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ひとり親家庭で陽性者が出たら

こんにちは、白紫菖蒲です
家族から陽性反応が出て2週間が経ちました。我が家も全員、自宅待機状態が解除となり、体調も安定し、それぞれが日常生活に戻り「日常」の有難さを痛感しております。当たり前のことは一つもなく、朝が起きられること、食事が食べられること、外に出られること、そんな「日常」が尊く感じられた自宅待機期間でした。

私はひとり親家庭、所謂シングルマザーという家庭環境で、離婚をしたのは14年前です。長男が5歳で次男が2歳の時にシングルになりました。もし、子供たちが現在の年齢ではなく5歳と2歳で陽性反応が出ていたら…

今回、保健所さんの方から「個別隔離できますか?」という質問がありました。個別隔離について詳しくお聞きすると、

・感染者は個室で対応
・食事も個室で対応
・直接会わない(必要な場合はお互いに不織布マスク必須)
・ドアノブや何かに接触したら、手指の消毒を実施
・トイレ、洗面は使用後に消毒、タオルも別々で
・お風呂は感染者が最後に入る
・入ったあとは洗剤を必ず使い、換気をする
・濃厚接触者は人混みを避け、短時間で外出をする

現在は実家の一軒家におりますので、私の母、私、子供二人の家族四人が別々の部屋で過ごし、全員室内でマスクを着用、会話も少なめで必要事項はLINEで連絡をするというシェアハウス状態で過ごしておりました。

もし、子供たちが5歳と2歳という幼い年齢でしたら、部屋を別にすること、食事を別にすること、お風呂も一人で入ることが出来なかったかもしれません。ましてや、私が動けない状態であったら、子供たちの食事も作れない、生活自体が機能しない状態になっていたかもしれません。

きっと、そのような状況の方もいらっしゃると思います。

その時に大切にしてほしいことは
保護者が無理をしないこと」だと思います。

ひとり親家庭のお父さん、お母さんは、仕事や家事、育児をひとりで行わなければならないという状況で、自然と「無理してでも頑張る」傾向にありますので、いざとなった時に「誰かに頼る」ことであったり「助けてが言えない」という場面で無理をしてしまうことが多いと思います。

むしろ、逆のパターンで「ひとり親家庭だから、周りが私の状況を加味して手厚くしてもらうことは当然だ」という考えの方もいらっしゃるかもしれません。

どちらに置いても、逼迫した状況の中で、明日を生きる事が出来ないかもしれないという環境になったら、無理をせず誰かに助けを求めて欲しいと思います。大丈夫、あなたは一人ではありませんよ。

親、友達、行政、色々な方の助けを得ることができましたら、どうか、次に困っている方に遭遇した時、助けてください。

新型コロナウィルスで生活環境が変わったり、今まで出来ていた事が出来なくなったりと、「行動」が制限される中で浮彫りになったことは「想い」なんですね。

自分さえ良ければいいという行動が、
誰かを傷つけている事
自分中心の行動が、
周りを巻き込んでいる事

その「行動」が「想い」に変われば

自分を守りたいという想いが、
誰かを守っている事
周りと協力しようという想いが、
安全に繋がる事

そういったことが、大事な時代になってきていますので
少しでも誰かに伝わって世の中の人が安心安全に暮らしていける日を心より祈っています

本日も読んでくださり、ありがとうございました
ひとり親家庭は、大変です
自分が選んだ茨の道と言えど、少しでもお父さんやお母さんが笑って過ごしていける日が多くあることを望んでいます
誰かの一助となりますように


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