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マイクの指向性で気がついていなかったこと

最近、リボンマイクに興味があっていろいろと調べているのですが、たまたま秋葉原に行ったときに宮地楽器さんによって、最新マイクのSamar AL95を見せてもらって少し使わせてもらったのですが、そのとき初めて双極性ってこういうことなんだと実感しました。特にピックアップ角度が非常に狭いということについてはびっくりしました。

マイクの指向性には、無指向性、指向性、双極性があることはわかっていたのですが、双極性マイクは使ったことがなかったのでびっくりしたのですが、その前に頭の片隅にあったのが、昔のマイクは双極性が主流だったのでそのマイクの使い方を熟知したシンガーがたくさんいたとのこと。

文献レベルでは「ふ〜ん、そうなの」という見逃しているレベルなんですけど、実際に使ってみると衝撃的なくらいマイクを向ける位置によって音量が変わるということです。「なるほどそういうことか」「面白い効果だけども難しいかな。バイオリン弾きは結構動くけど、その効果はどうなんだろう」

以下にその効果を示した動画があって見ていたのですが、やはり知識と体験はまったく違うと驚いてしまいました。短気な人は3分過ぎくらいから見ると良いと思います。これがリボンマイクの効果なんですね。

難しいけど設定がシビアな分マイキングの勉強になるのかなとか、ワクワクしますね。

それから数日後、とても恥ずかしいことに気がつきました。それは以下の指向性を意味する「きのこマーク」を単なるアイコンとして認識していたのですが、その意味をまったく理解していなかったことです。特にキノコの柄の部分の重要な意味について....

マイク指向性マーク

「指向性のくせに後ろも収録できるんかい!」
「スーパーとハイパーは同じではないんかい!」

ということです。

メーカーのShureのサイトをみるときっちりと定義されていたのですね。なるほど。めちゃくちゃに恥ずかしい限りです。

マイク指向性表


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