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事業承継の後継者支援に特化する理由

Rand.は、メインメンバー(峯尾・藁科)も協力メンバーも全員が本業を別で持っています。そのため、Rand.は大きな収益をあげることよりも、後継者支援の輪を広げることができたら、という目的で設立されました。
(あえて株式会社という形式を取ったのは、ボランティアのような形式ではなく、「仕事」として動くことで後継者が本気になり、また優秀な協力メンバーを巻き込みやすくするためです)

では、なぜ事業承継の後継者支援なのか。それは、中小・零細企業が持続していくこと、そして未来に向けて進歩していくことがとても重要と考えているからです。
地域の経済は中小・零細企業が支えています。会社は法人ですが、中身は人で構成されています。当然、人は歳をとっていくし、いずれは寿命を迎えます。しかし、法人は、人がバトンを繋いでいくことで、数百年だって生き続けることができる。ただ、法人が箱として生き残るだけではなく、人の営みがあることが重要です。人の地方によって法人が持続してこそ、その地域の活力の源になるのです。
Rand.はその営みを存続させられるよう、後継者が自社についての解像度をあげ、前進できるように支援していきたいと考えています。

また、もう一つの理由としては、実体験があります。実体験については、Rand.を立ち上げた理由(共同代表 藁科編)に書かせていただきましたが、自分自身も家業との関わり・事業の承継をする際には、周りの支援がなければカタチに出来なかっただろうし、メンタル面でもとても支えになりました。(現在も周りの仲間に支えてもらっていますが...笑)
承継する事業が家業の場合は、事業を承継して次の軌道に乗せるという難しさと、親だからこそのやりにくさがあります。人数も少ない中小企業では、頼れる人が社内にはいないということも珍しくはないかと思います。
やはり、そういう時に、様々な課題に対して頼れる専門家がいる、同じ目線で話をしてくれる仲間がいる、ということはとても大きな推進力になるし、気力にもなります。

Rand.は、そういった存在になることを目指して、事業承継の後継者支援に特化していきたいと考えています。

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