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ウルトラQ第5話「ペギラが来た!」

どうも、らんまるです。今日は第5話、「ペギラが来た!」ですね。タイトルに怪獣の名前が出てると、異様にワクワクするのは僕だけでしょうか…?

南極基地に向かう船に同乗していた万城目。白銀の世界をカメラに収めていると…


ロケットか何かか…?

突如、黒い煙のようなものを撒き散らしながら何が上空を横切ります。直後、気温が急激に下がり、猛吹雪が巻き起こりました。たまらず船員達は船内に逃げ込みます。

南極基地に辿り着きますが、吹雪のために積み荷を下ろすのが間に合わず、十分な食料や設備もない危機的状況…

3年前に失踪した越冬隊の野村隊員を追ってきた万城目は、野村隊員が遺した日記を手に入れますが、そこには

『午前3時 また聞いた ペギラ』

絶妙によく分からない。
やがて防寒具も通用しない大寒波が襲いかかり、しまいには…

くるくる舞い上がる。

雪上車が空を舞う!どういうこと!?念のため補足しておくと、この雪上車がダンボールでできているわけではなく、4tはあるという。

おまけに外気温が-100℃以下になる始末。もう何が何やら…。

その夜、何やら寝付けなかったという唯一の女性隊員の久原さんが、吹雪の中に見たものは…

眠たそうな目つきの化け物

巨大な生き物の影!何を思ったのか、怪獣は別に何をするでもなく去っていきました。怪獣と入れ替わるように、先の雪上車に乗っていた隊員が衰弱しきった様子で戻ってきました。

彼は錯乱しながら、「野村を見た」と看護していた久原さんに告げます。

直後、久原は基地を抜け出していずこかへ向かいます。万城目や隊員達が急いで追いかけると…


…犬?

倒れた久原さんとわんこがいました。隊員によれば、この犬は3年前に野村隊員と共に姿を消したサブローとのこと。更には完全に凍り漬けになった野村隊員の遺体まで一緒に見つかりました。そして…


こんなもん見つけたくなかったし、見つかりたくなかった。

昨晩出現した怪獣が再び現れました!どうやら野村隊員の日記にあった「ペギラ」とはこの怪獣のことらしい。

怪獣は口から冷気を吐き出すと、たちまち一行は宙に舞い上がってしまいます…


意識を失っていた万城目がを覚ますと、久原さんとサブローの姿が。久原さんは野村隊員の婚約者で、どうしても野村隊員を見つけたかったとのこと。そのため越冬隊に志願したそうで。

二人はふと疑問に思います。この極寒の地で、ましてや怪獣が住むこの付近で、なぜサブローは生き残っていたのか?

そんなことを考えていると、二人を救助隊が助けにきてくれました。えがったえがった。


なーんて言ってたら


よく見りゃ水掻きがある

轟音と吹雪を伴ってペギラが基地に迫ってきます!あぁ、絶望だ…

しかしわずかな希望がありました。それこそがサブローがなぜ生き残っていたのかの答えにもなりました。

さきほど久原さんと万城目は、サブローがいた場所に南極でしか見ないという苔を発見しました。どうやらその苔を食べてサブローは生き永らえたようです。その苔をアザラシに食べさせたところ、アザラシは途端に悶死したとのこと(なぜ犬は無事でアザラシは死ぬんだろう)。

ペギラがサブローを襲わないのは、この苔を食べたサブローを嫌っていたからではないか、そう考えた久原さんは、苔から「ペギミンH」と名付けた物質を抽出することに成功しました。

これを積んだ気象観測用ロケットをペギラに向けて発射するという、中々神頼みな作戦に出ます。
非科学的だと反対する隊員もいましたが、ペギラはもうすぐそこまで来ていました。


ペギラチキンレース

ダメで元々、やるしかない!ギリギリまでペギラを引き付けます!!

発射係がビビって「早く撃たせてくれええ!」と叫びますが、一発限りなので慎重に…


発射!!

見事ペギラに命中!しかも効果があったようで、ペギラは黒い煙を巻き上げながら空へ飛び去りました。

こうして怪獣を知恵と勇気で追い返した南極探検隊は、無事に帰国して故郷の土を踏むことができましたとさ、めでたしめでたし…

初めて怪獣らしい怪獣と人間の対決を描いた回。前回のジュランも好きっちゃ好きですが、やっぱり怪獣のインパクトはすごいですね😁

後半パートの迫り来るペギラとのやり取りも、今見ても普通にハラハラするし、見ごたえがあって素晴らしいです…!

さて、今日の怪獣は

冷凍怪獣 ペギラ

半開きの目がかわいい、冷凍怪獣ペギラです!令和作品あたりからちょこちょこ出番もあって、ウルトラQの代表格ともいえる怪獣ですね!

ウワサではペンギンの突然変異した怪獣って説らしいですが、ペンギンよりはアザラシっぽい顔ですねぇ。

可愛い顔に似合わず凶暴で、口から吐く冷凍ガスは-130℃の超低温の世界を作り出します。そしてあまりの低温から無重力現象が発生し、あらゆるものが空に舞い上がる…いささか滅茶苦茶な理論な気がしますが、そこは特撮のロマンです✨

巨体に似合わず、飛行速度はマッハ80!ウルトラマンの速度がマッハ5なので、驚異的ですね…
なお、飛行の際には積乱雲のような煙を撒き散らします。

弱点は南極の苔に含まれるペギミンH。こういう架空の物質が弱点なのも、想像力を駆り立ててわくわくします❗

そして今日から『ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ』が始まりました。再編集ものですが、やっぱり見ちゃう。

ではまた。

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