~Another Story~サラリーマンのオイシイ夢の叶え方

本書第三章で初めて出てくる彼女の存在。彼女がいなければ脱サラしていたかもしれない。

今でも時々考えるー
あのとき脱サラしていたら、いま自分はどうなっていたのだろうか?

だが、私は会社員のままラーメン屋をやるという選択をした。最終的には私はカフェをやることになるわけだが、とにかくお金の不安はなくなった。

そして私は彼女にプロポーズをし、結婚することになる。

そして彼女は、その時働いていた仕事を辞め、カフェを一緒にやることになる。

飲食未経験の私たちにとってカフェの運営はめちゃめちゃ大変だった。OPEN当初は寝る間もなかった。だが妻は文句も言わず働いてくれた。むしろ最前線でスタッフ達をひっぱってくれた。妻がいなければカフェの運営はうまくいかなかっただろう。感謝しかない。

今でも時々考えるー
彼女は私と結婚して、仕事を辞めた。彼女の人生は大きく変わった。それが正解だったのだろうか?

妻には発売するまで読ませていなかった「サラリーマンのオイシイ夢の叶え方」。カフェ人生に巻き込んでしまったうしろめたさがあったからなのか、なかなか読んでもらうことに踏み切れなかった。
しかし、それではいけないと思い、意を決してペーパーバックを渡し、私は仕事のため出社した。

仕事中、妻からLINEが来た。
「お疲れ様。出版おめでとう!普段、本を読まない私でも最後まですぐ読めました。当時そんな想いでいたなんて知らないこともあったし、昔の思い出があふれるように蘇ってきました。
たくさん苦労したけど、私の選択は間違っていなかったと改めて思いました。尊敬と感謝の意を込めて」

長年何か引っかかっていたものが取れ、自分の選択も間違っていなかったのだと改めて感じた瞬間だった。

本編はこちら。
未読の方はぜひ。
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