僕の2歳年上の彼女 中西アルノ編
〜年上彼女シリーズ 中西アルノ編〜
今日は職場の飲み会だ。
と言いつつも、
もうすでに良い時間になったので
1次会がお開きになろうとしている。
上司:よし!カラオケ行こう!
同僚:いいですね!
と、続々と2次会のカラオケに参加する者が出てくる。
〇〇:へぇーカラオケかー
アルノ:流石に明日も仕事だし帰ろ?
〇〇:そうだね
コソコソと話し、帰ることを決めた。
なぜコソコソとしているかというと、
僕たちは付き合っていることを内緒にしていた。
内緒にする理由はこの職場の性質にあった。
社内恋愛がダメというわけではない。
ただ社内恋愛を良しとしすぎるのだ。
どういうことかというと
職場の人全員が祝福がすごいのだ。
それはそれですごくやりづらいので
僕たちは内緒にしている。
帰るかと思い、準備をしていると。
上司:おい〇〇!
〇〇:はい?
上司:お前もカラオケ行くぞ!
〇〇:いやー、僕はちょっと
上司:どうした?
〇〇:明日仕事なんですよ
上司:何言ってんだ?
〇〇:え?
上司:明日は創業記念日だから休みだぞ
〇〇:あ...
上司:よし!〇〇も行くぞ!
2次会のカラオケに行くことが決定になった。
ちらりと見るとアルノさんがちょっと睨んでいた。
アルノ:行く...
〇〇:え?
アルノ:こうなったら私も行く!
同僚:あれ?アルノ行かないって言ってなかった?
アルノ:き、気が変わったの!
同僚:へー笑
絶対信じてないな。
なんか付き合ってるのばれてそう...笑
女性の勘は当たるからなぁ笑
...ってかアルノさん、分かりやすすぎます笑
バレるのも時間の問題だな笑
結局2人とも2次会のカラオケに参加。
アルノさんが狙ったのかただの偶然なのかカラオケで隣同士になった。
アルノ:ちょっと何で行くって言ったの
〇〇:しょうがないでしょ
...ってか行くって言ってないよ
アルノ:いや、言って...ないね
〇〇:うん笑
そういや何でアルノさんが来たの?
アルノ:そりゃあだって〇〇と一緒にいたいじょん
〇〇:え...
アルノ:〇〇と2人でイチャイチャしたかったのにどっかの誰かさんがカラオケ行くからさ?
〇〇:...アルノさん可愛いっすね笑
アルノ:なっ...///
同僚:なーにコソコソ話してんの?
アルノ:ぎくっ!//
同僚:アルノなんか顔赤いよ?
アルノ:な、なんでもない!//
慌てふためくアルノさんをニヤニヤしてると。
アルノ:はやく曲入れて?
〇〇:えぇ?
アルノ:〇〇が歌うの聴きたい
〇〇:歌うの無理だよ
アルノ:じゃあ2人で歌お!
〇〇:え?
アルノはここぞとばかりに反撃をしようとして
デュエット曲を入れた。
そして、僕たちの関係は
職場の人達に一瞬でバレることとなった。
どうだったでしょうか?
今回は年上彼女シリーズのアルノ編になります!
初めてアルノで書かせていただきましたけど、
これで大丈夫ですかね?笑
まだまだ年上彼女シリーズはあるので
これからも待っててください!笑
感想やリクエストなどたくさん待ってます!
ここまで読んでくださりありがとうございました!
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