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Distinction 2000というお洒落な英単語帳が現れた【JOCV Day259】

ヨルダンで生活をしていた時にIELTSを受けようとしていた。4月上旬に受験予定で受験料も支払済みだった。ちなみに受験料はAcademicのペーパーテスト版で145JD(今のレートで22,000円くらい)。ちなみになぜIELTSかというと、ヨルダンで受験できる英語の試験でまともなものがIELTSぐらいしか無かったのだ。

ヨルダンでは新型コロナウイルスの影響で外出禁止令が継続していて、私が受験予定だったテストも中止になってしまった。現在返金手続き中である。

日本でも受けられるのであれば受験したいのだが、これまた新型コロナウイルスの影響で立ち往生している。どういう試験会場かは分からないが、いかにも「密閉空間、密集場所、密接場面」の3つの条件が重なりそうである。TOEICに関しては4月分のテストが全て中止になったようだ。

IELTSは初の受験だったので公式問題集を一冊進めていたのだが、大学卒業後は英単語を覚える作業を怠っていたため、語彙力がお粗末極まりない状態になっていることをようやく知ったわけだ。

図らずも一時帰国することになったため、この機会に英単語帳を一冊やろうかとAmazonを眺めていた時に目に入ってきたのがこれ。

英単語帳にしては気取った表紙だが、中身も洗練されていた。学問的な英語と実用的な英語のバランスを重視した構成になっている。

本書は、大学受験や専門領域で使用されるアカデミックな英語と、日常会話やビジネスで使用されるプラクティカルな英語を、立体的に、最高のバランスで育てあげることを目的とした英単語帳です。
Amazon "Distinction 2000" 内容紹介より

なんと丁寧なことか、著者のATSUさんがYoutubeで書籍紹介の動画を上げている。この動画もお洒落である。

「新時代の英単語帳」というキャッチフレーズだが、確かにこれまでの単語帳とは違うようだ。音声が無料でダウンロードできるが、リエゾン(音が繋がること)、リダクション(音が発音されなくなること)、フラッピング(「ウォーター」が「ウォーダー」みたいになること)などが確りと反映されている。ジャパングリッシュに浸りすぎた私にとっては良いトレーニングになる。natural音声とslow音声の2種類あるが、natural音声はIELTSやTOEICのテスト音声よりも速い印象を受けた。

到達レベルの目安はTOEIC920点、英検準1級、TOEFL iBT100点、IELTS7.0点と表記されていた。2ヶ月で一周できる構成のようなので、2ヶ月後あたりにまたレビューを書こうと思う。

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