教師226日目~仕事とプライベート~

スケジュール

8:00~8:30 電話対応
8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 ST
8:50~9:20 掃除
9:20~10:20 終業式
10:35~11:30 LT
11:30~12:00 片付け
12:00~13:00 昼食
13:00~16:00 部活動
16:00~17:30 質問対応

今日で1年が終わる。
まだ追認考査等があるので正式には終わらないが、だいぶ気が楽になった。

明日から生徒は春休み。
生徒が次来るのは4月になるので、そこまでは僕も来年度に向けた勉強と体力回復に努めよう。


今日は異動になる先生と夕飯を食べに行ったのだが、やはり一緒にお酒を酌み交わすと人の印象はけっこう変わる。
僕は仕事とプライベートで何かが変わるわけではないのでプライベートで楽しく付き合えると仕事もやり易くなる。
今日ご飯に行った人は仕事上ではけっこう苦手なタイプだったが、ご飯を食べながら話してみると当初の印象とは全然違ってすごくいい人だった。

今年度はコロナで仕事でもプライベートでも付き合う人が極端に少なかったが、それでもここまでやれたのは相当な自信になった。
一緒に呑みに行く関係性を構築出来たならばもっとスムーズに仕事を進められていたように感じる。


今日のご飯中の話で印象的だったのが、生徒がたくさん質問に来ることは必ずしも良いことではないということとテストから生徒に伝わるメッセージが多くあるということ、難しいことを簡単に教える為に鍛練が必要だということの3つだ。

質問に来るということは聞きやすいということだが、それは同時に授業を聞いていなくても後で教えてもらえるという気の緩みを許すことになる。
質問するにしてもきちんと授業を聞いて自分の頭で考えてそれでも分からないことを何が分からないのか明らかにしたうえで聞くことが大切だと感じたので来年度からは質問のハードルをもう少し上げていかないといけないと感じる。

次にテスト。
今年度は平均点調整に苦労したが、本校のような学校の高校生は定期考査を大切にしていて定期考査で点数が取れるように勉強してくる。
よって、授業と同じくらい考査問題作成には気を配ってメッセージを込めないといけない。

最後は習熟度別クラスの話からの派生。
習熟度別クラスを作れば微積を使った物理を教えることが出来るし、少しレベルを下げて教えることも出来るのでwin-winだ。
しかし、本当に力のある先生は微積を使わなくても分かりやすい授業をする。
その授業を聞くと微積のエッセンスが詰まっていて大学物理にスムーズに溶け込んでいけるという話が出てきて、自分の高校の頃通っていた予備校の先生がそんな感じだったことを思い出した。

僕が物理好きになったのはその先生のお陰でもあるので、微積を使って教えられるのはもちろんのこと使わなくてもそれに近い本質的なことを教えられる教師になっていきたいと思った。


まだまだ教師として力量を伸ばし、生徒の為に頑張りたい一方、さらなる成長環境を求める自分も居るので成長環境が与えられないのならば他の仕事を選ぶしかないのかなとも思う。

終わり。

教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。