簿記2級から始める証券アナリスト試験:復活!?証券アナリスト試験

証券アナリスト協会の講座やTACの証券アナリスト試験の講座に申し込んだのですが、テキストを読んでて「なんか面白くない・・・」と思って、そのまま放置、つまり勉強しないでいました。

ところが今年に入って証券アナリスト協会から、現在のテキストをもとにした試験は2021年春、秋試験までで、それ以降は新カリキュラムによる試験になるとのメールが届きました。

それまでやる気ゼロで全く手をつけていなかったのですが、このメールを見てちょっとやる気が出てきて、2021年春の財務分析の試験を申し込みました。

財務分析にしたのは、10年以上前に税理士試験で財務諸表論を勉強したことがあり、そのときの勉強が役に立つのは財務分析なのでは?と思ったからです(ちなみに税理士試験は財務諸表論、簿記論は合格しましたが、法人税法で挫折しました)。

で、とりあえずTACから送られてきた総まとめテキストを先週の土曜日からやり始めたのですが、結構会計処理が変わってしまっているんですね。

減価償却の方法(残存価額ゼロや200%定率法)とか純資産の部の勘定科目が変わっていたり、繰延税金資産・負債の表示が流動・固定から固定だけになったりと「ほえ~。10年以上の間に変わっちゃったな~」なんて思いながら読んでいました。

テキストの練習問題を10年以上前と変わってしまったことを確認しながら解いていき、財務諸表論でやらなかったようなこと(財務諸表分析や株式価値評価)などはTACのWeb講義を見て勉強しました。

企業結合会計やキャッシュフロー計算書などは実務でちょっとやったことがあるので、そんなに難しく感じませんでした。

税効果会計は当時はただひたすら機械的に解いていましたが、少しは腑に落ちたのか、あまり難しく感じませんでした。練習問題を見る限り、税理士試験の問題ほど突っ込んだことをやらないみたいなので、将来減算一時差異になるものと、永久差異になるものを抑えておけばなんとかいけそうです。

税理士試験の財務諸表論をやっていたおかげでだいぶ助かっていますが、これをやっていなかったら多分ワケワカランとなっていたと思います。

まだ財務分析の勉強をしてて全体像がモヤモヤっとしている場合は、以下の本がオススメです。

財務諸表論をやったあとに読んだのですが、「こっちを最初に読んでおけばもっとスムーズに勉強できたのでは!?」と思ったほど分かりやすかったです。全体像が掴めてない状態で問題を解いていても、点数は伸びないような気がします。こんな状態の場合、この本を読めば、問題を解いてて今なにをやっているのかが分かるようになるかもしれません。証券アナリスト協会推薦図書より分かりやすいと思います。

なんかまとまりがありませんが、とりあえず2021年の春試験(財務分析)を受験することにしました。試験当日まであと40日ですが、どこまでやれるか頑張ってみようと思います。

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