こどくとあしとあしたとあたし

こどくのあしとあしたとあたし

うまらない
うまらない
うまらない
さみしさが

だれといても
なにをしても
うまらない
うまらない
うまらない
さみしさが

あっとうてきで
てっていてきな
さみしさが
うまらない

ひとりでうまれてきたいじょう
だれかととけあうことなんて
のぞむらくもないけれど
このさみしさにたえるぐらいなら
だれかのなかでとけてなくなりたい

ここにいるよ
ここにいるよ
ここにいるよ
わかってるよ
わかってるよ
わかってるよ

だけどね
そういうことじゃないんだ
だけどね
そういうことじゃないんだ

だからやっぱり
ひとりになる
だからやっぱり
ひとりになる

ひとといるとね
ふかくにもよりふかく
どこまでもそこなしの
さみしさのぬまにはまるから

アディクションのはんたいは
コネクションだとだれかにきいた

どうやったって
うまるはずのないこどくを
うめてくれるような
コネクションはないよ
そんなものにキタイすると
きっとかならずいたいめみるよ

ぽっかりとあいたあな
それはだれかやなにかで
うめるためのあなじゃない

ぽっかりとあいたあな
それはあたしのいのちのでいりぐち

まどのそとでは
だれもいやしないのに
センサーライトがひとばんじゅう
ついたりきえたりしている

だれもいやしないのに

うまらない
うまらない
うまらない
さみしさが

うまらない
うまらない
うまらない
こどくが

あーあ
みんなすごいね
こんなものと
じょうずにつきあっていくんだもの

ながいこと
うすーくふたをしてたのに
またあいちゃったな
こどくのとびらが

もちろんうすうすきづいてる
だれともつながれないことも
なんにもうれしくないことも

だけどね
うちはしんでもあきらめない
きっといつかとおいどこかで
あたしをまってるひとがいる
りょうてをめいっぱいひろげて
あたしをだきしめるしゅんかんを
いまかいまかとまってるだれかが

そのひとのなかにあたしのぜんぶをとかして
ヒトカケラのあたしもなきものにできたとき
あたしはきっとえいえんのあんどをおぼえる

そのときがくるまで
あたしはうめない

このこどくを
このさみしさを
あたしじしんがそばにいて
だいじょうぶだいじょうぶだからと
なにがなんでもいってやる 

いいつづけてやるんだ

そうしていきるチカラをくれる
まだまだまだよとチカラをくれる

うまらない
うまらない
うまらない
さみしさが

うまらない
うまらない
うまらない
こどくが

うまってなんかやるものか
さみしさやらこどくやらに
うまってなんかやるものか
せけんのうすっぺらいなぐさみに

くさらず
うまらず
あきらめず

あたしはあたしのみちをゆく
みちなきみちのみちを
あたしはあたしのあしでゆく
あたしはあしたをあしでゆく

#note

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