簿記2級から始める証券アナリスト試験:はじめての統計学

 なんかふわふわした統計学の本を読んできましたが、ようやく理解できそうな本を見つけました。

 1つ1つ丁寧に説明されているし、「P(○○○)=0.□□□」のPって何を意味しているのかも解説しているし(ちなみにPは確率(probability)のP)、「公式は覚えるな!」とか関数電卓を使うことを勧めていたりと、いままでとは毛色が違った本です。また、○○について知りたいときは□□分布を使うといったことも書かれており、他の本では書かれてないことも書かれているので有り難かったです。

 ただ、当然ながら、1回読むだけで身につくことはなく、何回も読んで、練習問題を解いて、体で覚える必要があります。これはどの入門書でも同じですね。特にその分野についての知識が無い場合には繰り返し読むことが必要です。ただ、他の本よりもかなり詳しく解説されているので、最初に読めば良かったと思ったくらい良かったです。

 1994年に初版が出版され、今、私が手にしているのが2020年の第50刷ですからかなり息の長い本ですし、鉄板とも言える本なのかもしれません。

 証券アナリスト試験の講座が始まって、統計学で分からなくなったらこの本に戻ってこようと思っています。というか、他の本は入門書のように見えて実は中級者向けだったり、入門書であっても大事な部分をバッサリを切り捨てていたりと実は入門書ではなかったりしていました。自分のレベルにあった本を探すのって大変ですね。

 6月に入ったら1回目のテキストが送られてくるので、楽しみであるとともにどのくらいの難しさなのか不安でもあります。7~8月に行われるスクーリングの受付もまだ未定ですし、その点でも不安ですね。


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