作ったデータの形式なんですが、まあ普及してないですね。みんな使ってるのは「WAVE」ファイル。変えましょう。
・上のバーから「Logic Pro X」を選ぶ
・「環境設定」を開く
・「録音」を開き、「録音ファイルのタイプ」をWAVEにする
③ソフトウェア音源トラックの初期設定を空にする
曲作ろうとなって、楽器のトラック(ソフトウェア音源トラック)を作ると思うんですがなんとLogic Pro X、初期設定では新しいソフトウェア音源トラックを作った時点でそこにキモいエレピが入ってるんです!
何言ってるか分からないかもしれませんが、BUSトラックを自動的に2つも使ってセンドフェーダーの色が違うリバーブとディレイまでかけてある。とにかく、これ以上無いってくらい醜いです。リセットしましょう。
・上のバーから「トラック」を選ぶ
・「新規トラック」を開く
・「ソフトウェア音源」を選び、「音源:」というところを「デフォルトのパッチ」から「空のチャンネルストリップ」へと変更する
④Logic Pro Xを起動する度にプロジェクトデータが開かないようにする
Logic Pro Xを起動する度に一番最後に開いたプロジェクトデータが自動で開くの、だるいですよねえ。実はこれもオフに出来ます。
・上のバーから「Logic Pro X」を選ぶ
・「環境設定」を開く
・「一般」をクリック
・「プロジェクト処理」をクリック
・「起動時のアクション」を「何もしない」に変更。
⑤リージョン/マーキーの選択時にトラックが選択されるようにする
何を言っているか分からないと思いますが、ここを変更した方が使いやすいです。僕を信じて下さい。
・上のバーから「Logic Pro X」を選ぶ
・「環境設定」を開く
・「一般」をクリック
・「編集」をクリック
・「リージョン/マーキーの選択時にトラックを選択」にチェックを入れる。
⑥スペースボタンを押した時、最後に指定した位置から再生されるようにする
Logic Pro Xではスペースボタンを押すと再生・停止されるのですが、デフォルトの設定だと停止した時に再生する前の位置に戻りません。スペースボタンを何度も押して同じ箇所を何度も聴き返したいという時にこれだと非常に不便なので、変更してしまいましょう。
・再生ボタンを右クリック
・「最後に指定した位置から再生」にチェックを入れる。
⑦バウンスの設定を整理する
「バウンス」とは出来上がった楽曲を音声データとして書き出すこと。ここにも、いくつか変更するべきポイントがあります!
・「ノーマライズ」をオフにしましょう。
・「ファイルフォーマット」をWaveに変更しましょう。
・「OK」を押してから書き出したデータの置き場所を「Bounces」から「デスクトップ」に変更しましょう。
以上7点でした!もしかすると他にも見つかるかもしれませんが、おそらくこれで全部だと思います。
筆者のItaqはLogic Pro Xでのミックスのやり方もお教えしております!気になる方はrapcapsuleitaq@gmail.comまたはItaqの各種SNSまでお気軽にご相談くださいませ。
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