Images Church 5th Anniversary!!
(English Below:)
Images Churchが5周年を迎えました！！！
この教会に関わってくれた一人一人にそして、何よりも偉大なる私たちの神イエスキリストと愛する妻に、心から感謝を捧げます。
また同じキリストの体である世界中の教会の皆さんへ、何よりもともに歩いてくれているImagesの家族へ、そして大切な家族へ、神にあって本当に感謝します。
私は、2013年に洗礼を受けクリスチャンとなり、2018年に宣教師として日本に帰ってきました。
2018年から2019年までは関西聖書学院でお世話になり、Images Churchの開拓は2019年から始めました。今年で5周年となりました。考えれば、クリスチャンになって半分以上の年月は開拓牧師として過ごしています。
同じ開拓をしている先生たち、これから教会を開拓したい方、開拓というものに興味がある方はどう言った方法や過程を経て、どのような形を目指しているのかという質問もあるかもしれませんが、今日は私が学ばされたこと、またこれからのキリスト教会としてのあり方を考えるためにここに証を載せておきたいと思います。
①神を愛する
"イエスは答えられた。「一番たいせつなのはこれです。
『イスラエルよ。聞け。われらの神である主は、唯一の主である。
心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、
あなたの神である主を愛せよ。』
次にはこれです。『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』
この二つより大事な命令は、ほかにありません。」"
クリスチャンならばこの言葉は永遠の課題のように、学ばされていることだと思います。まるで終わらない宿題を続けているような道です。イエスは神を愛することと隣人を愛することを分離した教えとして提示しませんでした。私もまだまだ勉強中です。どんなプログラムよりも、儀式よりも、神学よりも、預言よりも、異言よりも、愛は偉大なんだと思わされる五年間でした。そして、この言葉に真に向き合った時に、一番の隣人は誰かと考えるとそれは私の妻です。
私の弱さを知り共にいてくれる妻を大切にできるかどうかで、家庭の外の人々に嘘をつくかどうかが決まります。他者に「愛しなさい」と言っても、自分の妻を大切にできていないなら、何も信じていないのかもしれません。
"－－自分自身の家庭を治めることを知らない人が、どうして神の教会の世話をすることができるでしょう－－"
テモテへの手紙 第一 3章5節
どうやら私たちの大先輩たち、初代教会のクリスチャンたちは筆記試験とは違う物差しを持っていたようです。それは相対的に家庭を愛せていない人が、教会の牧師になるべきではないという規定です。ここで「相対的」という言葉を用いた理由は、誰もが「絶対的」に愛を示すことの難しさを覚えているからです。私は完璧な愛があった人とはイエスキリスト以外知りません。私たちは完全ではないですし、完璧ではありません。しかし、社会と比べても、また教会内で見たとしても相対的に家庭を、妻を愛せているかというのが、初代の教会の規定だったようです。ここが必要ないという人はきっと、「神を愛さない」と言っていることと同じことでしょう。全ては十字架と復活にかかっているはずです。
②妻を大切にする
"夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい。"
しかし、妻を、家庭を大切にすると言ってもどのようにしたらいいのかわからないというのが多くの人の答えではないでしょうか。しかし、聖書には明確に「キリストのように」ということが書かれていますし、キリストがどのように2000年前の地上を歩いたかが知らされています。
例えば、喧嘩をする時、キリストは暴力的な仕返しをしませんでした。コミュニケーションにおいても暴力的なコミュニケーションはしません。相手の思いを知り、感情を汲み取り、必要な言葉を必要な時に語る方でした。私もそうなれているかといえばまだまだ、勉強中で、なかなかに難しさを覚えることがあります。
しかし、この方向性を神が与えてくださったこと、また私が信じて歩む限り、成長はあるのだと信じています。これが信仰なんだろうなと思わされています。それと同時に、上に引用した聖書箇所は、妻を愛せるくらいしか、教会を愛せないとも受け止めれます。「妻を愛せているか」という質問には悔い改めと、信仰でしか答えることができません。しかし、牧師が家庭を愛していなければ、教会を愛することはできないようです。
家庭で、その信仰や人格が成熟へと向かい、教会の人への対応、また様々な課題への姿勢が表れてきます。家庭で誤魔化している人は、教会でも誤魔化します。家庭で嘘をついている人は、教会でも嘘をつきます。家庭で悔い改めるふりをしている人は、教会でも悔い改めるふりをしているのです。
③教会を愛する
"こういうわけですから、もしキリストにあって励ましがあり、愛の慰めがあり、御霊の交わりがあり、愛情とあわれみがあるなら、
私の喜びが満たされるように、あなたがたは一致を保ち、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、志を一つにしてください。
何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。
自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。"
励まし、慰め、御霊の交わり、愛情、憐れみ、一致、愛の心、志、それらが教会の土台とも言えるものです。そして、これらの全てを完璧にされたのがイエスキリストでした。先ほども言いましたが、私はこれらのことを家庭でまず学んでいる途中です。そして、教会でこれらのことをより分かち合えるひを切に祈っています。
"そういうわけですから、愛する人たち、いつも従順であったように、私がいるときだけでなく、私のいない今はなおさら、恐れおののいて自分の救いの達成に努めなさい。"
ピリピ人への手紙 2章12節
④地域を愛する
"また、教会外の人々にも評判の良い人でなければいけません。そしりを受け、悪魔のわなに陥らないためです。"
日本の地で開拓をしていると、キリスト教は悪いと思われている方が多くいることに気づきます。それもそのはず、キリスト教社会がおこなってきた暴力や侵略は日本の人々から見れば耐え難いほど恐ろしいもののはずです。宣教師もそのことを誤魔化しがちです。ここでははっきり言いますが、私は「キリストが暴力的だった」と言っているわけではありません。「キリスト教社会は暴力的な側面もあった」と言っているのです。キリストと教会は（理想的にはキリストと同じ性質を持っていることを祈りますが）違うものです。教会というのはキリストの体として、成長の過程にいるものだと認識しています。
ですが、そのような言葉は言い訳にしかなりません。自分たちの教会が地域の人々にとってどれほど、励ましになるか、どれほど落ち着くところになるか、人々が愛されていると感じるかという課題に向き合わされるような旅でした。
それもこれも私を成長させてくださった神と妻に感謝しかありません。人の話を聞くこと、心を知ること全てが学びの途中ですが有益なものです。私が地域に対しても教会に対しても求めているのは健全さです。私は教会の人数が増えればいいと思っているわけではありません。私は教会がより健全に回復する、復活するコミュティであってほしいと願っています。
⑤カルト問題に対処する
"外部の人たちをさばくことは、私のすべきことでしょうか。あなたがたがさばくべき者は、内部の人たちではありませんか。
外部の人たちは、神がおさばきになります。その悪い人をあなたがたの中から除きなさい。"
この課題は書くかどうか迷いましたが、この5年で嫌というほど見てきました。近年では安倍元首相襲撃事件の犯人が元統一教会の二世であったこと、また宮台真司さん襲撃事件の犯人がエホバの証人の二世であったことは社会に大きな影響を与えたことだと思います。
私の教会にもエホバの証人の二世の方が関わってくださってました。本当に素晴らしい信仰を持っている方で、色々教えられました。
ここで、「カルト」と「異端」の整理をしておきたいのですが、「異端」とは教えが違うグループのことを指します。「カルト」とは文化が不健全なグループを指します。なぜか、あまりこのことを勉強なさらないクリスチャンの方は「カルト＝異端」だと思い込んでいる人がいます。正確にいうと、カルトはどこにでも存在します。ブラック企業、カルト教会、また家庭内暴力。カルトの精神状態を学びたい方がいれば、家庭内暴力のケースを学ばれるのをお勧めします。ナルシズム、不健全性、機能不全、支配欲求、承認欲求、書ききれませんが、それらの濃度が濃くなり表に現れてしまった現象をカルトと認定しています。
Imagesは健全でありたいといつも心から祈っています。そのおかげか、キリスト教カルトを経験された方、クリスチャンの親が厳しかった方などが教会に集まってくださり、本当にいい文化作っていこうという信仰で溢れていることには感謝しかありません。
とにかく、風通しを良くすることが大切だと思わされました。メンバーの方々を敬い、謙り、意見があればちゃんと耳を傾けるという、妻との関係で学んだ姿勢がここに生きてくるのだと思わされることがまだまだあります。
"なぜなら、さばきが神の家から始まる時が来ているからです。
さばきが、まず私たちから始まる・・・"
一つ学んだことはカルトの教会や団体は勝手に滅んでいくということです。中には相談をしにきますが、学ばない人々もいます。そう言った人々はカルト問題に関心があるのではなく、自分の保身しか考えていないのかもしれません。中には紹介した本を買って読んでみたり、紹介した団体と繋がって学んでいる方もいます。この違いはなんなのかといつも思わされます。
開拓をしながら思わされることはこれからはより一層「カルト問題」に
対処することで、キリストの教会としての知恵が増し加わっていくということです。人間は不完全です。なかなかに単純なことほど難しいものです。カルト性がない人などいないでしょう。しかし、聖書を開くときに1人見つけることができます。それがイエスキリストです。つまりカルト問題に対処することとは、罪の問題に対処することなのです。そして、教会はいつも、どの時代も悪魔の策略に落ちていったのです。
しかし、驚くことに私の教会に繋がってくれている、カルト脱会者の回復も見れることも感謝です。
これからも十字架と復活と通して回復していく教会として歩んでいきたいと祈っています。
ImagesのVisionは
"私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。"
「私が変えられて、コミュニティが変えられる」
まとめ
以上が若輩な自分がこの5年で学ばされたことです。Imagesのこれまでとこれからの思いも踏まえ、ここに書き記します。まだまだ、学んでいくこともたくさんありますし、計画も順調に進んでいます。何よりも、自分を超える神の計画に期待しています。
"御国が来ますように。"
マタイの福音書 6章10節
Rakuto Ota, Lead Pastor of Images Church
Images Church has reached its 5th anniversary!!!
I want to extend my heartfelt gratitude to each and every one who has been involved with this church, and most importantly, to our great God, Jesus Christ, and my beloved wife.
I am also deeply grateful to the churches worldwide, which are part of the same body of Christ, to the family of Images who walk with us, and to my precious family.
I was baptized in 2013, became a Christian, and returned to Japan as a missionary in 2018.
From 2018 to 2019, I went to Kansai Bible Institute, and the planting of Images Church began in 2019. This year marks our 5th anniversary. When I think about it, I've spent more than half of my years as a Christian serving as a church planter.
To fellow pastors who are also planting churches, those who wish to start a church, and those interested in church planting, you may have questions about the methods, processes, and goals involved. Today, I want to share my testimony of what I have learned and to consider the future direction of the Christian church.
① Love Our God
“The most important one,” answered Jesus, “is this: ‘Hear, O Israel: The Lord our God, the Lord is one. Love the Lord your God with all your heart and with all your soul and with all your mind and with all your strength.’ The second is this: ‘Love your neighbor as yourself.’ There is no commandment greater than these.”
As Christians, I believe this is an eternal challenge we are continuously learning, like an unending homework assignment. Jesus did not present loving God and loving our neighbor as separate teachings. I am still learning this myself. Over the past five years, I have realized that love is greater than any program, ritual, theology, prophecy, or tongues. When I truly face this word, the first neighbor I consider is my wife.
How I treat my wife, who knows my weaknesses and stays with me, determines whether I am honest with people outside my home. Even if I tell others to "love," if I cannot care for my wife, I may not truly believe in anything.
(but if a man does not know how to manage his own household, how will he take care of the church of God?).
It seems our predecessors, the early Christians, had a different standard than written exams. It was a relative measure that those who did not love their families should not be pastors. I use the term "relative" because everyone understands the difficulty of showing absolute love. I know no one except Jesus Christ who possessed perfect love. We are not perfect, but the early church's standard seems to have been that one must love their family, especially their spouse, relatively more than others. Those who think this is unnecessary likely say "I do not love God" as well. Everything depends on the cross and resurrection.
② Love My Wife
Husbands, love your wives, just as Christ also loved the church and gave Himself up for her,
However, many people might not know how to cherish their wives and families. The Bible clearly states "as Christ" and shows us how Christ walked on earth 2000 years ago.
For example, in arguments, Christ did not retaliate violently. He did not communicate violently but understood others' thoughts and emotions and spoke necessary words at the right time. Although I am still learning and find it challenging, I believe that as long as I walk in faith, I will grow. This is what faith means to me. The above Bible verse can also be interpreted as saying one can only love the church as much as they love their wife. The question "Do you love your wife?" can only be answered through repentance and faith. However, a pastor who does not love their family cannot love the church.
In the family, one's faith and character mature, and this affects how they deal with church members and various challenges. Those who deceive their family will deceive the church. Those who lie to their family will lie to the church. Those who pretend to repent at home will pretend to repent in the church.
③ Love the Church
Therefore if there is any encouragement in Christ, if any consolation of love, if any fellowship of the Spirit, if any affection and compassion, make my joy complete by being of the same mind, maintaining the same love, united in spirit, intent on one purpose. Do nothing from selfishness or empty conceit, but with humility consider one another as more important than yourselves; do not merely look out for your own personal interests, but also for the interests of others.
Encouragement, comfort, fellowship in the Spirit, affection, mercy, unity, love—all these form the foundation of the church. And Jesus Christ perfectly embodied all these qualities. As I mentioned before, I am still learning these things at home and sincerely pray for the day when we can share these even more in the church.
So then, my beloved, just as you have always obeyed, not as in my presence only, but now much more in my absence, work out your own salvation with fear and trembling;
④Love the Community
And he must have a good reputation with those outside the church, so that he will not fall into disgrace and the snare of the devil.
When planting a church in Japan, I realize that many people think negatively about Christianity. Understandably so, as the violence and invasions committed by Christian societies can be seen as intolerable and terrifying from a Japanese perspective. Missionaries tend to gloss over this fact. But let me be clear, I am not saying "Christ was violent." I am saying that "Christian societies had violent aspects." The church is different from Christ (ideally, we pray that the church possesses the same nature as Christ). The church, as the body of Christ, is in a process of growth.
However, such words are merely excuses. The journey has been about facing the challenge of how much our church can encourage the community, provide a place of comfort, and make people feel loved.
I am immensely grateful to God and my wife for helping me grow. Listening to others and understanding their hearts is still a learning process but very beneficial. What I seek for both the community and the church is health. I do not desire the church to increase in numbers but rather to be a community of recovery and resurrection.
⑤Addressing Cult Issues
For what business of mine is it to judge outsiders? Do you not judge those who are within the church? But those who are outside, God judges. REMOVE THE EVIL PERSON FROM AMONG YOURSELVES.
I hesitated to write about this issue, but I have seen it a lot over the past five years. Recently, the shooter of former Prime Minister Abe was revealed to be a second-generation member of the Unification Church, and the assailant of sociologist Shinji Miyadai was a second-generation Jehovah's Witness. These incidents have greatly impacted society.
There was also a second-generation Jehovah's Witness who was involved with our church. This person had a truly wonderful faith and taught me many things.
Here, I would like to clarify the distinction between "cult" and "heresy." "Heresy" refers to groups with different teachings, while "cult" refers to groups with unhealthy cultures. Some Christians, who lack understanding, tend to think that "cult = heresy." In fact, cults exist everywhere, including in black companies, cult churches, and even domestic violence situations. If you want to understand cult behavior, I recommend studying cases of domestic violence. Narcissism, unhealthiness, dysfunction, control desires, approval desires—the list goes on. When these qualities become concentrated and visible, the phenomenon is identified as a cult.
At Images, we always pray to remain healthy. Perhaps because of this, we are grateful that people who have experienced Christian cults and those with strict Christian parents gather at our church, creating a culture filled with faith.
It is essential to keep an open atmosphere. Respecting members, humbling ourselves, and listening to their opinions—these are attitudes learned from my relationship with my wife and are essential here as well.
For it is time for judgment to begin with the household of God; and if it begins with us first, what will be the outcome for those who do not obey the gospel of God?
One lesson I learned is that cult churches and organizations eventually self-destruct. Some people seek counsel, but others are unteachable. Such people are not interested in cult issues but only in self-preservation. Some buy recommended books and connect with recommended organizations to learn more. I am always struck by this difference.
As a church planter, I realize that dealing with cult issues will increasingly add wisdom to the church of Christ. Humans are imperfect, and simple things are often the hardest to achieve. There is no person completely free of cult tendencies. However, when we open the Bible, we find one person who is free from them: Jesus Christ. Addressing cult issues is essentially addressing the problem of sin. The church has always fallen into the devil's schemes throughout history.
However, I am grateful to witness the recovery of those who have left cults connected to our church.
I pray to continue walking as a church that recovers through the cross and resurrection.
Images Church's Vision is:
But we all, with unveiled faces, looking as in a mirror at the glory of the Lord, are being transformed into the same image from glory to glory, just as from the Lord, the Spirit.
2 Corinthians 3:18 (NASB20)
"I will be transformed by God, So be the community."
Conclusion
These are the things I have learned over the past five
years. These challenges will remain throughout my life, but I wish to share them with everyone. The church is not a social club but a place where God's glory manifests through the cross and resurrection. My hope is to see the world transformed through the witness of the church, reflecting God's image in every aspect of life.
I am Praying:
“Thy Kingdom Come” Matt 6:10
Rakuto Ota, Lead Pastor of Images Churc
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