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#16VD 新球団・男鹿ノーザンオグルス【分配ドラフト指名振り返り👹】

おばんです。はじめましての方は、はじめまして。

ましと( @mashito_7 )  です。

本noteでは、現在参加しております #16VD (仮想16球団構想イベント)における、男鹿ノーザンオグルス👹の分配ドラフト指名戦略および指名結果について簡単ではありますがご紹介いたします。

⚠  以下に登場する球団、選手、イベントはすべて架空のものであり、実在する一切の事柄とは関係ありません。

本企画 #16VDの概要につきましては紙幅の都合上省略いたします。詳細は以下のnote運営アカウント(@aravirtd さま)をご覧ください。


さて、2月21日から26日に渡って分配ドラフトが開催されました。

本ドラフトの簡単なルールは

​・事前に既存球団より提出された30名のプロテクトリストから漏れた選手を新規球団4球団で取り合う
・指名人数は各球団58名(投手30名、捕手6名、内野手12名、外野手10名)
・指名順は、男鹿👹→那覇→西京極→ふじのくに の完全ウェーバー方式
地元枠として、選択した都道府県(本球団は秋田県)の出身選手を最低でも投手1名、野手1名指名する             (運営noteより)

従来の仮想ドラフトイベントのように、既存チームの弱点補強の経験はあれど、まったくもってゼロの状態からの選手集めという経験は勿論ありません。正直考えることが膨大で、「頭がパンク状態」とはこの事かと。

それでも優秀なサポーターの皆さま、そして寝る間を惜しんで立てたプランのおかげで 何とか無事に指名を終えることができました。

その過程の一部を簡単ではありますが以下に記します。


1.チームのコンセプト

・チームの方針やコンセプトのようなものはありますか?(話せる範囲で)
▽はじめに…
 秋田県は県民の野球熱が非常に高い地域です。記憶に新しいところでは、夏の甲子園準Vに輝いた金足農業高校の活躍に大きく湧いた2018年が思い出されます。(中略)この度、新球団の舞台として選んだ動機は、私の故郷である秋田、高齢化率・人口減少率が全国ワーストと地域社会の衰退が深刻である秋田、県民の野球熱が高い秋田をプロ野球チームの力で盛り上げていきたいという思いからです。
 しかし、秋田県の都市・人口規模は他の3つの新球団(静岡・京都・沖縄)と比べて小さいというのが事実です。現状では秋田だけを中心とした球団運営は容易ではないと考えました。 そこでフランチャイズを拡大し、青森県・岩手県を含めた東北3県を拠点としたチームにすることを決めました。
▽チーム方針
 チームコンセプトは 「スポーツの力で東北3県を盛り上げる!」です。そのためには地元出身選手の活躍は不可欠であるといえます。現在、3県にゆかりのある現役NPB選手およびアマチュア選手のリストアップを鋭意進めているところであります。
 また、チームメンバーの多くは東北楽天ゴールデンイーグルスのファンです。東北楽天といえば2004年の球界再編騒動のもと誕生した新球団です。 球団創設から16年。多くのファンは新球団ならではの過酷な現実を一種のトラウマとして強く記憶しているのでは無いでしょうか。 戦力面において、短期的かつ長期的に既存の12球団と渡り合えるチームを編成するためにはどうすれば良いか…かなり難しいテーマですが、チーム内で必死に議論を進めているところであります。

👆は運営noteのインタビューにおいてチームコンセプトに関してお話ししたものです。(詳細はリンク先をご覧ください👀)


簡単にまとめますと

①地元出身選手の活躍で北東北3県を盛り上げる
②短期かつ長期的に既存球団と渡り合えるチームの編成

これに加えて
③仮想ドラフトを見据え、選手デプスを意識した指名

この3つをコンセプトとして意識して指名プランを立てることとしました。


とくに②は「勝てるチームが見たい」という新参球団ファンのエゴでしょうか、これが私たちの「ブレない考え」にあることで後述のプラン作成において重要な役割を果たしたように感じます。

また③はデプス表(選手の世代表)とにらめっこをしながら、後日開催の仮想ドラフトでの指名プランを想定し「仮想で補うポイント」「分配で押さえておくぺきポイント」を考えました。2つのドラフトを別物扱いしないことにより互いの指名を助けることに繋がると考えました。


2.指名プラン

チームコンセプト②の「短期的かつ長期的に既存球団と渡り合えるチームの編成」に基づいて指名する選手の属性、優先度を書き出したものが以下になります。これをもとに実際の指名プランを作成しました。

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▼ 編成のカギ① センターラインとコアプレイヤー

センターラインとは捕手・二遊間・センターの4ポジションを、コアプレイヤーとは攻守において軸となる選手を指します。
強豪といわれる既存球団の多くは、安定したセンターラインに加え、リーグ屈指の実力を持つコアプレイヤーが複数名在籍しています。とりわけセンターラインのコアプレイヤーとなると走攻守において高い能力が要求され、候補選手は数が限られることから、最優先で狙うことにしました。

▼ 編成のカギ② プロスペクト(若手有望株)

プロスペクトの確保も重要な課題です。後ほど紹介する指名結果を見てわかるように主力クラスの選手の大半は高齢で、チームの年齢バランスを維持するためには若い選手の存在が重要となります。しかし新規球団は決して選手層が厚いとは言えず、ただ若いだけでなく一軍戦力としてある程度計算できる選手が必要です。こうした選手も優先して獲得することとしました。

また、二軍の主力選手をプロスペクトで埋め尽くしたいという野望も陣営内で一致しました。背景には「ファームも盛り上げたい」という思いがあります。チームの準本拠地ともいえるファーム球場に多くの有望株が集まることでより多くの集客が見込めると考え、他球団に先駆けてプロスペクトの確保に動くこととなりました。


この2つのカギを軸に、他球団の指名状況を見ながらバックアップの選手地元枠の選手を適宜指名していくことになりました。

実際の他球団の指名では、上位でコンセプト①に挙げた地元枠の選手の優先確保が見られました。しかし、当球団の地元にゆかりのある有力選手の多くは残念ながら(嬉しいことに?)プロテクトリストに入っており、戦略の軸であるコンセプト②を実現する上で地元枠は「最低限数確保すべきである」という結論に達し、中位から下位で指名することとしました。


3.指名選手振り返り

こちらが分配ドラフトで指名した58選手です。

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以下では、4つのポイントに分けて、選手の紹介と指名背景を説明します。

① 【最優先指名】センターライン&コアプレイヤー

1位 戸柱 恭孝     捕手  関内
2位 荻野 貴司     外野手 蘇我都鳥
3位 牧原 大成     内野手 天神
4位 A.デスパイネ  外野手 天神
5位 J.エドワーズ   投手  西宮
6位 高橋 優貴     投手  春日
7位 B.レアード      内野手 蘇我都鳥
8位 A.エチェバリア 内野手 蘇我都鳥
9位 和田 毅      投手  天神
10位 国吉 佑樹     投手  関内

上位の10枠では編成のカギ①であるセンターラインの選手と攻守の軸となる選手で固めました。

まず驚かれた方が多いであろう、全体1位指名の戸柱捕手。
センターラインのなかでも捕手は候補選手数が少なく最優先で確保すべきポジションであると考えていました。戸柱選手は守備においては球界屈指の捕球技術と盗塁阻止力、打撃でも中軸の後ろの6番に座ることが多いなど、攻守における能力の高さを評価して1位指名を決断しました。

2位の荻野貴司選手は36歳ながら衰え知らずの脚力と出塁能力、2019年に中堅手としてGG賞を獲得するなど安定した守備力が魅力です。
3位の牧原選手は二遊間を中心とした高い守備力とシュアなバッティングを持ち合わせており、29歳であることから長きに渡って主力としての活躍が期待されます。
また8位ではMLBで遊撃手としての豊富なキャリアを持つエチェバリア選手を指名。上位指名でセンターラインのコアプレイヤーを固めたことにより、攻守において引き締まったチームを編成するための下地を作ることに成功しました。

中軸候補としてはデスパイネ選手、レアード選手という日本で強打者として長年にわたって結果を残す両スラッガーを指名。本企画は「外国人枠」が存在せず、短期的な戦力として外国籍選手を数多く獲得できたのが編成的に助かりました。

投手では「エース格」と「勝ちパターン」の投手を2名ずつ指名。特に9位の和田毅投手は実績・実力ともに候補選手の中でもトップクラスで、40歳ながらエースとしてタイトル争いに食い込んでくるのではないかと期待が膨らみます。また10位の国吉投手はサポーターの強い推しを受けて、クローザーを見込んでの指名。昨季はチーム事情により様々な起用法を経験しましたが、決まったポジションを与えることで大きく才能開花する選手だと考えています。

上位でチームの核となる選手を獲得できたことにより、中位以降の指名の自由度が大きく広がったように感じました。


② プロスペクトの確保

12位 大道 温貴    22歳  投手  呉
14位 山村 崇嘉    19歳  内野手 狭山
15位 武藤 敦貴    20歳  外野手 仙台
19位 吉田 凌     24歳  投手  千代﨑
24位 中森 俊介    19歳  投手  蘇我都鳥
26位 川原田 純平   19歳  内野手 天神
30位 谷川原 健太   24歳  捕手  天神
36位 山瀬 慎之助   20歳  捕手  春日
37位 中神 拓都    21歳  内野手 呉
48位 井上 温大    20歳  投手  春日
52位 松本 隆之介   19歳  投手  関内
56位 田中 法彦    21歳  投手  呉

次に重点的に確保したのがプロスペクトです。

編成のカギ②で述べたようにプロスペクト獲得には「若い一軍戦力の確保」と「ファームのプロスペクト王国づくり」の2つの側面があります。

12位の大道投手と19位の吉田凌投手はともに一軍ブルペン陣での活躍を期待しての指名です。今季のルーキー投手で最初に指名された大道投手は実際にキャンプや練習試合で結果を残して勝ちパターン候補に名前が挙がっており、吉田凌投手も昨季35試合に登板して緊迫した場面でも数多く起用されているなど実力は一軍クラスです。上で経験を積み、将来的なエース格等に成長することを期待しています。

14位の山村選手はそのずば抜けた打撃センスが多くの人に評価されている高卒ルーキーで、今回思い切って一軍の2番・一塁に起用しました。名だたる強打者のように早期からの活躍が大いに期待できます。

15位の武藤選手、24位中森投手、26位川原田選手、36位山瀬選手は将来の一軍センターライン、そしてコアプレイヤーとなりうる選手です。この4選手を軸にプロスペクトの王国を形成し、ファームがより盛り上がるのではないでしょうか。

そして個人的・MVP指名は30位の谷川原選手。本職は捕手ながら投手以外の8ポジションを守れるという超ユーティリティプロスペクト(長い)。打撃もパンチ力があり、将来のコアプレイヤー最有力候補と言える選手です。


③ 実績のあるバックアップ要員

22位 磯村 嘉孝    捕手  呉
23位 山本 泰寛    内野手 西宮
29位 石川 慎吾    外野手 春日
32位 加藤 匠馬    捕手  尾張
33位 明石 健志    内野手 天神
34位 西野 真弘    内野手 千代﨑
35位 小田 裕也    外野手 千代﨑
47位 谷元 圭介    投手  尾張
50位 B.ディクソン 投手  千代﨑

中位から下位ではバックアップとして一軍で十分な実績のある選手を指名し、選手層の底上げを図りました。

22位の磯村選手、32位加藤匠馬選手(ともに29歳)は一軍マスクの経験が豊富で正捕手・戸柱選手(31歳)と年齢も近いことから、正捕手争いを煽る目的で指名しました。

33位の明石選手はここぞの場面での勝負強さと、内外野をカバーするユーティリティ性を持つ「ベンチに必ず置いておきたい選手」。一塁に若い山村選手を起用することからも、バックアップ要員として彼以上の適任者はいません。

下位では一軍でバリバリ投げられる実力を持つ谷元投手・ディクソン投手のベテラン右腕を指名。特にディクソン投手は先発とクローザーの経験が豊富で投手陣の救世主となってくれるでしょう。


④ 地元枠

20位 遠藤 成  内野手 西宮 (にかほ市出身)
21位 砂田 毅樹 投手  関内 (明桜高出身) ※札幌出身
25位 石井 大智 投手  西宮 (秋田市出身)
46位 藤井 黎來 投手  呉  (美郷町出身)
58位 赤上 優人 投手  狭山 (仙北市出身)

おまたせしました、地元枠のお時間です。

このたび5名の秋田出身選手をお迎えしました。
特徴としては若い選手が多いことです。すぐに活躍することは難しくとも、将来的に主力選手に成長し、「チームの顔」として引っ張ってくれることを期待したいです。

今回は即戦力の選手獲得を優先したことから、主力選手クラスの少なかった地元枠は様子を見ながら適宜指名という形を取りました。地元枠に限らず指名順位の見極めは困難を極めましたが、想定よりも多くの選手を指名できたことは嬉しい限りです。

一方、18位で那覇球団に山口航輝選手(明桜高校出身)を指名されてしまったように、読みの甘さによって目当ての選手を逃してしまう場面がいくつかあり、この反省は次回以降のイベントに生かしたいところです。

6位 高橋 優貴   投手  春日 (八戸学院大出身)
12位 大道 温貴   投手  呉  (八戸学院大出身)
26位 川原田 純平  内野手 天神  (花巻市出身・青森山田高)
38位 佐々木 健   投手  狭山 (つがる市出身・富士大)
44位 鈴木 翔天   投手  仙台 (富士大出身)

また、今回はフランチャイズを東北3県に拡大していることから青森・岩手県出身選手も多数指名しました。(北東北大学野球連盟たまらん)


以上が指名選手および指名背景の紹介です。
6日間にわたる長期のドラフトで、プランは当初から完璧であった訳ではなく、ほとんどがその場の状況に応じて臨機応変に変更したのが事実です。
それでもブレない指名方針と、サポーターの皆さまとの熱い議論のおかげで限りなく「最適解」に近い指名ができたと自負しております。

デプス

こちらが分配ドラフト終了時点の編成表です。これから編成上の弱点・補強ポイントを分析し、仮想ドラフト(3月21日開催)に備えてまいります。そちらもご注目ください!


4.ロースター紹介と魅力度投票ご協力のお願い

最後に簡単ですが、3月2日(本日)からスタートする魅力度投票に向けた男鹿ノーザンオグルスのロースターを紹介します。

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▽投手

先発陣はエースの和田毅投手を中心にイニングを稼げる投手がそろっています。6番手のディクソン投手は便利屋として中継ぎでの起用も想定しています。二軍は谷間先発候補とプロスペクトのバランスが良く、一軍と入れ替えながら十分に運用が可能です。

ブルペン陣は一・二軍ともに様々な場面での起用を想定した多彩な投手が揃っています。シャッケルフォード投手はケガの影響で2年間プレー実績のない投手ですが、回復の具合によっては勝ちパターン級のピッチングが期待できます。


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▽野手

一軍スタメンはセンターラインのコアプレイヤーを軸に、攻守のバランスがとれた選手が揃っています。打線のカギは外国人スラッガーが引っ張る破壊力抜群の中軸と2番に起用した若武者・山村選手ではないでしょうか。各ポジションのバックアップに実績のある選手が控えているのも心強いです。

二軍はというと、理想のプロスペクト王国が完成しています。正直言って「ワクワクが止まらない」。こんな二軍チーム、球場に見に行きたくて仕方がありません。将来のチームを背負う選手を育成しつつ、ファーム球場からもチームを、そして地域を盛り上げていけたら、と考えています。


最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

はじめてのnote🔰で読みにくい点など多々あったと思いますが、楽しんでいただけたら幸いです。仮想ドラフト後にも同様に書けたらいいなと思っております。

最後になりましたが、投票のお願いです。


本日3月2日の20時から、新規球団の魅力度投票が行われます。

どうか男鹿ノーザンオグルス👹に清き一票をよろしくお願い申し上げます!


きょうのnoteはここまで!

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