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我々人類は例外なく財布にチェーンを付けるべきだと思う

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我々は何かを落としてしまう生き物だ。自分が何かを落としてしまうこともあるし、落し物を拾って交番に届けることもある。世界は落し物で溢れているのだ。できれば落としたくなんてない。でも落としてしまう。それが人類なのだ。

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この記事を書いている地主です!

もっとも落としたくないのが「財布」なのではないだろうか。現金が入っているし、各種カードも入っている。落としたくないのだ。落としたら終わりなのだ。しかし、落とす。そう、それが人類だから。

私も財布を落としたことがある。一番印象的「財布落とし事件」はロシアに行った時だった。向こうのファーストフード店に行って、お金を払い商品を持ってテーブルに座ると財布がなかった。スられた感じはないので、落としてしまったのだ。

真っ青だった。だって海外で財布を落としたのだから。全てが入っている財布が。ただその時は奇跡的に無傷で財布は戻ってきた。私が財布を落として慌てていたら、「これお前のか?」と老夫婦が持ってきてくれたのだ。

その時から私は決めたのだ。

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財布に、

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チェーンをつけようと!

一般的には財布にチェーンはカッコ悪い、ダサいと言われるものだ。「財布にチェーンを付ける教」の教祖である私はそんな一般的な意見を知った上で、財布にチェーンを付けている。なぜなら教祖だから。そして落とさないから。チェーンが付いているから落とさないのだ。

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こうなるから落とさないの!

ダサくないことと、落とさないこと。これを両立できるといいと思うので、私はチェーンの部分もポケットに入れるようにしている。そうすることで、外から見てもチェーンが財布についているとバレないし、財布の居場所を悪者に気づかれる心配もない。

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わからないでしょ!

私がもし世界大統領(そんなものがあればだけど)になったら、全人類の財布にチェーンを付けることを義務としたいと思っている。なぜなら落とさないから。チェーンを付けてから財布を落としたことがない。それほど素晴らしいシステムなのだ。

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これを世界標準とします!

いろいろなものにチェーン

ラムネを見ていると面白そうな投稿がたくさんあるけれど、私はそれを見ながら思うこともあった。ラムネの投稿を実践しながら、私が思うセキュリティをそこに入れて行きたいと思う。

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お気に入りのマグカップで飲むと、ハッピーにしてくれるという投稿。とてもわかる投稿だ。私もお気に入りのマグカップがある。それはアメリカで、1941年に製造が始まった「ファイヤーキング」のマグカップだ。

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これです!

陶器のようにも見えるけれど、耐熱ミルクガラス。今もブランドとしては残っているけれど、人気なのは1980年代までのもの。カップの裏にバックスタンプがあり、おおよその製造年代がわかる。私のはおそらく1960年-1970年代あたりのものだと思う。

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バックスタンプ

私はこのカップで飲むコーヒーが好きだ。とても好きだ。ただ心配になることもある。そう、「落としたらどうしよう」だ。マグカップって割と落としちゃうのだ。お気に入りのカップが落ちて割れるのはハッピーではない。

そこでこうなのだ。

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チェーンです!

チェーンが財布だけとはどこで決まったのだ。全てのものにチェーンは付けていいのだ。当然、お気に入りのマグカップも落としたくないのでチェーンを付けることになる。これで安心してコーヒーが飲めるのだ。

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万が一落としても、

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チェーンがあるから大丈夫!

チェーンで全て解決なのだ。マグカップの場合、落とすと中身は溢れてしまうけれど、カップが割れることはない。そう、チェーンのおかげで。我々はチェーンを付けなければならないのだ。財布にもカップにも。


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次のラムネの投稿はセルフネイル。ネイルで気分を変えるとのこと。なかなかいいアイデアだと思う。私は普段ネイルをしないし、爪も短く切ってしまったので、つけ爪にネイルをして、自分の爪につけようと思う。気分が変わるのではないだろうか。

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つけ爪に、

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スナップをつけて、

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マニキュアを塗ったりして、

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完成!

一体何が完成したか、一瞬わからなかったと思う。一般的なつけ爪にはないものが、写真ではボケてはいるけれど確認できる。自分の爪なら落とすということはないけれど、今回はつけ爪だから落とす可能性がある。そうなると登場するのが、チェーンだ。

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これからのつけ爪にはチェーンを!

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なんか気分が変わるね!

つけ爪の一枚一枚にチェーンが付いている。そのチェーンが腰あたりの別のチェーンにつながり、万が一剥がれて落ちてしまっても行方不明にならないようになっている。我々はこれで「つけ爪を落としたらどうしよう」という悩みから解放されたのだ。

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チェーンは身体中に感じて!

もちろん爪が重いな、という普段は感じることのできない感想は生まれる。ただ落とさないからこれでいいのだ。落とすことだけは避けたいのだ。

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ラムネにゆる散歩という投稿があった。フラフラと歩くそうだ。今の時期は空気が澄んでいて歩いていて楽しい。本日は雨だけど。私も散歩をしようと思う。心のリフレッシュができるのだ。

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散歩楽しいな!

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落とさないし!

私の手にカメラがあるのがわかったと思う。これは別のラムネの投稿を見たからだ。それは接写写真集をつくる、というもの。

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カメラにはチェーンが付いていない。それでは落とすのでは? と心配になるかもしれない。でも大丈夫。このカメラには手首に通す紐が付いているので、落とさないのだ。何でもかんでもチェーンを付ければいいわけではないのだ。

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散歩をしながら、

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接写写真を撮ります!

チェーンが邪魔だな、とは思う。レンズにチェーンが入ってしまったりするのだ。でも、落とさないことを最優先している。つけ爪を落としたくないから。ちょっと注意すればいいのだ。チェーンを避けるように写真を撮ればいいのだ。

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矢印の部分がチェーン!

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接写で写真を撮るの、

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楽しいね!

中学二年生的な心

散歩から帰ってきて鏡を見ると、中学二年生的な心をくすぐるな、と思った。落とさないようにチェーンを付けただけなのに、ちょっと中学二年生的心をくすぐるのだ。せっかくなので写真を撮った。

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カッコいい!

チェーンによって、私の中に邪鬼を封印している。解放したら大変なことになる。おそらく日本はもう日本ではいられないだろう。だって邪鬼だもの。それを私が封印しているのだ。チェーンにより、という設定。

チェーンがダサいという意見はあるけれど、玄関の扉には鍵と別にチェーンが付いているし、自転車が走るのもチェーンのおかげ。我々の便利で安全な生活はチェーンの上で成り立っているのだ。もっとチェーンに感謝しないと。

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ブラックコーヒーを飲む

全てのものにチェーンが必要という勢いで、まず考えてみてはどうだろうか。チェーンありきで生活を考えるのだ。さすれば、落し物は減るだろう。もっとも歩くとカチャカチャとうるさいけど。

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もちろんカップにもチェーンです! よく見ると眼帯にも!




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財布にチェーンを付けると最高の安心感を得られる

つけ爪にチェーンを付けると中二心をくすぐる

地主恵亮
1985年福岡生まれ。基本的には運だけで生きているが取材日はだいたい雨になる。2014年より東京農業大学非常勤講師。著書に「妄想彼女」(鉄人社)、「インスタントリア充」(扶桑社)がある。
https://twitter.com/hitorimono

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