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真上から目線!

皆さん、こんにちは。らむらむ爺でございます。

外は暑いし、人間は皆自分勝手でワガママだし、世の中は混沌としているし、いろいろと疲れる世の中じゃよね。

あいつの意見はおかしい!
あの人に分かってもらいたい!
この世界は狂っている!

そんな世の中と真正面から睨めっこしながら生きても、なかなか相手には伝わらないし、世界は一向に良くならないしと、更に疲れることこの上ないものじゃよね。

そんな時こそ、ちょっと視界を広げて、真正面からではなく、上から下から横からと全体を見渡してみましょう。なんなら大宇宙の中に存在する自分!ぐらいワイドに感覚を広げてみるのです。
すると今まで悪い部分ばかりにフォーカスしていた自分が見えてきて、そんな悪い世界の中に良い世界があることも見えてくるものです。これぞ、

「真上から目線!」です!

ところで真上から目線ついでに、最近の世の中は、ちょっと偉そうなことを言うと「上から目線」なんてこと言われますよね。

相手を思って言ったつもりが「上から目線」
自分の知識を伝えるつもりが「上から目線」
厳しく叱りつけようものなら完全に「上から目線」

といった感じで、最近は人に対しての気持ちの伝え方により気をつけなければらならい繊細な時代になりました。しかしながら、そもそも上から目線になる原因は、心のどこかに「相手より自分の方が分かっている」といった感じで、無意識的に自分の方が優れているという気持ちが、言葉に乗って伝わってしまうからじゃないかと私は思います。

だからこそ、そんな時は視界を広げて、上からではなく、意識を大宇宙に広げるぐらいの意気込みで全体を見渡してみましょう。
すると、ちょっと前までは「お前アホか!?  そうじゃなくて〜」といった上からな気持ちが、「一体どう説明したら相手の心に通じて分かってもらえるだろう?」といった謙虚な気持ちで、より正確に物事を伝えられるようになるものです。これもまた、

「真上から目線!」

更には、仲のいいイッちゃってる者野郎同士で言い争いになった時などに「テメー頭がおかしいんじゃねーか!」なんてこと言おうものなら、お互い頭がイッちゃってるだけに、図星をつかれた方のイッちゃってる野郎が更にイッちゃったりして、イッちゃってる者同士でゴチャゴチャが収まらなくなるものじゃよね。
ちょっと何を言ってるんだか分かり難いかもしれませんが、ようするに友達同士は遠慮もないだけに、たまにつまらぬことで意見が衝突することもあるものじゃよね。そんな時は、ここはひとまずイッちゃってる自分を抑えて、ユニバース的な大きな視点で、あたかもチンパンジーでも諭すかのごとく、まあまあまあと仲違いを治める。これもまた、

「真上から目線!」

ちなみに私は昭和育ちですので、若い頃は数えきれないぐらいの上から目線攻撃を喰らいながら生きて参りました。時に納得したり、時には理不尽に感じたり、また時には上から目線に対して更に上からモノを言う「上から目線返し!」なんて荒技で切り返したりもしてきましたので、上から目線には慣れておりますが、やはり普通、人間は上からモノを言われると良い気持ちはしないものですからね。

ですので、私も人に何事かを伝えてたいことがある際は、なるだけ言葉を選んで、伝えることを心がけることが大事だと思います。

特に自分が感情的になってしまいそうに感じた時は、

「真上から目線!」

を思い出してみてくださいね。

最後に「真上から目線」なんて言い方をすると、なんとなく悪いイメージに思われるかもしれませんが、私らむらむ爺が言うところの「真上から目線」の意はひとえに「愛」でございます。
菩薩のごとき境地で全てを愛の心で抱きしめる。これが真上から目線の境地ですので、ご理解して頂ければ幸いでございます。

皆さん本日もハブアワンダフルデ〜!

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