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遊戯王デッキ紹介『紅蓮の握』
最近は完璧なゲッターに日常を浸食され、高濃度の水木一郎成分を摂取する事になりました、らんどるです。
改めて惜しい方を亡くしてしまったな…という気持ちと、それ以上に生み出してくれた作品に感謝の気持ちで溢れかえります。
私の記事も誰かの助けになれば良いな1割、自己満足9割で書き上げてます。
そんな感じですがいつも通り進めていきましょう。
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デッキレシピ
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『転生炎獣ゼブロイドX』を活用した『軍貫』デッキです。
事の始まり
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永らく禁止牢に囚われていた『焔征竜-ブラスター』が帰還したのが事の始まりでした。
このカードは手札に存在する自身炎属性と一緒に墓地へ捨てるとフィールドのカードを一枚破壊できる効果と、ドラゴン族か炎属性モンスターを手札・墓地から除外する事で特殊召喚できる効果を持ち合わせています。
私はかつてこのカードを傷有り800円で購入し、『ラヴァル』デッキに除去札として搭載し、公認大会に赴いていた時期もありました。
そしていつしか『ブラスター』は禁止になり、『いつか復活する…!』と信じて実家のクローゼットに封印してました。放置してたとも言える。
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そして禁止から復活した彼を久々に使いたい、とぼんやり思ったのが事の始まりの一つでした。
度重なる炎属性強化
そして来たる12期、不遇という名の理不尽を受け続けていた炎属性に大幅強化が施されました。
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『火霊媒師ヒータ』は自身と炎属性を捨てる事により、捨てた炎属性より攻撃力の高いモンスターをサーチする事ができます。
汎用誘発である『灰流うらら』は攻撃力が0のためサーチはできませんが、それを差し引いてもサーチの幅はかなり広いカードであると認識しています。
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そして『ヒータ』がサーチできる範囲に『火天獣-キャンドル』が存在しています。
このカードはドロー以外で手札に加わると特殊召喚ができ、モンスターが墓地に送られる度にレベルの変動ができます。
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最近だと『転生炎獣の意志』で『転生炎獣ウルヴィー』を蘇生し、『ウルヴィー』の効果で墓地に存在する『キャンドル』を拾い上げる事でレベル8Sモンスターorランク4Xモンスターを召喚権を使わずに作られる事で有名になりました。
そして待望の炎属性のデュエリストパック、『爆炎のデュエリスト編』にて炎属性は一段と弾けました。
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色々追加された中で特に私が注目したのは『転生炎獣の炎軍』でした。
『墓地・除外に存在する炎属性3体を対象にし、2体をデッキに戻して1体を特殊召喚する効果』と、『元々の攻撃力が異なる炎属性の儀式、融合・S・X・Lモンスタが自分の場にいればフィールドのカードを破壊できる効果』の2つの性質を持ち合わせています。
このカードの登場により、私の中で燻っていた『あのカード』を使いたい欲が爆発しました。
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『転生炎獣ゼブロイドX』は自身を素材にX召喚したXモンスターの攻撃力が素材の数×300アップするというあまりに地味過ぎるパンプ効果を持っています。
ここ最近の炎属性強化によって、このカードのポテンシャルを最大限まで引き出せるのではないか?となりました。
なのでこのデッキは『かつて作っていたデッキのリメイク』になります、アンタリメイク多くない?????
大体の概要はこっちにも書いてありますが、構築は全く違うものになりました。
なのであくまで参考程度に読んでくださると嬉しいな☺️と思います。
『ゼブロイドX』の出力方法
先ずは第一に『ゼブロイドX』のリクルート方法についてですが、これは以前と変わらず『転生炎獣ミラージュスタリオ』によるデッキリクルートで解決します。
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以前はこの出力を獣族の『スケアクロー』達に頼りましたが、最終着地地点である『スケアクロー・トライヒハート』は相性が良い、とは決して言えませんでした。
なのでまずここを変えなければ行けないと思いました。
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そこで『ゴヨウ・ディフェンダー』を増殖させる事で『ミラージュスタリオ』を出力する事にしました。
『ディフェンダー』を3体出力した上で『ミラージュスタリオ』をX召喚すると、フィールドに『ディフェンダー』、『ミラージュスタリオ』、デッキから出てきた『転生炎獣』がフィールドに存在する事になります。
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Sモンスターである『ディフェンダー』とXモンスターである『ミラージュスタリオ』を墓地に送る事で『旧神ヌトス』を場に出力する事ができます。
さらに『ミラージュスタリオ』で出す『転生炎獣』をレベル4にする事でランク4Xを出力する事ができます。
ここ辺りは『ミソのデュエルのミソ』で『ミソ』さんが使っている『貪欲転生』を参考にさせて頂きました。
ニコニコ動画時代からのファンです。
そして前のデッキだと難点だった『初動の最終着地地点がデッキと噛み合わない』問題も、このカードの登場で解決しました。
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『BK キング・デンプシー』は特殊召喚に成功した場合、デッキからレベル4以下の炎属性・戦士族モンスターか『バーニングナックル』魔法・罠を手札に加えるか墓地に送る効果と、お互いのターンにフィールド上のX素材を取り除く事で、そのターン中『BK』モンスターに対象耐性を付与するトンデモモンスターです。
このモンスターをリクルートしてきた『ゼブロイドX』と『ヌトス』を混ぜて出力事によって『ゼブロイドX』によって攻撃力2900(素材が抜けたら攻撃力2600)となり、『デンプシー』で相手ターンに『ヌトス』を射出する事により1枚除去、さらに対象耐性持ちの最終着地地点としては良い感じのモンスターになります。
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さらに『デンプシー』のサーチ枠に『焔聖騎士-ローラン』を持ってくることによりさらに『デンプシー』の打点を上げられるため、攻撃力3400までなら相手を殴りつけることが出来ます。
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『ローラン』が墓地に送られたとしてもエンドフェイズに『ストイック・チャレンジ』をサーチすることによってさらなる圧を掛けられます。
『ゴヨウ・ディフェンダー』の出力方法
では肝心の『ディフェンダー』をどう出力するか?
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『ライティ・ドライバー』から『レフティ・ドライバー』を出力する事で『ディフェンダー』を出力します。
では何故数ある3シンクロの選択肢の中から『ライティ』初動を選択したのか?
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『おろかな副葬』で落とせるカード群に『機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト-』が存在しており、自身を除外して手札コストを支払うことにより『ライティ』のサーチが可能になります。
また、『クロック・ワーク・ナイト』が適用下だと自分モンスターの攻守が500上がり、相手モンスターの攻守が500下がる為、モンスターの戦闘除去ラインが下がります。
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また、『クロック・ワーク・ナイト』のサーチ範囲内には『レボリューション・シンクロン』が存在しています。
『パワー・ツール』Sモンスターか7・8ドラゴン族Sモンスターをシンクロ召喚する際に手札から素材になり、さらにレベル7以上のSモンスターがフィールドに居ればレベル1となり自己蘇生が出来る化け物カードです。
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このデッキでは『レボリューション』と炎属性で『ラヴァルバル・サラマンダー』を場に出力できます。
S召喚に成功した場合、デッキから2枚ドローした上で炎属性を含むカード2枚を墓地に送れます。
このドローで『軍貫』カードや『遺志』と言ったメインパーツを引き込みに行きます。
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そしてレベル1となった『レボリューション』と『サラマンダー』で『転生炎獣バースト・グリフォン』をS召喚できます。
このカードは起動効果で、レベル7以下の炎属性モンスターを蘇生して、蘇生した分だけ自身のレベルを下げます。
『遺志』が維持できれば、毎ターン炎属性のランク4Xモンスターを場に供給し続けられるトンデモカードです。
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また、2枚目以降の『ライティ』と『レフティ』で『古神クトグア』を予め出力しておけば『グリフォン』と合わせて毎ターン1ドローをし続ける事も可能です。
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以前のデッキでは入らなかった『黒白の波動』も、このデッキでは発動機会が多く、除去の幅が広くなりました。
『エクシーズ・インポート』、『黒白の波動』、『転生炎獣の炎軍』の3種類の除去がその時々に応じての打ち分けが可能になりました。
立ち回り方
では具体的にこのデッキをどう回していくか?にフォーカスを当てていきます。
基本的に1〜2ターン目は『ライティ』初動から『ディフェンダー』を並べて、最終的に『ヌトス』と『ゼブロイドX』で握られた『デンプシー』を場に出します。
この時に『クロック・ワーク・ナイト』を貼れたら『デンプシー』はサーチした『ローラン』合わせて4400打点とまでなら相打ちに取りに行けます、化け物かな?
『軍貫』はその性質の関係上2枚初動(1枚は『しゃりの軍貫』)になる為、基本的には引いたカードで組み合わせていく形になります。
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特に『赤しゃりの軍貫』は手札の『しゃりの軍貫』を見せると好きな『軍貫』Xモンスターになれる為、なるべく早く引き込みたいカードです。
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『しゃり』に関しては『魔鍵憑霊-ウェパルトゥ』でいつでもアクセスできる為、『赤しゃり』を素早く引き込めるかが勝負になります。
『ウェパルトゥ』を出すタイミングで『クトグア』を絡ませられたらさらに加速できます。
中盤以降は『サラマンダー』経由の『グリフォン』を出して、相手の場を切り崩していきます。
粗方展開した後に『火霊媒師ヒータ』で『赤しゃり』以外の『軍貫』をサーチすれば縛りもある程度無視できます。
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最終的には『いくらの軍貫』と『ゼブロイドX』で『弩級軍貫-いくら型一番艦』を場に出力することを狙います。
『ゼブロイドX』の効果で攻撃力が2800まで上昇し、『いくら』を素材にしている為バトルフェイズで2回攻撃を仕掛けられます。
この『いくら型一番艦』に『ローラン』経由でサーチした『ストイック・チャレンジ』を装備する事により攻撃力4000・2回攻撃の『いくら型一番艦』が爆誕します。
『いくら型一番艦』の②の効果が使えなくなりますが、相手を吹き飛ばせれば関係ありません。
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また『ストイック・チャレンジ』によるパンプ以外に『No.58 炎圧鬼バーナー・バイサー』も搭載してあります。
このモンスターを上記の『いくら型一番艦』に装備してあげると、攻撃力2800・2回直接攻撃・1000バーン・1枚除去のおまけ付き『いくら型一番艦』が爆誕します。
『軍貫』は性質上手札が溜まりやすいテーマでもある為、それをバーンダメージに切り替えができるのは素直にありがたいです。
予め『バーナー・バイザー』を出しておいて、相手ターンに『炎軍』を発動して場に再出力しておけば『炎軍』の誓約を無視する事もできます。
基本的にやる事が『打点を上げる』、『相手のカードを除去する』の2種類しか無いので物凄いストレスフリーなデッキになりました。
前のデッキはこねくり回し過ぎた衒いがあった為、シンプルに収まったなぁと自分でも思います。
その他採用カード
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メインデッキ
『しらうおの軍貫』
『うにの軍貫』
『赤しゃり』の出力先として採用。
『しらうお』は基本的に『きまぐれ軍貫握り』をサーチする用として割り切ってます。
『うに』は手札に『しゃり』『赤しゃり』以外の『軍貫』が居ても場合、『ウェパルトゥ』を経由する事により『赤しゃり』と『しゃり』のセットを用意できます。
『エクシーズ・インポート』
前回に引き続き続投。
破壊を介さない除去+擬似的な打点上昇が弱いわけがない。
『クロック・ワーク・ナイト』のおかげで捕食できる対象の幅が広がったのも◎
『貪欲な壺』
墓地が圧倒的速度で溜まる+『軍貫』Xモンスター達の弾切れを防ぐために採用。
ドローで3種類の除去が引けたら美味しい感じがします。
『きまぐれ軍貫握り』
ランダムではあるけど確実に『軍貫』モンスターをサーチできる為フル採用。
墓地除外でネタを使い回せるのも便利ですよね。
食品衛生法的にどうなの?
EXデッキ
『空母軍貫-しらうお型特務艦』
『赤しゃり』の出力先として採用。
フィールド魔法があれば打点上昇+効果破壊耐性を付与できますが優先して出さないので基本的には『きまぐれ』を持ってくる為だけに使います。
『超弩級軍貫-うに型二番艦』
『赤しゃり』の出力先として採用。
このデッキで唯一と言っても良いレベルでの無効効果持ちです。
大体は『いくら型一番艦』で決めきれなかった時に『赤しゃり』から展開して押し込みダメージ役としての側面が強いです。
『No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ』
キンキンに冷えたお冷です。
『クロック・ワーク・ナイト』適用下だと攻撃表示モンスターをフリーチェーンで割れてドローもできるので相性が悪いわけがない。
デッキ名由来
営業していた『異世壊寿肆屋』はなんと大正時代にタイムスリップし、結果的に鬼狩りをする羽目になりました。
これからは『紅蓮の握』として週刊少年誌に連載される予定なのでよろしくお願いします。
それはそうと類似作品である『鬼滅の刃』のアニメ、『刀鍛冶の里編』に突入しましたね。
一応原作コミックスは全部読破しましたが、やはり動きがつくとさらに作品にメリハリがついて良いですよね。
嗚呼〜『忍者と極道』もうっかりハリウッド映画化しねぇかな〜!!!!
…えっ?無理だと?????
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後書き
最近は特に顕著ですが、『とりあえず』でデッキを作る癖があります。
同時に何個も並列して組み上げる為、デッキ自体の練度が低くなっているのでは?と危惧する自分が居ます。
『悩みの種』でもなく『困ってる』わけでは無いのですが、手癖になりつつはあるなと思います。
なのでここに上がるデッキレシピは何戦か対戦した上でとりあえずの『納得』が出来たものを上げています。
もしかしたら若干の不純物がそこには入り混じっているかもしれませんが、それも味だと思って諦めて下さい。
諦めとは否定の先にある言葉ではなく、自分自身を受け入れるためにあると考えてます。
というわけで今日はここまで。
次は上半期まとめ記事でも書き連ねようと思います。
ではでは🖐️
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