部屋の壁紙が剥がれる夢を見た。 古い壁紙を新しいものに変える夢は、これまでの自分自身の不満が解消される暗示らしい。新しいものに変えると言っても、ただ剥がれ落ちていく壁紙を寝ぼけながら足で押さえるだけの夢だったのだけれど。半畳程度の何もない部屋の壁紙がぺろりと剥けて、ああ貼り替えなきゃと思いつつもただ足で押さえているだけだった。膝を抱えて座るのが精一杯で、何も無い無機質なあの部屋が自分の心の中なのだろうか。扉と天井は無かった。 更新が途絶えてしまったので、とりあえず過去の記事
訳があって10年前に作った曲を改めて聴き返しているのだけど、良い曲すぎて涙がちょちょぎれた。10年前の僕よ、こんなに良い曲を作ってくれてありがとう…。この三点リーダーを打ち込んだ時に、10年前の僕が辞書登録していたしょうもない顔文字が変換予測で出てきた。記憶なんて上書きの繰り返しなので、必要ないだろうなというものは脳の片隅にポイっと捨てられたままなのだろう。これは明日には忘れていますように。 昔の曲には思い出が沢山詰まっていて、あの頃あんな事考えていたなとぼんやり思い返すのだ
確定申告をした。 税金や公的料金を払うとなると勿論お財布が虚しくなるのだけど、生きていても大丈夫と赦してもらえる気がして、必死で払っている。昨年引っ越した際に友人が手伝ってくれて書類の大整理をしたので今年は楽だった。ついでに出窓部分に大量に放置して溜まっていたレシートや領収書も整理した。今年は清々しく生きられそー。しかし本当は税理士にぶん投げてしまいたいと思ったのだけど、自営業を長く続けている父に相談したら自分でやっているとのことだったので、見習うことにした。あと、近所の税理
便秘のようにずっと詰まっていたアイデアがスルッとアウトプット出来た。要は曲が出来たんです。やったー！ 次はこういう曲作りたいという漠然とした目標を立てていつも作業をしているのだけど、そこで悩むことが多い。そりゃまぁ別の曲も作ろうとすれば出来るんだけど何かしっくりこない部分があるまま机に向かうというか、生きることですら何をしてもしっくりこなくなる。ようやく思い通りの曲が一曲出来た。やっとこさ次のアイデアに進める。同時並行で物事を考えるのは苦手だ。きっと浮気とかできないタイプだと
自律神経が乱れすぎて夜にあまり眠れない。昨年も自粛の影響で同じよう状況になったのだが、今年も案の定昼夜逆転している。と言っても昼には必ず起きるので半昼夜逆転である。日常生活すらまともに送れていない怠け者だ。どうでもいいけど、半が付くと急に半チャーハンとか半ラーメンを思い出してお腹が空いてしまう。 他人とのコミュニケーションが得意ではない。自分でも振り返って思うのだが、物事を説明する時とても回りくどく説明してしまう癖があるらしい。簡潔に伝えたいと思うが、どうしても言葉の語弊を
数日家から出ないこともあるんだけど、いつの間にかマンションの前の建物が取り壊されて、新しいマンションが建っていた。いや、ちょくちょく観察はしていたのだけど、ふと目を離した隙に完成していたと錯覚に陥る。時間が経つのは早いな。 鏡を毎日見てるはずなのに、いつの間にか吹き出物が出来ていたり、取れないシミが出来ていたりする。寝て起きたら別の生物に変わっているんだと思う。寝る前の自分とは違う生き物が、点で結ばれた記憶を頼りに自分だと認識している。記憶は誰が運んでくれているんだろう。
曲作りで、脳みそがカラッカラの空っぽになってしまうタイミングが定期的にある。今はまさにその周期であって、昔はこの周期がくるとよく落ち込んでいたんだけど、もう諦めるようになってきた。何も思い浮かばない時はどうやっても無理なので、何もしない生活をする。自分を無理に痛めつけない為の無意識的な自衛行動なのだと思う。 音楽も聞かない。ひたすらにだらだらと一日を過ごす。体力が落ちているので、よく寝る。人からの連絡は、面倒臭いけどとりあえず頑張って返す。極力、人と関わらないようにする。手の
旅行に行きたい。 地元に帰りたい。雛見沢症候群末期症状が出るんじゃないかってくらい、北海道に帰っていない。夢の中には実家や母校が、東京の風景や妄想と入り混じりつつよく出てくる。親に会いたいなと純粋に思うし、きっと生まれ育った環境自体に対して寂しいと感じているのだと思う。地元に帰ったところで結局、何も考えず羽を伸ばせるわけではなく常に音楽が頭に浮かんできたり、東京を焦がれてしまうのだけど。 日本全国行きたい場所が沢山ある。飛行機の往復運賃だけ調べて、妄想してキャンセルして、を繰
シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| を観た。 アニメも旧劇も序破Qもこれを機に全て観た。恥ずかしながら、今までちょっとした知識しか持っていなかったんだけど、ものすごく面白いシリーズだった。シンジの落ち込み方が少し自分と似ていた。アスカの絵を描こうと思った。どうしてもっと多感な十代に観ていなかったのだろう。考察とか色々調べてみたい。エヴァがここまで色んな人に愛されている作品なのがとてもよく分かった。改めて観直そうと思う。 映画のエンドロールを見るのがとても好きだ。一人でもよく
MacBookの充電器が壊れた。 物が壊れる度に思うのだが、自分の身体が老いていく様を見てるようだ。いつからが老いかと考えるかは難しいのに。人生の中央値は十代の頃に存在していると思ってしまうアレ、なんなんだろうね。邪気を孕みすぎると、全てが負へ向かっている気がするものだ。 無頓着な性格もあり、物を買い直すことが殆どないので、数年サイクルの絶妙な備品の買い直しの度にこの感覚になる。前はパソコンを買い直した時だと思う。 そういえば冷蔵庫も、洗濯機も、電子レンジも炊飯器ももう六年
友人複数人と、サークル活動みたいに宅飲みをしたり、美味しいと評判の店や行きつけになってしまった店に飲みに行ったりという奇妙な関係がもう一年以上続いているのだけど、その甲斐もあり知り合える人が増えたりして、引きこもりがちな僕にとってはとてもありがたい状況である。 くだらない話をするだけの関係も大事だし、クリエイティブな話をするのも大事だし、恋愛や好きなものに対してのカタルシスも大事だ。ボカロで知り合った友人がいつの間にか、地元の友人のような関係になってるのも不思議だ。気が付けば
他人を見てると、自分にない要素が沢山あって羨ましくなる。 才能だったり、財産だったり、とにかく何にでも嫉妬してしまう。自分もそう思われる存在になれたらなァと常々思うのだけど、隣の芝生は青いのはきっと誰でもそうなのだと思う。 何かを嫌いになることってあんまりなくなったな、と感じる。それ以上に自分の嫌いな部分を見つけてしまうからだと思う。かと言って人をすぐ好きになれるわけでもないので、とことん僕は人に興味が無いのだと中二病的発想になってしまう。 僕が信頼をおける人って誰だろうっ
ゲーム、アニメ、運動、音楽、映画etc. 自分のことを自分でも笑っちゃうくらい多趣味だなァと思うのだけど、最近そんな中に料理がラインナップされまして。 飯なんて作るの面倒だし完全食を食べれば時短できるしそれで良くない？ なんて思ってたわけで、それもあって肉野菜炒めにうどんを入れるだけのものばかり食べていたんだけど(勿論完全食ではない)、料理が得意な友人が近所に住んでいてよく美味いご飯を食べにお店に行ったり、家で作って食べさせてくれたおかげで、自分が料理をするようにもなった。
腹が減らなきゃいいのに。 なんて思いながら、今日も惰眠を貪る。 寝る。起きる。食う。ボーッとする。ポチポチとマウスを叩く。寝る。起きる。食う。友人と通話をする。ゲームする。ボーッとする。食う。寝る。 生産的な事は何もしてないな、ごめんな、と明日の自分へ託す。 そんな毎日でも腹が減る。 排泄物が出ると、惰性という麻薬が身体から少し抜ける気がして安心する。 爪が伸びる。髪が伸びる。眉毛が伸びる。 爪を切る。髪を切る。眉毛を切る。 久々に身嗜みを整えて外に出る。春の陽気が暖かい
