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遊戯王デッキ紹介『閉錠《デッドボルト》』

初めましてネタが尽きたら次は何をネタにするか?
それは挨拶バトルです🤝🫡
というわけでまず一言挨拶を交わしましょう。



初めまして!!!!!!!!!!


良い挨拶は良い関係を生み出します。
皆様も積極的に挨拶バトルを仕掛けましょう。


この記事を読まれてる皆様、EXPAオフお疲れ様でした(クールダウン)
ちなみにこの記事はEXPAオフ前に書いています。
つまりこれは過去から未来に送る、貴方達のメッセージです。

デッキレシピ

『ペンデュラム・ディメンション』を使用した『魔鍵』デッキです。

事の始まり

事の発端は遊戯王neuronで色んなデッキを眺めていた時でした。
とあるデッキに採用されたカードに目が止まりました。

『エクシーズ・リバイブ・スプラッシュ』は墓地のランク4以下のエクシーズモンスターを蘇生する効果と、墓地効果で自分フィールドの水属性エクシーズモンスターをランクアップさせる効果があります。




ここで注目したのは②の効果、水属性エクシーズモンスターをランクアップさせる効果。
この効果を使おうと思ったのが始まりでした。

デッキコンセプト

まず『リバイブ・スプラッシュ』に対応している『水属性エクシーズモンスター』を調べました。

その中で『そういや最近そんな奴が出たな…』と言うやつに目をつけました。

『液状巨人ダイダラタント』は『プロモーションパック2023』で登場したモンスターで、エクシーズモンスターとペンデュラムモンスターの両方の性質を持ち、『リバイブ・スプラッシュ』のランクアップに対応する唯一のモンスターです。

つまり『ダイダラタント』を素材にランクアップをすると、『ペンデュラム・ディメンション』のエクシーズ効果を誘発させることができます。

ではここで2つの問題が出てきます。
①『リバイブ・スプラッシュ』で出すランク5の水属性エクシーズモンスターを誰にするか
②『ペンデュラム・ディメンション』で持ってくるレベル5以下のチューナーを誰にするか

まず②の効果で出力するモンスターを『ヴァリアント・シャーク・ランサー』にしました。
シンプルに強いのもありますが、『ペンデュラム・ディメンション』でサーチするモンスターに強く関係しています。

『大魔鍵-マフテアル』は召喚に成功した時、レベル4以下の墓地の通常モンスターか『魔鍵』を蘇生する事ができます。
このモンスター自体は『魔鍵』カテゴリの素材にしかなれませんが…

都合良く『水属性エクシーズ』かつ『魔鍵』である『魔鍵憑霊-ウェパルトゥ』に繋がる為、『シャーク・ランサー』の効果がフリーチェーンになります。

勿論このギミックは『あったら便利』なレベルで『勝負が付くほどの決定力』はありません。

しかし『魔鍵』というテーマは『融合・儀式・シンクロ・エクシーズ』を内包しており、『ディメンション』の効果を誘発させられる可能性があります。
そのため、ある程度の展開力でアドバンテージを増やすことが可能になります。

つまり最終的にこのデッキは『通常ペンデュラムモンスター』を素材に『ディメンション』を誘発させる『魔鍵』デッキとなりました。

通常Pモンスターの選定

となるとここで必要になるのは『通常ペンデュラムモンスター』の存在です。

『通常ペンデュラムモンスター』を使おうと思った時、前から使いたかったカードもついでに使ってみようと考えました。

『武神-ヒルコ』は『武神』エクシーズモンスターをカード名が異なる『武神』エクシーズモンスターにチェンジできる効果があります。
このモンスター自体は『通常モンスター』の為、『ウェパルトゥ』でサーチが効きます。

そして『武神帝-カグツチ』は『レベル4獣戦士族×2』で出力可能な『武神』モンスターであり、『武神帝-スサノオ』にチェンジが可能になります。

『カグツチ』は『武神』の中でも『アマテラス』に次いで打点が高く、さらに破壊置換持ちの為かなり場持ちが良い存在になります。
さらに墓地肥やし効果も『マフテアル』の蘇生対象を用意する意味でも重要な存在になります。

そして『カグツチ』に繋げるモンスターとして『ドラコニア獣竜騎兵』を採用しました。
『レスキューラビット』1枚から『カグツチ』にもなれる存在な為、重宝しています。
一応『ドラコニア』AをPスケールに貼って、P効果でサーチをした後にP召喚をする事で出力も可能になります。
あまり現実的では無いのでここ辺りは『行けそうなタイミングで仕掛ける』枠になります。

他にも『ライブラの魔法秤』は『ディメンション』でサーチ可能な『通常モンスター』で『ペンデュラムモンスター』で『チューナー』です。
あと地味にスケールが5の為、P召喚する際に使えたりと小回りが効きやすい存在です。

超重武者ギミック

このデッキは後述しますが初動を『斬機サーキュラー』による『斬機』初動を主軸にします。
その為にこのデッキは『レベル4モンスター×2』の状況さえ組めてしまえば初動としての動きは充分です。

しかし『通常モンスター』を主軸にする関係上、そのレベル4を2体並べるのも中々に難しいです。
『斬機』初動のためにわざわざ『通常モンスター』に対して召喚権を割きたくは無いです。

そこで『超重神童ワカ-U4』を始めとする『超重武者』ギミックを極小数採用しました。
『ワカU4』一枚でランク4orレベル8シンクロに繋がる為、これを『斬機』初動に絡めます。
また『ワカU4』は『Pモンスター』でかつ『チューナー』の為、『ディメンション』でサーチorリクルートする対象に選べます。

しかしメインデッキはそこそこ大量に魔法・罠を含んでいる為、後引きした『ワカU4』が腐る可能性が出てきました。

勿論魔法・罠を含んでいる時の『超重武者』の相棒である『妖精伝姫-シラユキ』を搭載しております。
ある程度墓地に魔法・罠を溜まっていてもそれを弾にして飛んできます。

そして『シラユキ』は、『ディメンション』適用下で『魔鍵-マフテア』を発動し、『魔鍵召獣-アンジャラボラス』を出す事で、同レベル体の『シラユキ』をリクルートすることができます。

『超重僧兵ビッグベン-K』や『超重武者装留ガイア・ブースター』素引き問題も『魔鍵施解』である程度ケアが可能になります。

『ペンデュラム・ディメンション』のアクセス方法

ではこのデッキの根幹を成しているパーツ、『ペンデュラム・ディメンション』をどうアクセスしていくか?

まず『ペンデュラム』名称を持つ為、『デュエリスト・アドベント』でアクセスが可能になります。
しかし『ディメンション』は永続罠の為、1ターンのインターバルが必要になります。
現代遊戯王の『1ターン』は充分死に繋がる1ターンでもあります。
さらに罠カードの為、発動される前に破壊されたら元も子もありません。

罠を使うテーマなので、皆大好き『天獄の王』が守ってくれます。
勿論このカード自体でも『ディメンション』を引っ張ってくることも可能です。
ではこの『天獄の王』はどうアクセスするのか?

これも皆大好き『斬機サーキュラー』による『斬機』初動を絡めて『御影志士』を出す事によって『天獄の王』にアクセスします。

この時に『斬機ダイア』を絡めてあげると1妨害構えられるので、程よく相手ターンをいなす事が可能になります。
いやほんと便利だよねこの初動。

この初動で『レベル4モンスター』と『好きな魔法・罠』をそれぞれアクセスすることも出来ます。

『レベル4モンスター』の枠を『魔鍵銃-バトスバスター』を、『好きな魔法・罠』で『高等儀式術』に触ることで、次ターン以降から『魔鍵』の動きにシフトすることが可能です。

…え?『ペンデュラム・ディメンション』はどうしたって?

『ペンデュラム・ディメンション』について

ではここで衝撃の新事実を教えましょう。
このデッキにおける『ペンデュラム・ディメンション』は…


ただの『上振れを誘発させるだけのカード』に過ぎません。

『いやいや何を言ってるんだ』と。
『アドベントまで採用しておいてそれは嘘だろ』と。
『頭湧いてんのか遊戯王ジャンキーがよ』と。

そう思われても仕方がありません。

しかし『ディメンション』はあくまで『ペンデュラムモンスター』を素材にした『融合・シンクロ・エクシーズモンスター』を出したら、それに対応した効果を誘発させるだけです。

当たり前ですけど『ディメンション』単体だと何も機能しません。
『ディメンション』はどこまで行っても『上振れを誘発させるカード』止まりです。

なので『斬機』初動で『魔鍵』に繋がる動きをし、『超重武者』ギミックで上振れの展開に繋げておく必要があります。

あくまで『ディメンション』は上振れを誘発させるカードに留めておき、基本は『魔鍵』をベースに戦うくらいが一番丁度良いのだと私は考えています。

メンヘラとの付き合い方と似たような話ですね。
一体何の話?

その他採用枠

『レスキューラビット』
初動枠の1つとして採用。
中盤以降でも『獣竜騎兵』が2体デッキ内に残っていれば『ヒルコ』と合わせて『スサノオ』になれます。

『武神器-ムラクモ』
『武神』で打てる除去札として採用。
後述する『PSYフレームロード・Ω』で一応使い回し可能です。

『融合』
『ディメンション』のサーチ枠として採用。
素引きしても『ガーディアン・キマイラ』を視野に入れられます。

『斬機方程式』
『サーキュラー』+『レベル4』で『ダランベルシアン』を組んだ際にサーチ枠として採用。

『超自然警戒区域』
『マフテアル』で通常モンスターを釣り上げた際に一枚除去が飛ばせるため採用。
このデッキの苦手分野である相手の魔法&罠も割れて、破壊されても通常モンスターを展開できるのが嬉しい

『ペンデュラム・エクシーズ』
『ディメンション』以外の『アドベント』でのサーチ枠として採用。
一応『ワカU4』と『ベンK』が揃った時に打てばそのままランク4に繋がります。

『繋がれし魔鍵』
『魔鍵錠-解-』
『魔鍵変鬼-トランスフルミネ』でのサーチ対象として採用。

『ダブル・フッキング』
手札コストが必要になるが、代わりに2体蘇生できる『リビングデットの呼び声』として採用。
このデッキで比較的簡単に落ちる『獣竜騎兵』を蘇生させて『カグツチ』に繋げます。

『魔鍵変鬼-トランスフルミネ』
このデッキにおけるアタッカー&妨害役として採用。
打点が2800しか無いのが愛嬌ありますよね。
せめて3000になってくれ。

『PSYフレームロード・Ω』
『魔王龍ベエルゼ』
汎用シンクロ枠として採用。
前者はリソース回復役&墓地の魔法罠枚数を調整するのに採用。
後者はこのデッキにおける打点不足ケア要員として採用。

『超重天神マスラ-O』
フィニッシャー用として採用…したは良いが未だに『炎斬機ファイナルシグマ』か『赫聖の妖騎士』かで永遠に迷ってます。
とりあえず現状はΩと合わせてリソース回復&場持ちの良い打点役として採用。
ある意味ここは気分で切り替えれる枠かも知れません。

『魔鍵召竜-アンドラビムス』
『魔鍵』における全体除去役として採用。
風属性以外の相手ならある程度の盤面整理ができます。
破壊した際に発動するのが地味ドローでも結構嬉しいです。

『ガーディアン・キマイラ』
サーチした『融合』の出力先として採用。
ちゃんと墓地に『融合』がある状態になるので対象耐性を得た状態で出力されます。

デッキ名由来

Twitterに上げていた頃は『ルフの導き』となっていましたが、今は『閉錠』と書いて『デッドボルト』と読むようにしてます。

『デッドボルト』は日本語で言うと『カンヌキ』になります。
鍵のかかった世界を巡る物語であろう『魔鍵』というテーマの逆をいきました。
また『閉錠』は『平常』とかけてます。
『魔鍵』でありながら『魔鍵』っぽさを消したネーミングにしました。

それとは別に『僕のヒーローアカデミア』に登場するヒーロー『ロックロック』の必殺技である『施錠(デッドボルト)』からも取ってます。
ヒロアカに出てくるヒーローの中でトップクラスに好きです。
悪態付くけど実は愛妻家ってのが良いですよね。

後書き

EXPAオフ、楽しかったですね。(未来視)
今回のオフできっちり回し切れたデッキ、回せなかったデッキもありました。(予言)
このデッキはどちらかと言うと回し切れたデッキになると思います。(希望的観測)

このデッキはAAオフから帰った時にすぐに作ったデッキで『練りがまだまだな部分があるな〜』とは思いつつも、やりたい事を通せるデッキになりました。

というわけで今回はここまで。
…え?まだEXPAオフは始まってないって?


フフフ…




いや〜!EXPAオフ、楽しみです!


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