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マニラの闘鶏場モンテルンパコロセアムがすごかった。

闘鶏を見たことなかった。ルールもよくわかってなかった。僕がよく行くフィリピンでは今でも闘鶏が行われている。サボンというらしい。闘鶏がなくなる前に見ておきたいから、次にフィリピンに行ったときは絶対見に行こうと思っていた。

それでたどり着いたマニラの闘鶏場。モンテルンパコロセアム!

いやー、マジですごかった。平日なのにすごい人なんです。フィリピン人が大金をかけて静かに一喜一憂している。迫力があった。

闘鶏場で戦う鶏

淡々と繰り広げられる戦い!

ギャンブルはやらないけど、やってみた。

ルールは簡単!

青コーナーと赤コーナーのようになっていて、どっち側の鶏が勝つか賭けるだけ。MERON(メロン)とWALA(ワラ)と書いている。MERONはある、WALAはない、という意味らしい。

フィリピンの闘鶏場 MERON WALA

戦いはめちゃ残酷だった。

足につけたナイフみたいなものでジャンプして相手を攻撃する。ナイフは鞘に収まっているけど、試合開始前に鞘がはずされるとキラリと光るのが遠くからでも見える。

白い鶏は鮮血が目立つ。血だらけになって痛々しい。弱ってきたら動きが鈍くなる。しかし、戦いが膠着状態になると、人間が介入してきて、無理矢理戦わせられる。

どちらかが死ぬまで続く…。

闘鶏のルールは場所によって違うようだ。

はじめて来たから、どっちが強いなんてわからない。

MERONに賭けた。

500ペソ!

日本人なんていないのでジロジロ見られる。

戦いが始めると、こじんまりしたスタジアムに緊張感が漂う。

見事勝ちました!

1000ペソちょっとになった。

変な音楽が流れて、すぐに次の試合がはじまる。この空間に大きなお金が動いているのを感じる。平日の3時です。

朝6時から夜12時までやってるんだって。1日114戦だって

フィリピンの闘鶏はなくならないと思った。


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