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自練ジレンジ
約1年通った自動車学校生活にひと通り目処がつきました。
というのも前に勤めていた会社が事業売却もしくは解散の方針となり、路頭に迷った私は履歴書の資格欄を強化すべく自動車学校に通ったのがそもそものキッカケです。
そいで、中型自動車→大型自動車と通っていく内に「私は運転が好きなタイプなんだ」ということがボンヤリと分かったのです。
今までは運転の好き嫌いを意識することがありませんでした。
ただゴールド免許の利便性は理解しているので、それを維持するために日頃から安全運転は心がけています。(ゴールドは3回目の更新です)
運転の楽しさが分かったところで職業訓練校の存在を知り、バックホウ(ショベル)・クレーン・フォークリフトといった重機の操作整備が学べる課に在籍することになりました。
前職も土木関係だったので重機自体は見慣れている存在でしたが、実際に操作してみると当たり前に見ていたオペさん達の技術力がどれだけ凄かったかということに気付かされます。
世の中って八百万の神ならぬ数十億のプロフェッショナル達によって成り立ってるんだと痛感。世界がいくらか煌びやかになりました。
大型自動車免許を取ってから少し間が空き、いよいよメインディッシュである牽引免許に通いました。
あまりピンとこないであろう牽引免許ですが、海上コンテナなどの長尺貨物を運ぶのはトレーラーの役割になります。
ただでさえ長くて大変なのに、バックの操作が他の自動車とは全くといっていい程異なります。
これが私の右脳をくすぐるのです。
論より証拠ということでバックの方法については映像でご覧ください。
元々、トレーラードライバーに憧れていた私はバックの原理については知っていたので、比較的飲み込みが早かったかもしれません。
スムーズに取得することができました。
ただ、どのような資格でもキャリアは現場に出てからスタートなので、自練のアレコレに一喜一憂しておれません。
と、ここまでは履歴書の資格欄を強化する為に通っていたハナシ。
少し予算に余裕があったので通勤通学用にとバイクの免許を追加取得することにしました。
原付二種といわれる125ccの小型限定普通二輪免許であれば時間・費用の負担なく取得できるので、ソレでいいかなと思ってたのですが周りのバイク乗り達に相談したところ、全員が全員、普通自動二輪免許(いわゆる中免)を強く勧めてきました。
小型限定普通二輪免許の上位免許だし、長いものに巻かれるタチの私は普通自動二輪免許の教習を受けることにしたのですが、コレが本当に楽しかった。
37年生きてきて、まさかバイクにここまで心動かされるとは自分でも思っておらず、気がつけば一気に取得まで行きつくことが出来ました!
歳関係なく、人生は発見する喜びに溢れています。この気持ちを持ち続けていれば、いつまでも若々しく過ごしていけると思う。
免許を埋めるためには、あと大型特殊と大型バイクを取る必要がありますし元々はそこを狙っていた。
だけど今は、これらにかかる教習代を頭金にしてバイクを購入することに決めました。
今は自分のトキメキに寄りかかる時だと思っていて、このトキメキが多方面へのモチベーションに繋がっていくような気がする。
私の心はまだ活きている。
それが自覚できたのが嬉しかったのです。
というわけで自練はこれにて終了。
おつかれ様でしたー。
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