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金玉の奏でる音楽

俺はパンクやロックンロールが好きだし、それを自称して貫き通してるバンドには心底敬意を払っている。

でも乱痴気外はそういうバンドじゃないのね。がっかりされるかもしれないけど。

俺はどんどん新しいことやっていきたいし、可能性を狭めるようなことはしたくない。天邪鬼な性格だから求められることからどんどん外れたくもなっていく。褒めてもらえるのは嬉しいけど、そういうジレンマを抱えています。勿論ロックンロールやパンク的側面のある曲もあるし、聴く人がどう捉えるかは勝手だからそこには干渉しないけど。

これは音楽性の話な。アティチュードとか思想の面では勿論影響受けてると思うからそこは否定はできない。
あと、俺の作詞作曲能力やメンバーの技術的に俺が理想とするものを100%で具現化するのはまず難しいし、そこへ向かって突き詰めていくのがバンドの人生だと思うんだけど、理想と現実のギャップを埋める為に、ライブではああいう動きをするんだと思う。それを人はパンクやロックンロールと捉えるのかもしれない。ネガティブに捉えたら。
ポジティブに捉えたら、空間に流れている音以上の概念的な音楽を、肉体を介して共有することができる喜びがたまらないです。

そんなこともあってSNSのプロフィールには「バンド」という形態の説明しか書いてない。

まあ、乱痴気外は現在制作中のアルバムと5月末のライブ以降は変化せざるを得ない状況なので、どうなっていくか不安ではあるけど、同時にワクワクもしているよ。
新しいベーシストが入ってどう化けるか、俺がベースボーカルを頑張ってやるか、もしくはベースレスツインギターでJSBXみたいなスカスカなガレージロックに舵を切るか、サンプラーを用いてNO WAVEのような鋭いバンドになっていくか…etc

どうなってもその場その場で面白い表現をやっていきますよ。足は絶対今止めないから。

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