文化のアダプテーションと『ボルトロン』

”Voltron”がたどった数奇な運命がおもしろい。もともと『百獣王ゴライオン』1981と『機甲艦隊ダイラガーXV』1982-3という無関係なアニメがアメリカで合体し、1984年に人気を博した。これは、素材に独自の映像を差し込んだ『怪獣王ゴジラ』や、『パワーレンジャー』のパターンとも異なる。

しかもVoltron: The Third Dimension (1998–2000)Voltron Force (2011–2012)という続編も制作された。そして、Netflixで2016年にアニメとなった。これはオリジナルの作品であり、同時に二次元アニメのテイストを残した作りになっていた。それが、過去の継承と言えるかもしれない。


どうやら21世紀になっても継続的人気を得てきた作品らしいが、今度はAmazonMGMで実写作品になる。撮影はこれからのようだ。

さっそくAI生成のティーザーや予告編が勝手に作られている。これもこれからの作品への反応のパターンかもしれない。全体に文化のアダプテーションの一例となっている。

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