綾瀬川溺死前

これを読んでいる人たちの多くは、乱痴気外のことを綾瀬川溺死寸前で知った人であろう。
それもそのはず、それ以前に我々は僅か2回しかライブをやっていない。
だから今回はその2回のライブを振り返ってみようと思う。自分でももう忘れてることは沢山あるだろうけど覚えている限りで記してみる。

2023/10/8 busy@下北沢daisybar

乱痴気外の結成は2023年の6月で、7月にメンバーが固まった。ライブに出る為に様々なライブハウスにブッキング依頼のメールを送り、返信が来た中から予定が合うところを選んだ結果、初舞台は10月の下北沢daisybarとなった。
曲は俺が九谷エリというソロ名義でサンクラに載せている中から選出した。そもそもバンドでやりたい曲はそこにたくさんあったのだが、バンドができない期間が長くなってしまい、とりあえずこいつらを成仏させなければというテンションだったと思う。
In The Townは九谷エリver.だとシンセポップ風の打ち込み主体な曲だったので、バンド用にアレンジを変えた。中期ルースターズを意識したギターアレンジを根岸君に聴かせたら、やたらタム回しの多いものが提出された。彼はあぶらだこを意識したというが、四つ打ちのバスドラと合わせるとサンバのような雰囲気になってしまった。これはこれで面白かったのだが、あまりにバンドの色に合わなかったので2回目以降は現在のアレンジになった(今のアレンジにしたところで乱痴気外の中では特殊な曲であることに変わりはない)。だからこのバージョンを知っている人はほとんどいないだろう。
ライブ当日、俺は洋服の並木で仕立てたモッズスーツとショッキングピンクのフリルシャツのコーデでステージに立った。動きづらすぎて後悔。
登場SEは大江慎也が歌うstand by me。自分たちのジャンルとは違うものが良くて、ボロボロでヘロヘロな雰囲気が合ってるかなと思い、CD棚の中から選んだ。終演後にライブハウスの方に、大江慎也のソロ流すやつなんかいねーよと笑われた。
肝心のライブの内容だが、「まだバンドとして固まってないのに小さくまとまってる」感じがして正直手応え的には今ひとつかな。
ライブ後、松本さんと戦士恥部というバンドを組んでいる、のぎへっぺんさん(オモコロライター)が記事を書いてくれて嬉しかったです。
https://rust-chome.hatenadiary.jp/entry/2023/10/09/112300

セトリ
1.喉ボコロック
2.愚鈍
3.In The Town(alternative version)
4.撤収作業
5.牧歌

2024/1/21 edge@下北沢daisybar

再びdaisybarからお誘いがあったのでお受けしました。
前回の反省を踏まえIn The Townを再びアレンジ。何をモチーフにしたかは…また言います。
前回曲数が足らなかったので、安全圏から愛を込めて、を乱痴気外の曲として初めて書き下ろした。喉ボコロックが我々にとって手応えのある曲だったのでそれに近い路線、且つライブの一曲目に相応しいものになるよう意識して作った。
撤収作業も少しアレンジを変えた。前回は静かな感じだったが今回は裸のラリーズを意識した轟音サイケフォークアレンジ。それでもやっぱりしっくりこなかったのでこれ以降やってない。弾き語りをやる機会があるならまたやると思う。好きな曲だし。
SE用のCDを忘れたので明点板付で始めたけどそれはそれでよかった。
この企画で九蓮宝燈と出会った。一つ前の出番の彼らに負けぬよう、思いっきりやった。かましてやれたので綾瀬川に繋がった。

セトリ
1.安全圏から愛を込めて
2.喉ボコロック
3.愚鈍
4.In The Town
5.撤収作業
6.牧歌

そんな感じ。この前の綾瀬川溺死寸前は一番最初のnoteに長々書いてるからそっち読んでね。
次もまたdaisybarで5月25日にやります。3回目にしてトリ前をやらせてもらえる。ありがたい。
その次は7月にもライブが決まってます。daisybarじゃなくてちょっと遠いところだけどまた情報解禁したら言うのでチェックしてくださいね。

おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?