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Sibeliusにイラッとしたときに読むコラム Vol.1

かれこれSibeliusという楽譜ソフトを使いだして20年になりますでしょうか。バージョン2の時代から使っていますが、Avidへの買収騒ぎや、これにともなう「アップグレードはどこに頼めばよいのか問題」とか、サブスクなどのお布施ライセンス問題とかいろいろあって乗り換えも何回か考えたこともあるのですが、Sibeliusを今なお使い続けております。このソフトに慣れてしまったことと頭のなかにある楽譜を即座に書き出せることは秀逸であります。

そんなSibeliusですが作業しているときにたまにイラッとする場面がありまして、そんなときに参考にしているサイトが以下になります。

  1. AVID:Sibelius 操作・機能

  2. リガラボ:Sibeliusの小技シリーズ

  3. StoneMusicSibeliusのコラム

  4. AVIDSibeliusの新機能について解説

この中のリガラボに超衝撃的な記事が書いてありました。この楽譜なんですが、ピアノ譜面を書いているとよくでてくるパターンですが、この余分な休符を消したいというときに、みなさんはどうやってますかね。

邪魔な休符を消したいのですが……
上記のような楽譜にするには、

この緑の休符をコツコツと選択(コマンド+クリック)した後にハイド(シフト+コマンド+H)していく方法になると思いますが、途中の選択クリックを失敗したり、選択すべき休符をうっかりととばしてしまって、かなりイラッとしたことはないですかね。実はこれを一度に処理できる『神プラグイン』が存在しており、これについて詳しく書かれている記事が以下にあります。

http://lab.rygasound.com/navi/hiderestsinvoice/

ここで紹介されているのはシベリウスの2軍プラグイン「Hide Rests in Voice」なんですが、神過ぎます。なんで1軍プラグインではないのですかね。さっそく、私のスタメンプラグインのショートカットとしてF2キーに抜擢して割り当てましたよ。ちなみにF1は『アーティキュレーションのコピー』です。この1、2番コンビがあればかなり作業効率が上がります。なおHide Rests in Voiceは名前が長いので最近では中野プラグイン、『アーティキュレーションとスラーのコピー』は近本プラグインと呼んでおります。
中野プラグインを使うとこのようになります。

まずは全選択。
ここでSibeliusのショートカットに割り当てておいた
「F2」キーを押して中野プラグインを呼び出します。
このように変換できます。快感! ショート中野は神!


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