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じぶんたなおろし①

  最近「何者であるか」「何を成し遂げたいか」を聞かれることが続いている。同じ聞かれかたじゃないし、頻繁にではないけど、やたら、心に残る言葉のニュアンス。

今年45歳になるわたしは、2001年4月から社会人になり、今年で、22年目を迎える。そろそろ、人生の半分は社会人であることに最近気付くとともに、後数年もすれば、50歳。そして、10年前なんてあっという間だと思ったその「10年後」は55歳。。恐ろしい月日だ。

学生時代わたしは駅ビルの飲食店でアルバイトをしていた。今はもうない会社(結構大きな会社で母体の菓子製造メーカーは残っている)だけど、何店舗も展開していた会社だ。そこで、知り合ったチーフ(当時50歳くらい)や、マネージャーと言われていた何店舗か統括していたおじさん(40歳前後)、パートの後藤さん(きっと60歳を超えていたであろう)は今元気なのだろうか。あれから、20年近く経ち、皆さんそれぞれ、結構な年になっているわけで、たまに思いだすと、懐かしさと、その年齢に近づいている自分に恐怖する。

学生だったあの頃、彼らはわたしの想像する40代、50代、60代のビジュアル、考え方のフォーマットだった。でも、現在わたしを取り巻く、40代は当時の40代よりはるかに若々しく、少年のようで、生き生きしている人たちがほとんどだ。これはたまたまなのか、時代が若返ったのか、わからないけど、今の40代はわたしが学生のころの、30代や20代のお兄さんといってもおかしくない。

そんな生き生きとした彼らから、「何者なのか、」「何を成し遂げたいのか」と少年のような眼差しで、あたかも当然の質問のように投げかけられる。そんなこと、なんとなくしか考えてこなかったこの45年間。ちょっと自分の「今まで」を棚卸しして何者なのか、そして、何を成し遂げたいのかを整理してみていきたいと思う。

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