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tipToe.というグループの終わりを間もなく迎えるにあたり

tipToe.というアイドルグループが終わりを迎えます。
半年以上ぶりにnoteに手を付けるわけですが、その半年間の間に、ことtipToe.については向き合い方や自分の中を占める部分に大きな変化がありました。
いや、こうなるとは思わなかった。
こんなにライブやイベントに足を運ぶようになるとは思わなかったし、こんなに好きになるとは思っていなかった。
元より先に嵌っていた友人より誘われる事が多々あり、折を見て足を運んでいたのだけれど。
やはり転機になったのは以前にも書いた3rdワンマン「My Long Prologue」だったと思います。
そこで披露された新曲「My Long Prologue」「レゾンデートル」が楽曲とパフォーマンス両方が突き刺さった。
そして以降の新曲が軒並み自分のツボにハマり、それを披露するメンバーのパフォーマンスに目を奪われた。

藍田あらんさん
ステージで飛び跳ねる楽しそうな姿が印象的でした。
やはり彼女の笑顔はひときわ輝いて見えていて。
特典会では一度しか言葉を交わすことはできなかったのが名残惜しくはあるけれど、その節はありがとうございました。

未波あいりさん
特に最近はその甘い蕩けるような歌声に魅了されていました。
可愛らしい外見からは想像もできないほど、芯が一本通ってしっかりしている方と言うのが最近の印象で。
是非夢を叶えていただいてアイドルのプロヂュースを成し遂げてほしい。
その際は現場に足を運ばせていただければ思います。

小宵めみさん
可愛らし外見と、そこからは想像もできないパフォーマンスをされる方。
その伸びやかな歌声と毎回MCで観客を煽ってくる姿は最高でした。
特典会では数回挨拶に伺わせていただきましたが、毎回マシンガントークで楽しく会話させていただきました。
この先、どのような展開をされるか楽しみにしております。

宮園ゆうかさん
少年漫画のヒロイン。存在しない記憶の原風景。
特に終わりに向かうに従ってどんどん惹かれていった方でした。
長身を生かしたパフォーマンスがとても美しく、紡がれる歌声と言葉が心にいつも響いていました。
あまりにもそこに「いる」のが当たり前になってしまっていて、目の前からいなくなるのが今でも信じられません。
でも、それが「存在しないはずの記憶」の少女の正しくあるべき姿なのかもしれません。

柚月りんさん
その身体のどこにそんなパワーが秘められているのかと目を見張るステージの上の申し子。
ロックなアイドルってそれこそ数えきれないくらいいるんだけど、彼女はそうじゃなくてアイドルのままロックをする。
この表現が果たして正しいのか分からないけど。
ステージ上の姿がたまらなく愛おしく、それでいてともすればそのまま消えてしまいそうな儚さも内包した少女でした。
でも、彼女と言う存在は確かに「そこ」にいた。

そんな彼女らのステージはあと一回を残すのみ。
彼女らが走り抜けた3年間
そして1期から受け継いできたグループの7年間がもうすぐ終わります。
僕はその中のたった2年、そしてちゃんと見るようになったのはそれこそ今年に入ってからの半年だけだったけれど。

これは以前にも書いた話だけれども。
僕はtipToe.のコンセプトの「一緒に青春しませんか?」に対して首を縦に振る事はできなかった。
青春するには年齢を重ね過ぎていたし、一緒にするには彼女らがあまりにも眩しすぎたので。
だから、その姿を眺めているだけで充分でした。
でも、彼女らの青春を駆け抜ける姿は、その終着点に近づくに従って、大きな奔流となっていて。
はたして今でも一緒に青春できたかは分からないけど、いつしかその流れの中に巻き込まれていたような気はします。
ちょっとした特典会でもやり取りや、twitter(X)でのキャッチボールは凄く楽しかったのです。

そんな彼女らがいる日常がまもなく終わります。
アイドルさんの卒業や解散や脱退や終了を今まで目にした事はあったけれど。
ここまで思い入れが深くなったグループをしかもこういう形でお別れをするのは初めてなので。
その日を過ぎての喪失感とか今はまだ想像できなくて。
こういう体験を数多くしてきたであろう幾多のアイドルオタクの先人はすげえなって思います。

それでも。
幾多のそういう経緯でいなくなるアイドルやグループがいる中で
最後の日と、その日に盛大なラストを飾れる会場と公演と、
その日を迎えるまでの時間をきちんと与えられたファンとメンバーはそれはそれで幸せなんだとも思います。
突然のお別れやあまりに急すぎる展開を迎えたアイドルやグループもいっぱい見てきたので。

とりとめが無くなってきかなくなってきたな…
この先も僕は幾多のアイドルやグループを推すかもしれないし、もしかしたらもう増えないのかもしれないけれど
この数か月tipToe.というグループを追った期間は今ではまだそうは思えないけれど
いつか振り返る時に「これが青春だった」とか「これが恋だった」とか思う日が来るのかななんて
なんとなく思ったりもしてたりします。

だから最後の日を見届けたいと思っています。

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