未來へ

ささくれだった心は、木枯らしの吹く季節の前に少し減らしておきましょう。

寒い季節が来るとハートまで寒くなって淋しさが増してしまうから…

あの暑い夏の日の衝撃からまだまだ立ち直れていない私たち。

今までずっと彼だけを追ってきた貴女には堪えられないことでしょう。そうでなかった自分自身がまるで一度として彼の事を忘れていなかったかの様にショックなのですから…

つき日が経つと云う事はとても優しいクスリです。もう少し時間が経つのをユックリとみつめてみませんか。

今まで望めばTVにスクリーンに雑誌の中に見つけることが出来ていた。なにより劇場へ行けば生きて動き、昨日まで知らなかった新しい彼が舞台の上で笑い、怒り時に唄いながら躍動するのを直に目にして感じることが出来ていたのに…もう過去を遡らなければ彼に逢えない。

辛いつらい永遠の片思いですね。決して叶うことのない。信じたくない現実ですよね。

だからと言って彼のそばに行きたいなどとは決して考えないで下さい。側になど行けません‼️近くなど行けません。だからどうぞ落ち着いて眼を閉じてみてごらんなさい。そう…ゆっくり深呼吸して…

見えませんか?逢いに来てくれたでしょう?整ったあの顔を全部クシャクシャにして眩しく笑う春馬くんが?

貴女が忘れなければいつでも貴女の心の中に逢いに来てくれます。だからもう一度、大好きな彼の事を心穏やかにして思い出してあげて下さい。

そして彼が行くことが出来なかった未來にあなたが連れて行ってあげて下さい。それが出来るのは貴女だけなのだから。

拙い文章への共感やサポートありがとうございますm(_ _)m