見出し画像

吊り橋効果で好きな人とくっつきました


〜岩本蓮加 中編〜



僕はお手洗いに行って
仕事に戻ろうとした時。


??:いやだぁ!


急に叫び声が聞こえて来た。


何だと思い、
声がした方に向かう。


??:本当にいやだ!


え?結構やばいのか?


そう思い、
僕は慌てて走って向かう。


そして着くと、
同僚の岩本さんがいた。


普段クールで何でも仕事をこなす岩本さんが
座り込んでいた。


〇〇:岩本さん?

岩本:うぅ...

岩本さんが振り向く。
涙目になっていて今にも泣きそうになっていた。




〇〇:どうしました?

岩本:ごめん...
ちょっと立ち上がれない...


岩本さんに近づき、
立ち上がるのを助けようとした瞬間、
抱きついて来た。


〇〇:ちょっ、岩本さん?

岩本:うぅ...

〇〇:ちょ、ちょっと一旦落ち着きましょうか

岩本:うん...
ちょっとこのまま抱きついててもいい?

〇〇:大丈夫ですよ


〇〇はドキドキしていた。
まさか自分の好きな人に抱きつかれると
びっくりしてでも嬉しくてドキドキしていた。


岩本さんがこんなになるのが
とても珍しい。
そうなった理由が聞きたくなった。


〇〇:どうしたんですか?

岩本:怖い...

〇〇:怖い?

岩本:うん

〇〇:えっと、何が怖いですか?

岩本:あれ...


そう言って指を指した先には
自動ドアがあった。


確かに誰もいないのに
開閉を繰り返している。


〇〇:なるほどね
ちょっと直してくる

岩本:えっ、ちょっと置いてかないで

〇〇:え?

岩本:くっついてないとだめ...

〇〇:あ、怖いのがだめなんですね?

岩本:うん...

〇〇:じゃあくっついていいですよ?

岩本:ありがと...



そして僕は岩本さんとくっつきながら
自動ドアを直した。


岩本:なんか手慣れてるね

〇〇:よくこうなるんですよね

岩本:...え?

〇〇:何回もこうなるから
直すのはやくなっちゃいました笑

岩本:普段からよくなるの?

〇〇:はい

岩本:なんだ...良かった...

〇〇:もう怖くないですか?

岩本:うんってごめんね?

〇〇:何がですか?

岩本:すごくくっついちゃって

〇〇:大丈夫ですよ!

岩本:ほんとに?

〇〇:はい!むしろご褒美みたいな...

岩本:ご褒美?


そう言って首を傾げる岩本さんが可愛い。


〇〇:いや!何でもないです!


僕は岩本さんと少し仲良くなれた気がしてとても嬉しく思った。





どうだったでしょうか?
今回は蓮加で書かせていただきました!
またまた推しで書いてしまいましたね笑
推しが可愛すぎるのが悪い!笑
感想やリクエストなどたくさん待ってます!
ここまで読んでくださりありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?