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遊戯王デッキ改築における『エクシーズ・アーマー・フォートレス』という男

こんばんちゃおちゃお、らんどるさんです。
特徴的な挨拶って印象に残りやすいと思うんですよ。
特に閉ザサレシ極寒ノ大地サロス=エレス・ニイガタケンに引き篭もりがちでオフ会に中々顔を出さないので私自身は本当に影が薄いです。
居るじゃないですか、ネットでだけ態度デカくて実際に会うと声ちっさい奴、あれ自分です。
なのでこういう挨拶で差を埋めていく事が大切だと思います。

というわけでやっていきましょう。

わっぴ〜って何なんだ😕

命題『エクシーズ・アーマー・フォートレス』という男について

皆様方は『エクシーズ・アーマー・フォートレス(以下『XAF』)』のご存じでしょうか?

こいつ光らないかな

『エイジ・オブ・オーバーロード』にて登場したこのカードは、ランク3もしくはランク4のエクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚を行うことができ、素材を取り除いて『アーマード・エクシーズ』カードをサーチ、さらにこのカードを装備したモンスターがモンスターとの戦闘で与える戦闘ダメージが倍になるとんでもないカードです。

その姿はおっぱい・尻・太腿を極限にまで盛る同人作家そのもの、盛り過ぎだろ。

しかしこのカードの登場によって私が作った中でも未だに回し続けている所謂『お気に入りデッキ』達に革新的な強化を与えました。

今回はそんなデッキ達に齎した強化の内容と、制限改定などによって変わったポイントなどをつらつらと挙げていこうかなと思います。

今回強化を得たのは3種類のデッキです。
では行きましょう。

改築①『閉錠《デッドボルト》』

デッキレシピ

改築ポイント

デッキレシピを公開した当時は『エクシーズ・リバイブ・スプラッシュ』の関係上エクシーズに寄せていましたが、今は『ペンデュラム・ディメンション』を考慮してデッキ自体をシンクロに寄せました。

やはりこのカードは許されなかったか

そして時は令和5年の7月に施行された制限改訂により『斬機サーキュラー』が規制を喰らい、このデッキも多少の弱体化を余儀なくされました。

しかしその次の月に、新たな強化パッチを貰うことになりました。

プリメラちゃん関西在住説

新しいデッキビルドパック『ヴァリアント・スマッシャーズ』で登場した『センチュリオン』というテーマによって、このデッキに新たな初動札が生まれました。

『重騎士プリメラ』もしくは『スタンドアップ・センチュリオン!』のどちらかを握っていればランク4エクシーズ、もしくは8シンクロへ到達します。

この2枚も『誓いのエンブレーマ』によってアクセスが可能な為、デッキ自体の安定度が爆上がりしてます。

『プリメラ』自身が特殊召喚しやすいチューナーの為、後引きしても腐りにくいのがメリットですね。

そして『センチュリオン』のエースモンスター、『騎士皇レガーティア』のおかげで戦線維持の強化や実質的なチューナーの供給を安定して行えるようになりました。

また、ペンデュラムモンスターを複数採用している観点から『爆竜剣士イグニスターP』を搭載、効果破壊耐性持ちに対する解答札を得ました。
一番最初の構築から大分変わりましたが、動きに幅がさらに生まれたと感じています。

『XAF』による強化ポイント

このデッキで『XAF』が齎した強化、それは『初動の拡張性の強化』になります。

このデッキは所謂『斬機』初動から『御影志士』→『天獄の王』をサーチして構える初動を目的としてます。
そして『斬機方程式』により出力される2回目の『塊斬機ダランベルシアン』によって好きなレベル4モンスターにアクセスする関係上、『斬機』を3体墓地に送る必要がありました。

以前の構築では『御影志士』で止まる仕様上、相手が動かなかったり『御影志士』がそのターンに除去されないとフルパワーを発揮するのが難しかった側面があります。

皆もK2読んでくれ

『御影志士』に更に重ねて『XAF』をエクシーズ召喚し、残った『斬機』を吐き出す事で確実に『墓地に3体斬機が落ちている状況』を作り出す事が出来ました。

単純に打点強化が強過ぎる

そしてこのデッキで持ってくる『アーマード・エクシーズ』カードは『フル・アーマード・エクシーズ(以下『FAX』)』にしています。
理由は2回目に出せる『ダランベルシアン』に更なる力を与える為です。

『FAX』の①の効果で出力するモンスターを『旋壊のヴェスペネイト』にし、そのまま『FAX』の②の効果で『ヴェスペネイト』に『XAF』を装備します。
すると何という事でしょう。

この瞬間に『ヴェスペネイト』は攻撃力5000の貫通2倍ダメージ+破壊耐性持ち+破壊されたらレベル5以下のモンスター蘇生という馬鹿の化け物へ変身します。
私はこの状態の『ヴェスペネイト』を『ちょっと弱いカオスMAX』と表現してます。

この『ヴェスペネイト』に対して相手に除去札を使わせる事で、相対的に『ペンデュラム・ディメンション』の効果を安全に通しやすくしました。
この化け物を残しておくと場にある『天獄の王』と合わせて8000以上のダメージが期待できます。

改築②『無窮之剣』

デッキレシピ

改築ポイント

基本的に『No.74 マジカル・クラウン-ミッシング・ソード(以下マジクラ)』を出力する事には変わりはありませんが、そのルートをより緩めにしました。

具体的に言うと『肆世壊=ライフォビア』でサーチするのを『スケアクロー・ライヒハート』ではなく『ヴィサス=スタフロスト』にし、『聖騎士の追想イゾルデ』で出力する『焔聖騎士-リナルド』と組み合わせて『エンシェント・フェアリー・ドラゴン』に繋げる事でランク7に繋げる事にしました。

また、新しい焔聖騎士である『焔聖騎士-テュルパン』のおかげでレベル4を並べ易くなり、後述する『No.39 希望皇ホープ・ライジング』周りの動きへ繋がるようになりました。

それに伴い『H-C クレイヴソリッシュ』の採用が可能となり、このデッキのダメージレースの遅さを克服する事が出来ました。

また、『最後の希望』を使う事により『マジクラ』と『クレイヴソリッシュ』も狙えるようになり、『マジクラ』で盤面処理をした上で一気に攻め立てられるようになりました。

『XAF』による強化ポイント

このデッキで『XAF』が齎した強化、それは『除去の選択肢の増加』です。

属性変更を上手く使えたら面白そうだよね

このデッキでは『アーマード・エクシーズ(以下AX)』を採用しており、まず手打ちできる『マジクラを対象に取れるカード』をサーチできる点、これが素晴らしい。

今までサーチが効くとは言え、『光の聖剣ダンネル』や『焔聖騎士-ローラン』の2種類のみの為、そこそこに取り回しが難しい部分はありました。

ギュッ!!

3種類に増えた事で『ローラン』や『ダンネル』には別の役割が付与された事により、デッキとしての拡張性を増しました。

具体的な別の役割とは『FA-ダーク・ナイト・ランサー(以下DKL)』の効果起動の為の装備カードとしての役割です。

やっぱりやり過ぎな効果のような気がする

『DKL』の登場により、このデッキの難点の一つであった『効果破壊耐性持ち』に対する解答札を得る事が出来ました。
しかもデッキにすら戻させない吸引力で再利用を封印しつつ、こちらは『AX』を再利用する事が出来ます。
そして『AX』にターン1が存在しない為、実質的に除去の幅が広がった感じがします。

肝心の『DKL』は『No.39 希望皇ホープ・ライジング』で『マジクラ』で蘇生して素材を『マジクラ』に供給し、そのまま『ライジング』に重ねて『XAF』へランクアップ、素材を使って『AX』へアクセスした上で『DKL』へ一気にかけ上げれます。

改築③『火途の神路』

デッキレシピ

改築ポイント

基本構築はあまり変わりませんが、『ランダムドロップ』で美味しいカードの枠に『アラヒメの御巫』を採用しました。

発動タイミングの遅さに目を瞑れば毎ターン使える『強制脱出装置』と変わり、『御巫』に装備すれば反射ダメージに変わったりとかなり幅が取れるようになりました。

また除去札の一つとして『御巫かみかくし』を搭載し、相手のモンスターを装備状態にしてパクれるようになりました。
『御巫舞踊-迷わし鳥』で蘇生した『御巫』を敢えて除外して墓地効果で帰還出来るようにしたり小回りが効きやすいカードです。

新たな最強リンク2

また、エクストラデッキに手軽に出せて且つ除去を飛ばせる『S:Pリトルナイト』を搭載し、除去の幅を広げました。

また、メインエンジン部位にあたる『彼岸』達で簡単に出せる『閃刀姫-アザレア』による2面除去も魅力的で、『表裏一体』を併用する事によって使い回しも可能になります。

『XAF』による強化ポイント

このデッキで『XAF』が齎した強化、それは『さらなるダメージレースの高速化』と『リソースの回収率の強化』になります。

このデッキでは『AX』と『FAX』の両方を採用しています。

『彼岸の旅人 ダンテ』はあらゆる領域から墓地に送られると『彼岸』を回収できる為、『AX』などで『ダンテ』をくっつけた上て墓地に送れば実質『死者転生』みたいな動きが可能になります。

逆に『ダンテ』に対して『XAF』を装備すると自身の効果も合わせて攻撃力4000、戦闘ダメージ2倍と言う名の天与呪縛フィジカルギフテッドを与えられます。

また、『ダンテ』自身はランク3のエクシーズモンスターの為、『ダンテ』→『XAF』→『AX』、『FAX』をサーチ→『DKL』に繋がります。

かつては後攻でもとりあえず『ダンテ』出してエンドが当たり前でしたが、『AX』関連の登場により、後攻でも強気に相手に殴りに行けるようになれました。

『エクシーズ・アーマー・フォートレス』の個人的な評価

ではツラツラとここまで『XAF』の評価を書いてきましたが、正直なところこのカードはどのデッキにも入る汎用枠!とはとてもじゃないけど言えません。

勿論このカードはあらゆるランク3・ランク4のデッキに搭載する事が出来ます。
しかし十全に効果を発揮する為には当然デッキ内に『AX』カードを搭載しないといけない上に、それらに汎用性があるとも言えません。
さらに安定性を狙うなら複数枚積みが無難なカードとも私は考えてます。

それをするくらいなら普通に汎用リンクモンスターを搭載した方がスロットに空き枠が作れます。

あくまで『XAF』はデッキ自体の拡張性を広げてくれるカードで、それ以上の役割は担い難い存在だと思います。

それでも僕は『エクシーズ・アーマー・フォートレス』くっ付けたい

しかしそれはそれとして『XAF』は手軽にダメージレースの加速を狙えるモンスター、装備できるなら装備したいのが人情ですよね。

なのでここ辺りで『XAF』と相性が良いんじゃね?と思っているモンスターを幾つか紹介していきます。
あくまで『思っている』だけなので実際の使用感は知らないです。
試してみて使用感が分かったら教えてください。


堂々とパクります。


『サイバー・ダーク』シリーズ

『サイバーダーク・インヴェイジョン』の効果によって下級の『サイバーダーク』にも装備ができる為、最大攻撃力3500の戦闘ダメージ倍加持ちの『サイバー・ダーク』達を出力する事が出来ます。

また『サイバー・ダーク・クロー』の存在のおかげでエクシーズ召喚を挟まなくても直接墓地へ送れるのもポイント高いですね。

『セリオンズ“キング”レギュラス』

墓地に『XAF』が存在すると簡単に出せる打点2800の戦闘ダメージ倍加モンスターになります。
しかし『レギュラス』のみの採用になると効果無効の為に自身を墓地へ送らないと行けなくなるのがネックになります。

ここまで影も形も見えなかった子

なので『エクシーズ・アーマー・トルピード』を装備可能な『セリオンズ“ブルズ”アイン』を併用するといいかもしれませんね。

『機巧蹄-天迦久御雷』


EXモンスターゾーンに『XAF』を出すだけで『機巧蹄』の特殊召喚条件が満たせる上に、そのままの流れで装備する事が出来ます。
さらに戦闘で相手モンスターを破壊出来たら装備状態の『XAF』が出力されて追撃する事が出来ます。
再出力された『XAF』は素材が無いため、メインフェイズ2か『FAX』で『DKL』になることも出来ます。

『光天のマハー・ヴァイロ』

最後は『AX』を併用しないといけませんが、『XAF』をくっつけるだけで攻撃力3500になる『光天のマハー・ヴァイロ』です。

本来装備魔法を5枚くっ付けないと戦闘ダメージ倍加にはなりませんが、『AX』で『XAF』をくっ付けるだけで擬似的に再現できます。

問題はこのカード自体が少々出し難い部分がございますが…

最早見ない日はない

『マジシャンズ・ソウルズ』で『光天ヴァイロ』を墓地に送りつけ、『ソウルズ』をリンク素材などで墓地に送れば『ネクロの魔導書』の発動条件の50%は達成できます。

『ソウルズ』に関しても『星刻の魔術師』を出力すればそのままサーチができます。
ついでにランク4エクシーズが場に出力されるので『XAF』を出力する事が出来ます。

『ネクロ』で蘇生した『光天ヴァイロ』に『XAF』をくっ付けると攻撃力4500の戦闘ダメージ倍加、さらにバトルフェイズのモンスター効果封印のデカブツが生まれます。

これ以上書くと多分デッキになるので後は誰かが形にしてくれることを願います。

後書き

猛暑という名の酷暑を過ぎ去ったと思えば残暑という名の猛暑に襲われる夏だなって感じでしたね。
猛暑とコラショって似てませんか?赤いし。

こうも暑いと体調を崩すのは仕方ないとは言え、皆様方はどう過ごしましたか?
私は気狂い故にリモートデュエルをひたすらやっていました、つまり日常通りです。

オフ会に参加しようと金を溜め込んだ途端に車がぶっ壊れた上で買い替えイベントが発生して散々な目にあったりしてますが私は元気です、マジです。

いつになるか検討も付かないですが、またオフ会に参加出来たら嬉しいな☺️という気持ちを持って筆を置かせて頂きます。

ではではまたまた。
ちんちんぶらぶら。

何故コラショは力道山に殺されなければいけなかったのか

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