080812

今日はいったいどういう日になるのだろうか。
よい集中は私に何をもたらすのだろうか。
私の脳はドーパミンを求めて勇み足を踏んでいる。積極的な気分になっている。張り切っている。それが空回りになるかもしれない恐怖、じじつ今まではそうなっていた現実にぶち当たる。とにかく書くことが何かを得るとは信じたい。トイレットペーパーの切片が扇風機の風にしたがってゆらゆら動いている。規則的に左右に動いている。思考力が欲しいよ。思考力が欲しい。どうすれば手に入るのだろう。当たり前の事実に気がつきたい。どうしたらいいのだろう。私が頭がいいと思う人物たちはみんな新聞を読んでいる。案外面白いのだった。社会人コスプレグッズとしか思えないが。同じ小説を何度も読むことが何に繋がるのか私は知りたい。私は知りたいことがたくさんあった。八月の曇りの日の不快な湿度が肌から離れない。それにいらいらした私の打鍵はいつもより急いでいる。落ち着いて思考することができない。神経がぴりぴりと過敏になっている。何かを考えようとするとすぐにまったく関係ないイメージが頭の中に浮かんできて、そちらの方が考えるべき重要なトピックに思える。不安になる。具体的なエピソードを積み重ねていく。具体的な実体験を次々に積み重ねていく。
私は運気を上げたい。私は運気を上げたい。私は運気を良くしたい。もっともっとよくしたいのだった。
ちょっとずつ運気を上げたい。まず何をすればいいのだろうか。ベッドメイキングとか? 遅すぎる?
……
雨が降っている? 山の方にうすもののカーテンのようなものが見える。
どうせ捨てるのだから書き始めてもいい気がする。どうせ捨てるから。筆が乗るまでに時間がかかるタイプだから。少しでも運気を上げたい。いったいどうすればいいのだろう。私は東京に転職したい。まじでちょうどいいのだ。しょっちゅうだった。私は東京に住みたいし、私はパートナーが欲しい、私は私のすべてを肯定されたい認められたい自然のままで。どうせという気持ちはあるのだった。ちょっとずつ私は何かをしたいと思う、運気を上げたいと思う。何をするかよりも何をしないかだから。ちょっとずつ前に進みたい、夏休み四日目もう四日も経つのかという気持ちだから。恐ろしいですよね。お金を使いたくない、まったくお金を使いたくないのだ。私は東京でやっていけるのだろうか、わからない、私は信頼できるパートナーが欲しい、私には彼らが子供に見えてしまう。私は自分の体に興味があるらしい。これからも美しいというものについて考えていきたい。これには私も引いてしまうのだった。期待しないというのは大切だ。共通の話がないのにどうやって関係性を前に進ませればいいのだろう。私は運気を少しでも上げたい。私は自然体で文章を書けるようになりたい。私は自然に物語を繋げられるようになりたい。そのおおもとに興味がある。でもやってみてもいいのではないか、このタスクを抱えたままでこの夏休みを過ごすのは嫌だ。もっとよい気を貯めたい。充填したい。

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