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大切な存在 10話



その日の夜。


〇〇はある紙を眺めていた。


〇〇:うーん...


その紙を見て悩んでいた。


〇〇:どうしようかな...


結局決めることができずに
夜が更けていった。




蓮加:おはよう!

〇〇:おはよう...

蓮加:なんかすごい眠そうだね笑

〇〇:あんまり寝れなかったからな

蓮加:ふーん、とりあえず顔洗ってスッキリしてきたら?

〇〇:うん、そうするよ

蓮加:その間に準備しておくね

〇〇:ありがとう

蓮加:どういたしまして



〇〇:ふぅー...
すっきりしたぁー

蓮加:朝ご飯できたよ

〇〇:ありがとう!
美味しそうだな

蓮加:へへ笑
やったー笑


すぐに喜ぶ妹の姿を見て微笑む。


僕ってブラコンかもしれない。


蓮加:よし!早く食べよ!

〇〇:そうだな笑

蓮加:どう?味は?

〇〇:すごく美味しいよ!

蓮加:本当?

〇〇:僕より美味しいよ

蓮加:嬉しいけどお兄ちゃんの方が美味しいよ

〇〇:ありがとう笑

蓮加:なにその余裕な笑み


〇〇:余裕なんかじゃないよ笑

蓮加:じゃあ何

〇〇:妹が可愛すぎるなぁって

蓮加:なっ///

〇〇:あっ、照れた笑

蓮加:な、何でそんなこと言うの!//


どんどん顔が赤くなっていく蓮加。

〇〇:えぇ?笑
普通に思ってることを言っただけだよ笑

蓮加:うっ//
ま、またそんなこと言って!//

〇〇:だって事実だもん

蓮加:や、やめろ!//
この女たらし!//

〇〇:えぇ?


妹に女たらしって言われたんですけど?


〇〇:いや、僕は...

蓮加:うるさい!黙ってなさい!//


必死で僕を止める蓮加が可愛い。


昨日の夜のことも忘れるくらい楽しい朝ご飯を
過ごした。

そしてこれから学校ではある行事が行われようとしていた。




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