ごちうさ8月号分を読んでてニコニコした話

次の更新まで残り1週間くらいとなったこのタイミングで書くのか…って話ですが、良いものはいつ見ても良いのでヨシ!あとなんか書きたかったからヨシ!!

まんがタイムきららMAX8月号に載ってたごちうさが良かったのでダラっと書き連ねたいと思います。特に後半。

今回の話は1巻3話をオマージュ元とした構成が目立ちました。1巻3話ではココアが初登校のなかで友達と出会っていき、最後に千夜という新たな友達と出会います。
それを今の関係性を踏まえた上でやると、こんなに出会いがあるっていうことでした。後半の描写からも主人公はチノです。多分。そしてチノはココア、マヤメグ、リゼ、千夜、エピソードですがシャロ、と皆に出会っていきます。ニコニコしちゃうね。
劇中の2年は彼女にそれだけの出会いをもたらしている。その事実だけでオタクはとってもニコニコしていました。

その上で新しい出会いが訪れます。いやまさか8巻から出ていたあの子が木組みの街に来るとは〜〜〜〜〜〜()
いや、ボケではなく実際劇中において木組みの街で再会するとは誰も言ってないし誰も思ってないんですよ。
それゆえの偶然を超えて奇跡、摩訶不思議みゅうみゅう。
フユちゃん愉快な子でかわいいよね。
後半でニコニコした点はアホほどあるんですが、やっぱりチノが自発的に声を掛けに行ったこと、その行動が彼女なりのものだったこと、ですかね。この行動がこれまでの劇中2年、現実9年の結実であり肯定であり祝福です。
彼女はこうなれました。ただ嬉しさがこみ上げてきますね。
話しかけた後謎の間があるのかとても良い演出でニコニコポイント高いです。フユの驚愕を表すと共にチノの会話スキル不足を表す感じで。多分ココアだったらここの間が無くてノータイムで距離縮めてると思うんです。チノはココアの方法の模倣では無くて、彼女なりの精一杯で動いていること。ここに「ココアさんの笑顔を真似て…」を含めて僕はめちゃくちゃな笑顔になりました。
あと、あねぢからぱわーですね。かわいいが過ぎるんですが、前半でネタになった姉力パワーがここで効いてくる。ココアにはなんとなくの発言かもしれないけど、チノは覚えてる。逆も然り。チノの無意識の行動をココアはしっかり覚えてて、行動します。
チノとココアの関係性で一生ニコニコ出来る気がします。

ただ、これだけで終わりではないのがkoi先生。チノとフユの話に入ると見せかけて、サラッと千夜とココアの視点を入れていく。千夜とココアの出会いと現在を重ね合わせる発言。ごちうさ黄金ムーブって感じですが、問題は次。
「私と会ったときのココアちゃんみたい」?????
当然ながらチノは栗ようかんに釣られた訳ではございません。ココアも勇敢に話しかけに行った訳でもないでしょう。よって、これは形式や行為の相似ではなく相手から見た存在の相似と考えられる…?
つまり3話での「千夜から見たココア」が今のチノに似ている。誰から見たチノなのか。多分フユでしょうか。
そして「千夜から見たココア」は何だったのか。楽しくなりそうだと思えた要因。親友でしょう。
つまり千夜はフユにとってのチノは千夜にとってのココア、つまり親友になると予言していた…?
いやクソ雑に書きました。実際ここで???ってなったんですが、構図が違うことに囚われすぎていたからだと思います。構図ではなく互いの存在を考えるとホントに似てるんですよね。いやそもそもここまでの流れが1巻3話のオマージュである以上、チノとフユの出会いが千夜とココアの出会いに重なるのは当然の帰結という節もありますが。
つまり、ここでオマージュされたのは構図ではなく互いにとっての存在でした。彼女らは親友に出会い、これからの学園生活に希望を見出しました。そこがあの出会いの本質だと遡及しているのです。これがサラッと挟まってくる。美し過ぎませんかごちうさ????
フユチノ、真のプロローグきたね!!!って浮足立っていたオタクを不意打ちでぶん殴ってきたごちうさは留まることを知りません。
終わらせ方も非常に決めて来ています。
だいたいのごちうさは一段落したあとにオチを入れて終わりですが、今回は特殊な感じがしました。チノとフユの出会いの最大の盛り上がり点で終了しています。
近い話だとエルとナツメがホテルにきたところで終わる回あたりですが、あれも翠凛で〆ていて、今回ほど急ではありません。
オチを挟むことすら捨てて、チノとフユの再会を強調しようとしたのでしょうか。めちゃくちゃ魅せてきますね…。

今後、というか次回はどうなるんでしょうか。かなチノフユが続くのか、豆苗が始まってしまうのか。結論からいうと、どちらが来てもオタクはしにますが……
個人的にはフユの掘り下げが無限に来てほしいんですよね。おれは未だに風衣葉冬優を掴めていない…………
風衣葉冬優、早く他愛の無い世間話してくれ…………

いろいろ書きたいことは捻ればいくらでもダバダバ出てきそうですが時間と気力とノリとその他諸々によりここで〆ます。
ごちうさ、今後も目が離せないぜ……!!!!!

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