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増刊号−7月19日−

増刊号ファンの皆様、お待たせいたしました。
今週も栄養士らんちゃんの独り言をお届けします。

今週のピックアップレシピは

麺レシピ−焼き茄子そうめん−

作り方、レシピはコチラ

このレシピに使った焼き茄子、冷凍食品なんですよね。これまで仕事で数々のメーカーの、いろーんな、本当にたくさんの冷凍食品を扱ってきた私ですが、「焼き茄子の冷凍食品」は斬新で驚きました。

今週は、冷凍食品について思っている事を書いていきます。

冷凍食品に対して、皆さんはどんな印象をお持ちでしょうか?

冷凍食品が注目されたのはお弁当用のお惣菜が充実し始めた15年ぐらい前でしょうか。当時感じていた私の印象では、

・手作りではなく、冷凍食品に頼るという「手抜きのネガティブイメージ」
・加工食品に対する、添加剤や原材料の不透明さから感じる「不安感」

みたいなものを漠然と感じていたような気がします。最近は仕事上それなりに勉強していますし、全く違う見方をし始めていますが、もしかしたら私が15年前に思っていた事を、まだひりひりと感じている人もいるのでは?

添加剤や、遺伝子組み換え食品に関しても、栄養士である私は専門家なのですが、下手すると炎上するネタになるので、表現の仕方には細心の注意を払っています。だけどここnoteではみんなあったかく見守ってくれるので書いてみようかなと思った次第です。

まず冷凍食品は「冷凍させたまま流通させる」ので、保存料・酸化防止剤をほとんど使わなくて済みます。そして、保存料を使っていないのに、チルドの食品に比べて保存期間を長く設定出来る事も特徴です。

それから、冷凍食品のパッケージにもいろいろですが、中身の見えない包装になっているものが多いですね。照明などの光から受ける商品の損傷を防ぐ効果もあるのですが、実はもう1つ大きな効果があります。それは着色料を使わずに済む事です。
なんだかんだ言いながら「見た目の冴えない商品」は手に取りにくい消費者心理がある以上、見栄えを良くする為に着色したり、発色させたり、食品メーカーは苦心しているわけですが「中身が見えない」なら、そうする必要がないんです。

つぎは、原材料の調達について。最近は野菜や果物が年中手に入るようになってはいますが、やはり、工業製品でないので本来は旬があります。冷凍食品は1番生産しやすい「旬」に収穫したものを加工して保存するので、食材を安価に調達出来ます。その結果、末端消費者の私たちにも安価で供給してもらえるんですね。
ありがたや、ありがたや。

食材の流通が変わる事。それは、環境負荷を減らしたり、生鮮食品で避けられない廃棄量を減らす事になったり。食料問題に対しても大きなアプローチだと思うのです。

ただし、それはインフラが整う事。設備やシステムが確立されているからこそ出来る事。私は栄養士の目線から、とてもそんな状況にないだろうと思う地球の別の場所の状況を知った時、そんな視点で「日本の豊かさに感謝」しています。
どうか、安心して「食いしん坊」を公言出来る人が増える事を願うばかりです。

話が逸れてしまいました!ごめんなさい!

冷凍食品に対しては、まだまだ褒め殺ししようとするとこの5倍ぐらい書けるんですけど、長過ぎる独り言はイタいので…。今日の所はこの辺りで。

今週の増刊号はここまでです。今週もたくさんの「スキ」「コメント」またFBからご覧頂いている方の「いいね!」も励みになっています。ありがとうございます。

今週初めて「つくレポ」を下さった writer 大島悠さん
値上げ前のマガジンを宣伝して下さった unimam【公式】さん

にspecial thankyou♡を!

今週もありがとうございました!来週もレシピをお届けします。
楽しみにお待ち下さい♪

それではこの下は「今週のらんちゃん」今のところ唯一らんちゃんが顔出しをしてその週あった事を書いています。読んでも何の得にもなりませんが、ちゃりん頂けますと大変喜びます。らんちゃんファンのそこのあなたの為にお届けします。あなたのちゃりんが明日の食材費になります。応援よろしくお願いします!

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