2023年にRand.が目指すこと
こんにちは、Rand.の共同代表 峯尾喜一(みねお きいち)です。
自らが事業承継経験者である藁科と共に、事業承継の後継者支援サービス Rand.の共同代表を務めています。
今回は、2022年8月に設立したRand.が2023年に目指すことについて書かせていただきます。
体制を築き上げた2022年
Rand.は、事業承継における後継者支援を行う専門家集団です。「事業承継を、かがやく舞台にする」というミッションを掲げ、事業承継で経営革新を加速するためのコミュニティをつくることを通じて、事業承継における新規事業やグロースアップの実現を支援します。
法人格を作った設立初年度の2022年。主に注力したのは、共に後継者支援を行うことができる仲間探しでした。確かなスキルと情熱を併せ持ち、Rand.が掲げるミッションに深く共感するパートナーが集まりました。皆は「Rand.メンバー」として、今後力を貸してくれる心強い仲間です。サービスメニューの検討と併せ、これを提供するための体制を整えました。
また、静岡県事業承継・引継ぎ支援センター様や静岡市産学交流センター様など、地域の支援機関のキーパーソンに働きかけ、中長期的な協力関係の構築に向け話し合いを重ねてきました。
法人格を作り、専門家との独自のネットワークを構築し、地域支援機関との連携強化を行ったこと。つまり、後継者支援のサービス提供体制を築き上げたことが、2022年に行った主な活動です。
2023年にやりたいこと
2023年は「後継(候補)者との接点作り」に注力します。個別契約で具体的な計画作成支援を行うことはもちろんのこと、勉強会やセミナー活動を通じて、後継(候補)者とRand.との関係性を築いていきたいと考えています。当事者である後継(候補)者に、まずは「こんな場所がある」ということを広く知ってもらうこと。これが、2023年にRand.が目指すことです。
勉強会やセミナーは以下のようなテーマを予定しています。
経営者として知っておきたいスキルや知識を習得する回
事業承継経験者からマインドセットの持ち方を学ぶ回
事業承継経験者の経験談を聞く回
など、後継(候補)者に興味を持っていただけそうなテーマを考え、有意義な集まりにしていこうと考えています。また、webサイトや限定公開SNSグループを通じ、情報発信にも力を入れていきたいと考えています。
Rand.が株式会社としてビジネスを展開していくことを考えた時、最重要ミッションは、具体的な個別契約で後継(候補)者支援サービスを手掛け、満足度の高い成果を上げることだと思います。しかし、そればかりを追い求めるのではなく、並行して、Rand.の存在やサービス内容を伝え認知度を上げていく必要があると考えています。
Rand.が目指すのは事業承継にもっとポジティブな世の中を作ること。事業承継は数年がかりで行う長丁場のプロジェクトですが、私たちのミッションはさらに長期的な取り組みです。だからこそ、立ち上げ間もない今から中長期的な視点を大切にしていきたい。広報活動にきちんと注力することで、事業承継を輝く舞台にするための裾野を広げていく必要があると考えています。
今の世の中には、後継(候補)者に寄り添った支援者や、想いや悩みを共有できる場が少ないと感じています。特別な支援者がいる。想いや悩みを共有できる。未来の地域を担う後継(候補)者の皆さまにとって、Rand.がそんな存在であってくれたら大変嬉しく思います。
それを目指し、2023年は皆さまにRand.の存在意義を定めて頂けるよう、場の創造と周知活動を精力的に行って参ります。
以上が、2023年にRand.が目指すことです。
皆さまと共に事業承継を進め、地域の魅力を向上させる一助になれば幸いです。