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#楽ドラ2023 想い出カツハヤシ陣営ふりかえり🦅

おばんです。ましと老害@mashito_7)でございます。

さて、今年も楽ドラの季節がやってきましたね~

#楽ドラ2020 イベント中のようす


2020年の第1回への参加から数えて4年目になりました。もう立派なVeteranですね、お恥ずかしい🥺

界隈では有名になりました単一球団ドラフトですが、大きな特徴に【補強ポイントが被りやすい】点があります。12個の楽天イーグルスが欲しい選手をかけて繰り広げる駆け引きが最大の見どころです。

詳細なルール等は以下noteをご覧ください👇👇👇




1. チーム分析/補強ポイント


当方、毎試合しっかり観戦しているわけではないこと、とくに2軍戦の情報には疎いことを予めご承知おきください…🙇‍♂️


〇成績分析

成績は楽ドラ当日(6/24)まで

【図①】チーム投手成績
【図②】チーム打撃成績

今季はリリーフが打ち込まれて落とす試合が目立っている。これには得点力不足も大きく関係していると推測される。勝ち試合であっても僅差になりやすく、先発が早期にマウンドを降りて「リリーフ勝負」となるケースが多いために、リリーフ陣が疲弊していると考えられる。また、ブルペンワークの拙さを指摘することも多い(ここでは面倒なので触れない)。


〇編成分析

【図③】デプス表
【図④】ポジション別試合起用数
【図⑤】3年後(2024)の予想布陣
※30歳以下の現支配下選手を軸に構成


補強ポイント・指名方針(おおまか)

【投手】
・昨年投手ドラフトをしたが、知ったこっちゃない
 ⇒投手比率多め
・フレーム(身長)・出力・決め球を重視
 ⇒先発/リリ-フを問わず、制圧力のある投手
・7位に社会人投手枠
・高校生投手は185cm以上

【野手】
・打てる人
・即戦力ショート 頭数確保×→質を重視
・不足しているデプス埋め(高校生捕手/内野手など)


【図⑥】ポジション別 補強優先度



2. 指名プラン

1位入札決定までの流れ

これまでに何度か仮想ドラフトに参加させていただきましたが、今年は1位指名の決定に最も苦労し、時間を要しました。
その理由として以下の2点があったと思います。

・「豊作年」のため、選手評価が幾度も揺らいだ
⇒ 特に大学生は好選手が多く、評価に苦労しました。最終的な判断を下そうと、6月初旬の大学選手権に足を運んだところ、ますます悩んでしまいました笑

・不動の「推し」が不在だった
⇒ 過去の仮想ドラフトでは1位で曽谷・風間・佐藤宏樹を指名してきました。彼らへの入札はほほ悩むことなく決めた記憶があります。今年は秋田ゆかりの1位候補がいなかった(いることの方が少ないやろ)ので、いつもより悩んでしまったのかなと思います。


当初、1位入札の腹づもりは
【本命1位】大学生投手(常廣・W西舘・細野)
A:佐々木麟太郎で勝負 ⇒外れで大卒投手
B:大卒投手1本釣り   
の2択でした。

まいえっとさんとのスペースを行った際に、主催を利用した(?) サイレント明言をしましたが、この時の本心は【佐々木りんたろう】だったわけです。


そう悩んでいるうちに、楽ドラ恒例の各陣営による1位入札の明言合戦が過熱🔥 結局8球団が1位入札を公表し、検討していた麟太郎に3球団、そのほか度会2球団 明瀬 廣瀬 希由翔 と5人のスラッガーに集中しました。

これを受けて今年の上位指名は野手の取り合いになると予想。大学生投手が豊作であることからも、1位入札でいかにうまく野手を確保するのか、という点がカギになると考えました。


そこで頭をよぎったのが即戦力遊撃手。今年の楽ドラのなかでも最も指名が集中するポジションで、ほぼ全チームが指名することは確実と考えていました。
個人的に指名するショートには決して「頭数の確保」ではなく、山﨑剛とレギュラー争いをするような選手を求めていました。そう考えたときに候補選手は絞られてしまい、かねてからショートの指名順位に頭を悩ませていました。

じゃあ、辻本を1位でとっちまうか。

このアイデアが思い浮かんできたのが、入札期限前日。これまで1位入札に悩んでいたのが嘘みたいに一瞬で決断に至りました。
1位指名は「スペシャルな選手を獲得する場」と同時に「2位で指名できる保証の無い選手を獲得する場」であると考えています。辻本は遊撃手候補のなかでもトップ評価を下していましたし、同時に他陣営の1位・2位候補に名前が挙がっているのは明確でした。

以上から、1位指名を辻本倫太郎に決定し、それ以降の指名は大学生投手を軸に、候補リストに残っている選手を評価順に指名していくこととしました。

ね?嘘はついてなかったでしょ🤔



指名プラン:楽ドラ直前版

指名された選手は太字



3. 指名選手紹介

当面の目標は都市対抗で稲葉投手を観ること

選手寸評に加えて〈指名の裏側〉【他の候補選手】も是非チェック👀


1位 辻本 倫太郎

遊撃手 仙台大 168cm・73kg
今年のナンバー1遊撃手。小兵ながら守備で忍者のような身のこなしを見せる姿は「菊池涼介2世」との呼び声高い。打撃もパンチ力があり、昨秋の神宮大会&6月の全日本大学選手権でそれぞれHRを見たのも、彼を推す決め手となった。

【期待するポジション】 正ショート・山﨑剛の控えに留まらない選手として、二遊間のレギュラーに定着し、グラウンドで躍動する姿に期待!

熱き決闘者(Fukuさん)陣営との競合の末、獲得成功!


2位 西舘 勇陽

投手 中央大 183cm 79kg
クイックモーションで打者との間合いをうまく外しながら、最速155キロの直球と鋭いカットボール、スプリットで抑え込む。

【期待するポジション】先発ローテション

〈指名の裏側〉
「1位は野手の取り合いになる」という想定はしていましたが、まさか1位指名された大学生投手が細野だけとは思いませんでした…! 2位は大学生投手のプランでしたが、「2位に残っていた選手で良いかなぁ」なんて呑気にしていたのでびっくりしましたね。
常廣(青学大)西舘(専修大)と悩みましたが、重複を回避したい狙いもあって西舘勇陽を選びました。被らなくて本当によかったですー。

彼のことは高校1年生の頃から知っているので、今年のドラフト候補の中でも特に思い入れの深い選手です。


3位 松本 凌人

投手 名城大 183cm 89kg
近年トレンドのサイドスロー剛腕。変則的な二段モーションから繰り出す最速153キロの直球やツーシーム、カットボールは球威抜群。

【期待するポジション】勝ちパターン
ショートイニングでの全力投球が忘れられない

〈指名の裏側〉
3位は即戦力リリーフ or 中軸候補の2択で悩んでいました。
候補は投手:松本・岩井(名城大)小田島(日本通運)
野手:高野(三刀屋)宮崎(山梨学院大)村田(皇學館大)
まさか松本以外の全員が消えるとは…。残っていたら4位で指名する予定だったので再び頭を悩ませることに。

大学生投手の候補がたくさんいる今年の市場で、特定の選手へのこだわりが薄かったこともあり、もっと上位指名で野手にツッコむべきであったと感じています。最大の反省…


4位 中澤 恒貴

遊撃手 八戸学院光星高 178cm 76kg
攻守に先輩の坂本勇人を彷彿とさせるショートストップ。とくにインコースの捌き方にはセンスを感じる。春の高校日本代表合宿にも選出。

【期待するポジション】将来の正遊撃手

【他の候補選手】
田上優弥(日大藤沢)、横山聖哉(上田西)、村山源(鹿屋中央)、前田拓音(宇治山田商)


5位 福島 圭音

外野手 白鷗大 175cm 72kg
春リーグ9試合で20盗塁と、リーグ記録を塗り替えた韋駄天。平塚合宿の50m走で6.26秒を計測した脚力に加えて、盗塁のスタートやベースランニングの巧さも光る。打撃ではシーズン打率5割に加え、上武大戦でHRを放つなどパワーもついてきている。

【期待するポジション】外野手争い、チーム盗塁数リーグ1位のイーグルスへの好影響

【他の候補選手】
宮崎一樹(山梨学院大)、西村進之介(専修大)


6位 小笠原 蒼

(動画 2:12~)

一塁手 京都翔英高 180cm 96kg
立派な体躯から生み出されるパワーに加えて、コンタクト能力にも長けた左のスラッガー。投手として最速144キロを記録する強肩も武器。夏の大会では昨年指名された西村瑠伊斗のようなブレイクが期待される。

【期待するポジション】将来の主軸打者

〈指名の裏側〉
もともとは3位~4位想定で考えていたところ、スリップしてきたため指名。高校生一塁手は麟太郎・真鍋・明瀬・仲田の1位指名が相次いだため、小笠原も上位指名されると思っていました。辻本→大学生投手を上位指名した代償としてスラッガーは諦めていたので、ラッキーな指名となりました。

【他の候補選手】
髙野颯太(三刀屋)、鈴木百太(深谷商)、河野戴駕(小倉)、梅山大夢(安中総合)


7位 稲葉 虎大

投手 シティライト岡山 184cm 90kg
大学進学後に投手転向し、剛腕として注目を集めた。直球に力があり、リリーフでは最速154キロ、平均球速も150キロに迫る。変化球もピッチトンネルを意識しており、見極めの難しさに定評がある。
⚾JFE西日本の補強選手として都市対抗に出場予定

【期待するポジション】勝ちパターン

〈指名の裏側〉
今ドラフトで唯一の決め打ち枠。フロアの高さも保証しながら、直球や変化球で押し切れる投手をセレクトしました。

【他の候補選手】
中﨑響介(明治安田生命)、加藤優弥(東海REX)、八木玲於(Honda鈴鹿)


8位 工藤 泰成

投手 東京国際大 180cm 85kg
先発で150キロ台を連発するエンジンの大きさが魅力。カットボールにもキレがある。走者を背負うとギアチェンジし、グッと球威がアップ。要所で三振を奪うことができる。

【期待するポジション】まずはリリーフ、いずれは先発でも観たい。

〈指名の裏側〉
秋田枠① 今年の最推し投手。
なんで8位まで残ってんねん!ということでプランを変更して指名しました。本来この順位からは育成指名想定で、8位は「素材型大学生投手」の指名を予定していました。

【他の候補選手】
高橋凱(八戸学院大)
、坂元創(九州共立大)、松田啄磨(大阪産業大)、三浦克也(東京国際大)、中村太耀(城西国際大)


9位 山北 一颯

(初回投球 22:40~)

投手 東邦高 189cm 84kg
元中日の山北茂利を父に持つ。長身ながら投球フォームに柔らかさを感じる。春以降は不調のエース宮國に代わって主戦を務める試合も多く、安定感が増してきた。最速は145キロも、まだまだ伸びる余地を感じるので、早くも次のステージでの活躍に期待が高まる。

【期待するポジション】スケールの大きな先発投手

【他の候補選手】
清水麻成(樹徳)、松本龍也(山城)、藤田和樹(延岡学園)、髙橋快秀(多度津)


10位 高橋 凱

投手 八戸学院大 182cm 84kg
“ネクスト松山晋也” を狙える北東北の剛腕。最速152キロをマークし、先発でも145キロを切ることが殆どない。スライダーに加えてもう1つ変化球をモノにするだけで秋以降大きく化ける可能性を秘めている。

【期待するポジション】松山晋也

〈指名の裏側〉
秋田枠②
もともとは8位指名予定も、工藤を獲ったので繰り下げて指名。本来10位は独立リーガーを指名するつもりでした。ご紹介できずに残念…。

【他の候補選手】
斎藤佳紳(徳島)、谷口朝陽(徳島)、山田空暉(愛媛)、羽野紀希(愛媛)、芦田丈飛(武蔵)、増子航海(神奈川)、シンクレアジョセフ孝ノ助(徳島)



指名雑感

・補強ポイント
投手や即戦力ショートは競合を避けながら上手に確保できました。一方で中軸候補は勇気を出して狙いに行っても良かったかもしれません。(詳細は3位指名参照)

・楽天が指名しそうな選手を意識
高校生の身長や下位社会人枠、学閥などの指名傾向は意識しました。
また、6位小笠原7位稲葉は全国的な知名度は浅いものの、春先に楽天スカウトが視察したという記事が出ており、本番のドラフトでも指名が期待できます。

・東北枠/秋田枠
全指名の半分が東北ゆかりの選手になりましたね。今年はとくに同年代の大学生投手への思い入れが強く、2位西舘、8位工藤、10位高橋凱の指名に繋がりました。

・取られて悔しかった選手(敬称略)
坂井陽翔(外れ2位~3位想定) ⇒kerry2位
宮崎一樹(3~4位) ⇒Yua3位
小田島成龍(3~4位) ⇒たけもと4位
髙野颯太(4位) ⇒てぃ~ず3位
石原勇輝(5位) ⇒まいえっと4位
山田空暉(10位) ⇒Fuku8位

#楽ドラ2023 全指名



4. おわりに


今年の楽ドラも非常に楽しかったです!お疲れさまでした!
大変なイベントの運営を今年も引き受けてくださった主催のZNOさん(@ZNO_Draftには、心より感謝申し上げます。

楽ドラには第1回から関わってきましたが、狂った企画(?)にもかかわらず毎年新規の方にご参加いただき、楽天ドラフト界隈をはじめとするドラフト好きの裾野が広がっている気がして本当にうれしく思います。

私事になりますが、大学1年(高3)からアマチュア観戦とドラフトアソビに命を燃やしてきましたが、来年からは生活が変わることもあって一段落付ける時期かしら…なんて最近は思っていたりもしております。
後悔はないかと言われれば嘘になりますけど…笑


来年私がどうなっているか分かりませんが、しいドラフトはこれからも永く続いていって欲しいですわね~。


楽ドラは終わりましたが、ドラフト好きたちの1年はここから中盤戦です! ドラフト会議まで4か月、まだまだポジって楽しみましょう🔥


さいごまでお読みいただきありがとうございました。


データ出典


・nf3 様
・キューステ! 様
・データで楽しむプロ野球 様

・雑誌「野球太郎」
・各 野球部ホームページ


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