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深海のオスティナート

私の作品をプロの演奏家に演奏してもらうシリーズの第三弾は『深海のオスティナート』です。この曲はクラシック曲でいう近現代音楽というジャンルになり、不協和音(非和声音)を多く使っておりますので、一般の人には難しいところもあろうかと思い曲のイメージを言葉で追加しておきました。

演奏は松本 陽さんに依頼し、これが初演になります。正直なところ演奏がかなり難しいのでプロの中でもリサイタル・プロでないと弾けないと心配しておりましたが、私の想像以上に細部に至るまで見事に弾きこなしていただきました。松本さんの講評は以下でした。

幻想的な雰囲気や多声感、統一感のある構成演出に、奏者の技量が試される一曲です。特に非和声音を多用した現代曲にあまり馴染みのない方は、苦労なさるかもしれません。技巧的にも、同音連打やスピーディーな跳躍などそれなりの練習を要する箇所があり、『あるピアニストの一生』のレベルですと、あくまで個人的な印象ですが、レベル25くらいに相当するように思います。

松本氏談

新解釈を持ってチャレンジして見たい方は連絡をいただければと思っております。

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