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トップアスリートとしてもパラレルワーカーとしても結果を出し続ける、切り替え“スイッチ”の活用術とは?

元ハンドボール日本代表キャプテンで、現在は様々な企業からオファーが絶えない超多忙なパラレルワーカーという、異色の経歴を持つ東俊介さん。

トップアスリートまで上り詰めた“集中力”と、パラレルワーカーとして複数のプロジェクトを同時に進行する“集中力”をどのようにして培っているのでしょうか。その秘訣を伺いました。

Ramune Method #04 東 俊介
試行錯誤から導き出した、気分転換方法

東選手2-3

東 俊介
元ハンドボール日本代表キャプテン。2009年に現役引退後は、早稲田大学大学院にてスポーツマネジメントを学び、修士論文は優秀論文賞を受賞。2012年日本ハンドボールリーグ機構の総務規律・広報委員に就任し、翌年マーケティング部を設立。2016年大崎電気を退社後、独立。当たるんですマーケティング株式会社取締役、Tリーグ「琉球アスティーダ」取締役、株式会社アーシャルデザインCBO、世界ゆるスポーツ協会理事、AuB顧問、MiL顧問を務めるパラレルワーカー。

スポーツとビジネスに共通するマインド

ー トップアスリートとしても、ビジネスマンとしても、常にハイパフォーマンスを発揮されていて、とてもパワフルな印象があります。パフォーマンスを上げるために実践していることはありますか。

まず、共通して言えることは、「目標設定をすること」「自分のルーティンを持つこと」でしょうか。

前者の方は、仕事もスポーツもゼロイチを創り出すものだと思っているので、やらされてやっていたり、指示待ちだと、大事なところで判断ができません。そういうスタンスだといつまでたっても上手くいかないですよね。
現役時代は、目標の設定・どうやったら達成できるか、その2つを組み立てて、日々の練習を行い、結果を出していました。

実践方法を少しだけ紹介すると、まずは、世界一や日本一、チームの中で一番上手くなる、といった、自分がなりたい姿を具体的に決め、目標設定をします。
次に、どうやったら目標が達成できるかを考えます。例えば、「チームの中で一番上手くなる」という目標を立てた場合であれば、今現在チームで一番上手い人の要素を分解してみます。スピードはこのぐらい早い、ウエイトは何kg上げている、という具合に紐解いていくと、自分が日々の練習で取り組むべき内容が見えてきます。
後は、それを練習していくのみですが、いざ取り組んでみると、最初のうちは上手く行かないことが多くあります。

ここで大事なのが、失敗して当たり前というマインドを持つことです。練習はできないことをできるようにするプロセスであり、失敗がなければ成長もありません。頭と身体は密接なので、マインドがしっかりしていれば、失敗から成長し、成功に向かって突き進むことができます。
もうひとつは、後者の「自分のルーティンを持つこと」にもつながりますが、失敗をした時に切り替えをするための“スイッチ”があるといいですね。これはスポーツに限らず、仕事でも使えます。

東選手3

(写真左から3番目)HEROs - Sportsmanship for the futureの活動
https://sportsmanship-heros.jp/

体に負担の少ない集中スイッチを模索した日々

ー 東さんの集中を高めるための、ルーティンや切り替えをするための“スイッチ”は、現役時代も今も同じでしょうか。

実は、違うんです。今は、気分を切り替えたい時のスイッチとして、森永ラムネを食べています。
森永ラムネにたどり着くまで、相当試行錯誤をしました。と言うのも、現役引退後に大学院に入学したので、勉強についていくのに必死で、24時間頭をフル回転させる必要があったんですね。
最初はそれまで飲んだことがなかったブラックコーヒーを飲んでみたり、強烈なミントのガムを噛んだりしていました。でも、ガムを噛みすぎたことが原因で顎を痛めてしまって、もっと効果的な方法はないかなと新しいアイテムを探していました。そんな時に、「脳は糖質がないと疲れてしまうので、ぶどう糖を摂取するのがおすすめです」という情報を見つけたんです。
すぐにコンビニに森永ラムネを買いに行きました。口溶けも程よく、スッキリした甘さで、何よりも顎が痛くならない(笑)。子供の頃に好きでよく食べていた懐かしさもあって、取り入れるようになりました。

僕の場合は、時間区切りではなく「ここまでやる」という目標の設定をするので、ご褒美じゃないけど、一段落ついたら森永ラムネを2粒食べて、また次に取り掛かる、というような使い方をしています。森永ラムネの爽やかな甘味が、いい気分転換になるし、栄養補給にもなるので、切り替えのスイッチとしては最高ですね。

一方で、現役時代は「上を向いて肩を揺らす」ようにしていました。コートに入る前に集中する時や、試合中にゴールを外して気持ちを切り替えたい時など、気持ちをニュートラルな状態にするために、いつでもどこでもできることをルーティンにしていました。

東選手4

ー 有難いことに、カーリングの山口選手をはじめ、スポーツ選手の方でも試合中に森永ラムネを取り入れてくださっている方も増えてきました。東さんも様々なスポーツチームを見られていますが、東さんだったらどのように活用されますか。

まずは、僕が現役選手時代、今のようにぶどう糖の知見があれば、ルーティンに取り入れていたのに、と思います。
僕のポジションは、ポストプレイヤーと言って、点を取るきっかけとして最も重要な動きをしなければいけない、頭を使うポジションでした。身体も脳もかなりのエネルギーを消費していたので、森永ラムネを食べることで、効率的な栄養補給ができていた気がします。
スポーツをしているときは、甘いものはあまり良くないイメージがあったので、お菓子から遠ざかっていました。森永ラムネも砂糖だと思っていたので、子供の頃毎日のように食べていたのに、パタッと食べなくなりましたね。もったいないことをしていたなと思っています(笑)。

そう思っているので、今であれば、ハーフタイム中のエネルギー補充のために取り入れたいですね。軽量で気温にも左右されないので、持ち運びも楽だし美味しい。選手によっては、ゼリーだとお腹にたまって動きが鈍くなってしまうこともあるので、取り入れるメリットは大きいと思います。
あとは、森永ラムネのアスリート最適ボトルやケースなど、かっこよくて実用的な商品があると嬉しいですね。


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