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ラ・ヴァルスベストショット

ロシアによるウクライナ侵攻のニュースを聴くたびに何もする気がしない。せっかくポーランドまで逃げてきたのに、ウクライナに戻って祖国のために戦うという若者のクシャクシャの泣き笑い顔に心が打たれる。平和だと思っていてもいつか当然に戦争はおとずれる。そんな不吉な意味合いを持つラヴェルのラ・ラヴァルスという曲を色々なオーケストラや室内楽、2台ピアノ、ソロ・ピアノで聴いてきたが、どうもしっくりする演奏は少ない。何かリアリティ、あるいは大切な何かに欠けて気がする。でも今回偶然にもボリス・ギルトブルグというピアニストの演奏を聴いて確信した。これが真実のラ・ヴァルスであると。


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