Prism Sound Titanご到着
2022/4/26にPrism sound Titanが納品されたので、後日役に立つように自分用メモを残しておこうと思います。
●梱包物
以下のように梱包されていました。
嬉しい誤算はUSB Type-Cのケーブルが付属していたこと。これでMacBookProにタイタンが直接接続可能になりました。
Firmwareが謎。PrismSoundのサイトにおいてあるバージョンが古いのですけど、USBメモリに入っているものは最新なんですよね。なのでFirmwareの更新はしませんでした。
早速、ケーブル接続して音を聴いてみましたところ音がかなりデカくてびっくり。理由はこれですね。
ビックリしたのがMacから音量コントロールができないこと。しかしながらこの仕様はマスタリングする上では非常に嬉しいです。Macで音量コントロールされるのは大迷惑だと思っておりましたので。
でも少し嫌な予感。音場修正ソフトのSoundIDReferenceが表示されていない
もしかしたらSoundID Referenceは使えないのかな。今まで数多くのトラブルにあってきた経験からするとこれはオーディオインタフェースを変更したからSoundIDのモニタスピーカー測定をやり直せということなのかと解釈しました。測定しなおした結果大丈夫になりました。
さらにサウンドコントロールができるようになりました。SoundIDがその機能をもっているようですね。
あれこれ設定が終わったのでラックに格納しておきました。
あと気づいた点、ネットで調べておいたTitanの気になるところを記述してみました。
発熱温度が高い
8時間くらい連続稼働しておりますが熱はそれほど持たないですね。改善されたのですかね。M1になるまえのMacBookProの1/3くらいの発熱量ですかね。Titanとは関係ないですがUSB-TypeCのHubがかなり熱を持つのでこちらの方が心配ですね。メーターが眩しい
Audio Control アプリでLED Levelで設定できますよ。私はMidに設定しておきました。こちらの画面で設定変更できます。
3.マスターアウトのアナログ端子は別につけてほしい。
同意。実質6アウトになってますからね。
4.マイク端子のXRLがロックなしなのでプロ仕様ではない
同意。この部品をケチる意味はないですね。Tascam X8のようなポータブル機にもついているのにね。
5.謎のLANポート
将来的に機能拡張されるとのことですが随分と経ってますね。ただAVB機能とかもたせると起動時間が遅くなるしルーティングが複雑になるのでそのまま謎のままの方がよいかも。Titanは電源を入れるとすぐに立ち上がるところが製作者としてはとても嬉しいです。
6.ボリュームノブの設定位置がわからない
ボリュームノブはぐるぐる回るだけなので設定位置を確認するにはアプリで見る必要があります。音量ノブを押すと出力サウンドを消すという機能は素敵なんですけども。ノブまわりのLEDが示してくれればよいのですが….
→ ボリューム位置をLED表示ができるようになりました。私の錯覚だったのかな。
6.プラグインがついてこない
今時のオーディオインタフェースは使いきれない数のプラグインが付属したり、DSPも複数化、高性能化して機能が盛りだくさんですが、Titanは男らしく音だけで勝負しているのでそれはそれで尊いと思います。特にクラシック音楽ではDAWに付属のプラグインで問題ないですし、さらに上を目指すのであればAI機能をつかったリバーブやマスタリングツールなどがあるのでそちらを使った方が良いかと思います。個人的には作曲家・和田貴史さんのご推薦のサチュレータープラグインには興味をもってますけどね。
7.保証期間
代理店では1年とのことですが本国では5年間保証になっています。どちらが正しいのか代理店に問い合わせしました。
代理店(Mix Wave)から連絡がありました。5年間保証されます。ただし、2年目以降で故障した場合は本国に送る送料が必要なのでそちらは負担となりますとのことでした。なお本国へのレジストレーションは購入者の方でお願いしますとのこと。なお、PrismSoundの製品、Titan/Lyra/Atrasはほぼ故障したことがないので安心してほしいとのことでした。
その後、本国で登録しようとしたところ登録できず。代理店に電話して代理店経由で登録してもらえました。
そのためには購入日付がわかる書類が必要とのことでしたが、ロックオンさんの納品書には購入日付の記載がなかったのでクレジットカードの明細書をメール経由で送ることになりました。あやうく明細書を捨てるところでした。ゴミ箱から救出してほっと安心。
●追記(2022/6/27)
Titanの電源スイッチはスリープスイッチなんですね。元電源を入れると立ち上がってくるのでびっくりしました。
Titanの安定性は抜群。ただしSoundID Reference 側に問題があると思うのですが、Macをスリープして立ち上げたときにMac側のボリュームコントロールが無効化されてしまします。Titan側のボリュームコントロール有効なので大きな問題ではないですけども。面倒なのでMacを起動時にTitanのCONTROL APPを起動しこちらでコントロールすることにしました。このCONTROL APPにフェーダーがついていれば良いのになあと動画を見るときに思うときがたまにあります。
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