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Raiders: 2024NFLドラフトQB市場では後退したかもしれない

これまで本ブログでは、RaidersのQBについて、2024NFLドラフトでトレードアップよる全体上位でのQB指名に意欲的、これに備えた動きが進んでいると解釈してきたが、リーガルタンパリング、リーグイヤー開始以降、ネガティブと思われる材料を確認したため、状況を整理する。 まず、本ブログではGardner Minshewの獲得について、トレードアップの失敗、意中の選手が獲得できないケースを相当に織り込んだとみている。 これまでに伝えられたMinshewとの契約は、明らかにバ

Raiders: WR Hunter Renfrowをリリース

現地3月13日、RaidersがWR Hunter Renfrowのリリースを発表した。また、これまでリリース予定が報じられていた、QB Jimmy Garoppolo、QB Brian Hoyer、DT Jerry Tilleryのリリースも併せて発表された。 NFL Japanによれば、RaidersはRenfrowと2022年度に2年$32Mの契約を結んでおり、2024年度のRenfrowは$13.71Mのキャップヒットとなる見込みだったが、リリースによって$8.21

Raiders: リーガルタンパリングを境に投資シフト

現地3月13日の Tashan Reed(@tashanreed)のSNS投稿によれば、リーグイヤー開始とともに、Raidersのキャップスペースは一時的に$39.6Mになる可能性があるという。 Raidersのサラリーキャップ運用については、ここ数年の間、リーグの中でも保守的な運用が行われてきたことが確認されている。 2024年度のフロント人事から考えれば、この傾向を維持し、繰延計上を抑えてリストラクチャリングの余地を残すとともに、上限金額に近寄りすぎない水準で運用され

Raiders: 2024年度リーガルタンパリング終了時点で人事等の進捗確認

 リーガルタンパリング期間の主な人事の動きを確認する。まず、最大の課題となっているQBでは、Gardner Minshewの獲得が伝えられている。また、リーガルタンパリング前にはBrian Hoyerのリリースが報じられた。リーグイヤーを迎えるとJimmy Garoppoloがリリースされる見込みであり、Aidan O’Connell、Gardner Minshewの体制のもと、ドラフトを迎えるとみられる。  契約期限切れかつ財務的な影響の大きかったRB Josh Jaco

Raiders: Andre Jamesとの再契約と戦術面での反応等

現地3月10日のC Andre Jamesと再契約にあたり、SNS上では新OC Luke Getsyがゾーンランを軸としたオフェンスを展開することを念頭においたコメントがみられた。 The AthleticのTashan Reed (@tashanreed)は、現地3月11日、IOLについてゾーンブロックとの関係から、運動能力を優先した編成になるとの見方を示した。 Reed は10日、RaidersはLG Dylan ParhamをCとして起用することを検討したものの、G

Raiders: DT Christian Wilkinsと4年契約に合意の見込み

現地3月11日、NFL NetworkのIan Rapoport (@RapSheet)が、情報筋の話としてSNS上で伝えたところによれば、RaidersとDT Christian Wilkinsが、4年$110M、うち保証$84.75Mの契約に合意の見込みだという。 これについて、The AthleticのTashan Reed (@tashanreed) は、SNS上で、DC Patrick Graham、DLコーチ Rob Leonardが、DolpfinsでWilk

Raiders: C Andre Jamesと3年契約に合意

現地3月10日、NFL NetworkのIan Rapoport (@RapSheet)が代理人の話だとしてSNS上で伝えたところによると、RaidersとC Andre Jamesが3年$24M、うち保証$16Mの契約に合意したという。 これを受けて、Las Vegas Review-JournalのVincent Bonsignore (@VinnyBonsignore)は、SNS上で「生え抜きのAndre Jamesについて知っておくべきことは、3人の異なるHC、OC

Raiders: 補償ピック発表、2024年度ドラフト指名権更新

現地3月8日、ESPNのAdam Schefter (@AdamSchefter)がSNS上で2024年度の補償ピックを伝えた。Raidersの補償ピックは無かった。 ESPNのPaul Gutierrez (@PGutierrezESPN)のSNS上の投稿によると、2024年度ドラフトにおける最新のRaidersのドラフト指名権は、13位、44位、77位、111位、147位、207位、223位、229位となっている。 関連記事 Raiders: 2024年度FA対象選

Raiders: RB Ameer Abdullahと再契約

現地3月8日、RaidersがAmeer Abdullahとの再契約を発表した。 関連記事 Raiders: QB Brian Hoyerがリリースの見込み Raiders: 2024年度FA対象選手発表 参考資料 資料1: Raiders PR @RAIDERS_PRの投稿より引用

Raiders: DT Jerry Tilleryがリリースの見込み

現地3月9日、Adam Schefter (@AdamSchefter)が情報筋の話として報じたところによると、RaidersがDT Jerry Tilleryに対し、リーグイヤーが始まる水曜日にリリースする予定だと伝えたという。 これを受けて、Las Vegas Review-JournalのVincent Bonsignore (@VinnyBonsignore)は、SNS上で「Tilleryのリリースにより、Raidersには$3.8Mのキャップスペースが生まれる」と

Raiders: 2023年度OLのパフォーマンスの確認

2024年1月のComputer Cowboy (@benbbaldwin)の調査より、Raidersの2023年度レギュラーシーズンのOLのパフォーマンスを確認する。 PFF Grade、Win Rate(ESPN)によるユニットプロテクション評価で、RaidersのOLは、レギュラーシーズン通算でリーグ平均をやや上回った。 PFF Grade、Win Rate(ESPN)によるユニットランブロック評価で、RaidersのOLは、レギュラーシーズン通算でリーグ平均をやや

Raiders: QB Brian Hoyerがリリースの見込み

現地3月8日、ESPNのAdam Schefter (@AdamSchefter ) がQB Brian Hoyer のリリースを報じた。Raidersからの発表は確認できず、リリース見込みを指すとみられる。 これを受けて、Las Vegas Review-JournalのVincent Bonsignore (@VinnyBonsignore)は、SNS上で「2年契約締結時に保証されていた4.205Mの一部、2.6Mが2024年度のキャップヒットになる」とした。 本ブロ

Raiders: 2024年度FA対象選手発表

現地3月7日、Raidersが2024年度のFA対象選手を発表した。FAは合計22名、うちUFA17名、RFA2、ERFA3名となった。 2024年度FA市場では、現地3月11日から13日がリーガル・タンパリング期間となり、FA・トレード交渉に先立ってUFA選手代理人とチームの交渉が可能になる。また、現地3月13日以降FA・トレード交渉が解禁される。 FAの一覧は以下のとおり。なお、Raidersは現地3月8日にAmeer Abdullahとの再契約を発表している。 補

Raiders: タグ指定期間終了時点でのオフシーズン人事等の進捗確認

現地2月12日のウェイバー開始とともにオフシーズン市場が動き始めたが、3月6日の時点でRaidersの選手人事に動きはない。リーグでは新年度を見据えたリリース等が進んでいるが、Raidersでは獲得、放出ともに確認していない。 2024年度コーチ・フロント人事を経て2024NFLドラフトでトレードアップによるトップQBプロスペクト指名の機運が高まる中、コンバインではCaleb Williams、Drake Maye、Jayden Danielsとの面談が設定された。 タグ