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川崎フロンターレに魅せられた理由

川崎フロンターレのホーム最終戦となる10月29日(土)ヴィッセル神戸戦にて、始球式を務めさせていただくことになりました…!!
当日はフロンターレと陸上がコラボしたイベント『RICK&JOE』も開催されます。

フロンターレを愛するいちサポーターとして、始球式を務めさせていただくこと、そして陸上とのコラボイベントが初開催されること、この上ない喜びでいっぱいです。

フロンターレというクラブは、「選手はピッチの中で結果を出せばいい」という考え方もある中で、「結果を出すだけではなく、応援してくれる人・支えてくれる人があってのプロであること」を、その姿から私に教えてくれた大切なクラブでもあります。

喜びと感謝の気持ちを噛み締めながら、フロンターレを応援するようになった理由や、026サポーターを務めさせていただくようになった経緯について綴りたいと思います。

■川崎フロンターレとの出会い

フロンターレに関心を抱くようになった大きなきっかけは、2017年にタビナスジェファーソンくん(現 水戸ホーリーホック所属)が川崎フロンターレに入団したことでした。ジェフくんとは同じ小学校出身で、私の弟と同じサッカー少年団のチームメイトで友人でもありました。そんなジェフくんのJリーガー入り。ちょうどその頃、私自身も神奈川県よりの場所に拠点を移動したため、フロンターレの番組が視聴できるようになりました。それらを通してフロンターレのクラブ理念や活動、選手それぞれのキャラクターを知っていくうちにクラブへの愛情が深まっていったのです。

■川崎フロンターレを応援するようになった理由

フロンターレは今でこそJ1リーグ3連覇を目指すほどのクラブですが、クラブ創業時から『市民・地域に愛され、親しまれ、誇りとなるクラブ』を理念に掲げ、チーム強化だけではなく地域密着活動にも力を入れ、その両輪を重視しサッカーの枠に留まらない活動をされてきました。

選手やスタッフが地元の商店街などに積極的に足を運び挨拶回りをしたり、選手がサンタクロースの衣装をまとい病院を訪問し入院する子供たちに元気を与えたり、川崎市内の小学校の算数ドリルにまで出てきたり。

さらに川崎フロンターレは地元地域に限らず、東日本大震災時にはクラブスタッフ・選手総出で岩手県陸前高田市で復興活動を実施。震災から10年が経った今も『支援はブームじゃない』として街頭で募金活動などを行ったり、現地へ行き交流をしたり、ホームゲーム時には『陸前高田ランド』を開催してイベントを一緒に盛り上げたり。そうした一過性のものではなく継続した繋がりを大事にする温かいクラブなのです。

そういったフロンターレの活動や姿を見て、純粋に一人の人間として心を打たれ、同じアスリートとして尊敬の念を抱くようになりました。「オンザピッチだけではなく、オフザピッチでもどれだけ人の笑顔や力になれるか。」そんな大切なことを川崎フロンターレから教えてもらったのです。

フロンターレの温かさはクラブ内だけに留まりません。フロンターレのサポーターも一緒です。Jリーグの試合では、よくサポーターからのブーイングを目や耳にしますが、等々力競技場はブーイングが少ないことでも知られています。それは、家族で観戦に来た人たちや子供たちを考えてのこと。ブーイングによって「フロンターレは怖い、もうスタジアムに行きたくない」と思われたら競技場への足が遠のいてしまう。等々力を満員にするために、川崎のまちを盛り上げるためにという想いをクラブとサポーターが共有しているのです。

ある印象的だったシーンがあります。それは、フロンターレがJ1リーグで優勝した時の優勝インタビュー。優勝した時、選手たちがサポーターに向かって「ありがとうございます!」と言うのが一般的な光景かと思うのですが、フロンターレの選手たちはサポーターに向かって「おめでとうございます!」という言葉を口にしていたのです。その姿を見たとき、「あぁ、フロンターレは応援する側・される側という関係ではなく、本当の意味でクラブとサポーターが一つになっているのだな」と感じました。

はじめはフロンターレも周囲から「サッカーだけに集中しろ」「だから勝てないんだ」と批判を受けたそうです。しかし、クラブとして川崎のまちづくりに貢献するという揺るぎない信念のもと、地域内・外の人たちを笑顔にし、認められるような活動をして、サッカーでも日本一を取れるということを証明してくれました。

■フロンターレ公式026(おフロ)サポーターになった経緯

そんなフロンターレへ尊敬の念をもって応援していたとき、偶然にもNumberWebにてフロンターレについての記事を書かれていた佐藤俊さんから取材を受けることになりました。取材内容は『女性アスリートにまつわる問題』についてで、フロンターレと全く関係がなかったのですが、取材が終わった後、以前書かれていたフロンターレの記事を拝見したことがあり今回取材をしていただいて光栄に思っているんですということをお伝えしたところ、そこからフロンターレについての話が弾んだのでした。すると、記事のなかでフロンターレを尊敬し自分の活動にも参考にさせていただいているということも一つの切り口として取り上げてくださったのです。原稿をいただいた時は私もびっくりしましたが、とても嬉しかったです。

その記事をフロンターレサポーターやスタッフの方々も見てくださったそうで、フロンターレの26(フロ)周年を一緒に盛り上げる026(おフロ)サポーターについてのお誘いをいただきました。尊敬するフロンターレとの思いもよらぬご縁にただただ感謝の一言です。

■最後に

フロンターレの魅力や応援するようになった理由、026サポーターに就任させていただいた経緯などを綴りましたが、フロンターレの魅力はまだまだこんなものではありません!
ホームゲーム時に毎回ユニークなイベントを開催し来る人を楽しませてくれたり、ファン感謝祭やハロウィン時には選手が仮装したり出し物をして楽しませてくれたり、サポーターが他のクラブサポーターに贈り物をするほど人情味溢れる方々であったり、、、ここには書ききれないので、イベント当日に開催されるトークショーの『ここが好きだよフロンターレ!』にて語りたいと思います!笑 ぜひホーム最終戦、等々力競技場にお越しください!みんなでフロンターレに染まった1日にしましょう!

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