不妊治療開始~タイミング編~
不妊治療専門クリニックで初診を受けた日、先生から、
「明日あたり排卵しそうだから、今夜早速タイミング取ってみて」
って言われた。
夫は幸い不妊治療にかなり前向きだったので、とても協力的。
言われたとおりタイミングをとって、基礎体温を計る日々。
そしてなにごともなくリセットしたのでまたクリニックへ行き、初診でした血液検査などの結果を聞く。
やはり、妊娠に必要なホルモン数値が低いのと、プロラクチンという、通常は妊娠、出産後に必要な母乳を分泌するためのホルモン値が妊娠前から高い高プロラクチン血症という症状が見られた。
排卵も不規則で、注射と薬で整えて行きましょうということに。
妊娠に必要なホルモン(記憶があやふやなためざっくりとした表現)が足りないのは、まあおそらく年齢的なものが大きいのだと思う。
そもそも明確な不妊の原因というのはないことが多く、原因不明だからこそたくさんの人が悩み苦しんでいるのだなと思った。
それからはいろいろな検査をした。あらゆる原因を調べたかった。
黄体ホルモン検査…黄体ホルモン基準値よりかなり少ない。
卵管造影…痛いと噂の検査。全く痛くなく、詰まりもなかった。
精液検査…運動率が少し悪いが問題なし。
フーナーテスト…精子、ゼロ。採取した場所によってたまたまいなかったという可能性もあるので数回行ったほうがよいと言われたけど心が折れて結局1回しかしていない。
様々な検査を行いつつ、黄体ホルモンを注射しタイミングをとり続けおよそ半年くらい。クリニックに通いだした頃に私は仕事を辞めた。結婚して夫の地元に引っ越したため通勤が辛くなったのとストレスがハンパない仕事だったため、近場で仕事を探しつつ不妊治療に全力を注ごうと夫婦で決めたからだ。
年が明け、近場でやりたかった接客業のパートが決まった頃、タイミングでは妊娠は難しいかもしれないからとのことでAIH(人工授精)に進むことになった。
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