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株式の徹底理解①【WEEK31】

今日は株についてお伝えしていきます。
まずは株の基本からやっていきたいと思います。

■株式会社の始まり

株式会社の起源は、胡椒から始まりました。オランダ東インド会社です。この時は、胡椒を船で運ぶため嵐や海賊に襲われるリスクがありました。このリスクを自分たちのみで抱えるのではなく、一緒にリスクを分かち合う人達を募集しました。無事に船が帰ってくればリスクを取った分の儲けを渡す仕組みを作りました。これが株式会社の始まりになります。

■中小企業の株価設定

株式会社は資本金を元に作られますが中小企業の株価は自由に設定が可能です。そのため詐欺リスクが高くなります。株価が言い値になるからです。
未上場企業は経営がガラス張りになっていないため内部がわかりません。うちの会社は来月上場するから株を買っておいた方がいいよなど言葉だけでだますこともできちゃいます。

こういった事を避けるため安心して投資ができるようにDue Diligence という企業価値を調査することが可能です。ですが調査時間、費用、お互いの手間が掛かります。
投資家からすればもっと簡単に安全に投資がしたい、企業からするともっと多くの投資家に投資をしてほしいですよね。

このために、一定の基準をクリアした企業だけを登録した会員制クラブがあります。それが日本取引所グループです。東証一部、東証二部、東証マザーズ、ジャスダックです。

上場することでDue Diligenceをしなくても企業の経営状態を見ることができます。IRといって株主に公開する義務があるからです。

IPO=Initial Public Offering(見えなかった経営が見える化すること)

IPOをして会社の情報を集め取引する市場(マーケット)に出る事ができます。

■株主総会

株式会社にとって重要なイベントになります。株主への利益分配、役員の選出などです。株式会社は100%代表が株主であればいいのですが、そうではない場合、代表のやりたいようにはできません。株式会社は株主の物ですからね。

■倒産をしても責任は負わない

投資家は会社が倒産しても出資額が無くなるだけで責任を負う必要はありません。保有数と配当価格によって配当額が変わってきます。株主配当は高い物では5%を超えるものもあります。(海外では)
利益が出たときは配当を貰うので不労所得です。

■株主優待

株主に株を持ち続けてもらうための施策です。株が売れてしまうと株価が下がるため、売られないように割引券などを配ったりします。

■キャピタルゲイン・キャピタルロス

株で儲かった キャピタルゲイン
株で損した  キャピタルロス

この時に大事な思考があります。サイコロを10回振った。奇数が8回でた。、もう10回振ったら奇数は何%の確率で出る?

50%です。ここに次も奇数が出るのではとか感情を入れてしまわないように注意が必要です。

株価が下がったから売るのか?そうではなく、その額が適正なのかどうかを判断することが必要です。ここに感情を入れてしまうと今度は上がるんじゃないのかなど期待をしてしまうからです。

■安く買って高く売る・高い時に借りて安い時に買い戻す

株は上がっても下がっても儲かります。株は下がったら損をするイメージですが、株が下がった時にもカラ売りをして儲けを得ることができます。
カラ売りとは、株か借りて売り、それを買い戻すということです。

次回は株式取引編ということで、【情報】【タイミング】【方法】の3つをやっていきます。
【情報】買うか売るかの情報
【タイミング】どういうタイミングで買うか売るか
【方法】どういった方法で買うか売るか
より実践になります!


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