井川るい

元介護施設管理者、LGBTアドバイザー。GIDオカマ。介護福祉、セクマイについて。多様性ギャングとの抗争。

井川るい

元介護施設管理者、LGBTアドバイザー。GIDオカマ。介護福祉、セクマイについて。多様性ギャングとの抗争。

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記事にコメントできるようにしました。ご質問やご意見いただけると泣いて吐いて喜びます。シクヨロ。

    • ジェンダー"レス"、性別的役割分担は「要らない意識」なのか

      まずそもそも性別とはなんなのかいきなりですが、だいたいそもそも、性別ってなんなんだよってことですよ。 私は「性同一性障害」。障害、とは最近は大きな声では言わないそうで。障害じゃねえ!って騒ぐ人がいるから。私は社会に毒された現代病だと思ってるから「障害」という言い回しは自分にはしっくりきてるんですが。 人間を動物として捉えた場合、本能というか、基本的機能として備わっている生殖機能で言えばやはりオスの体を持って生まれたらオスとして力をつけてメスに対して求愛してピュッとするのが

      • 異性介助は性的虐待か否か③

        大変!!!非常に!!!ご無沙汰しております。なんでこんなに放置してたのかと言われると、ええと、 しんどかった んです…すみません… 毎日眠れず心も体もガチガチにこわばって何もできない日々が続きました。 誰に助けてもらうでもなく、自分が自分を助けてあげなければならない、 でも自分に優しくする術を知らない愚かな私です。精進します…いずれ、うつや神経症についても話題にする時が来ると思いますので、 細かいことはその折に。 で。 前回の「異性介助は性的虐待か否か②」のおわりに書か

        • 異性介助は性的虐待か否か②

          異性介助の問題点は「相手が異性であること」なのか? 前回「介護現場に蔓延する"そんなこと言ったってしょうがないじゃないか"」のマインドについてお話しました。考えることを放棄した介助者と被介助者、そして無意識のうちに出来上がった上下関係が、虐待を生み出す土壌を作り上げている。異性介助についてもその「あきらめのマインド」が、望まない介護を「仕方のないもの」にしてしまう要因になっているのではないかと。 私が初めて介護職に就いた有料老人ホームに、あるとき40代前半の女性が入居して

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          異性介助は性的虐待か否か①

          「仕方がない」というあきらめのこころについて ご無沙汰しております。 今回は京都新聞に掲載されたとある記事と、そこに寄せられたコメントについて非常に考えさせられるところがありちょっくら書いてみようかと思い立ちました。 件の記事はこちら 京都で行われた「女性障害者の性暴力被害を考える学習会」において問題提起されたいくつかの例をピックアップした記事。主題は「障がい者は性を持たない存在として扱われている」というもの。そしてその中で「望まない異性介助は性的虐待である」との問題

          異性介助は性的虐待か否か①

          カミングアウトについて。(絶対受け入れないと拒んで死んだ父の話)

          父とのことこんにちは井川です。見出しのとおり、父について書いてみたいと思います。この記事自体はなにかを訴えたいわけでもなく、知ってほしいとかでもなく、単に書くことで自分と向き合えるというか、自分史を綴ることで自己覚知を促そうとかいうアレなので、どうぞ適当に斜め読みしてください。 とはいえダラダラと1から10まで書いても大変なので、パッと頭に思い浮かぶことだけかいつまんで。 父は昨年、2023年1月に亡くなりました。私には突然でした。 2019年、私は自身の性別違和に関し

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          例の集団自決発言について

          自決とは自律こんにちは。 タイトルの通り、先日経済学者であり起業家の成田悠輔氏の発言が炎上、物議を醸しておりまして。 細かいことはどうかお調べになって。とりあえずめちゃくちゃ簡潔に言うと 高齢者はコミュニケーションもまともにとれなくなって迷惑かけるだけの老害になる前に自分たちで集団自決するべきだ、という内容の発言をされたと。 当たり前だけどめちゃくちゃ叩かれて、契約しているCMも打ち切られる事態になってる。そりゃまあそうなるよね。 ただ私は長く高齢者介護ビジネスに携わっ

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          イベント回顧録

          イベント開催したときのはなしたまに福祉系イベントやったり出たりしていて、次回の告知をしたいので前回の振り返り記事を書きます。告知が目的です。次回来てね。 トークショーしました どうも井川です。上記の通りです。 去る12月、一般社団法人カワイク介護 主催のイベント「ユニバーサルカワイイ」にスタッフならびにトークショーゲストとして参加してきました。 ユニカワは「可愛い、おいしい、たのしい」に立場も障がいも性別も関係あってたまるかい!!という思いで、どんな人でも隔たりなく着た

          イベント回顧録

          自己紹介などを。

          はじめにまずはじめに、実はもうはるか昔にこのnoteは開設され公開されておりました。しかし絵に描いたような三日坊主で更新が滞り、そのままとなっていました。 今回の再開には様々な理由がありますが、2024年2月現在41歳となった私は人生の大きな大きな転換期を迎えており、それがこのnoteを再開させる最たる理由となりました。そのあたりもおいおい書くことがあるかと思います。 井川るいについて そういうわけで、はじめまして、井川と申します。はじめましてではない方も初めての感じで読

          自己紹介などを。