見出し画像

【レース検討】皐月賞

内枠・先行のコースバイアスですが、皐月賞ではテンから速くなりやすく、
中盤も緩まないことが多いため、追走力と持続力が求められます。
よって、短縮ローテ馬は割り引き、同/延長ローテ馬で持続力のある馬が有利と思います。
しかし、今年は
 きさらぎ賞:5F【60.2】
 共同通信杯:5F【62.7】
というSペース。
距離延長&ペースアップで二重の負荷増であり、割引が必要かと思います。

注目すべきはホープフルS組。
1着レガライアは直線外を伸びてきましたが、同じく外を通って負けた
3着サンライズジパング → 若駒S1着
7着ショウナンラプンタ → ゆきやなぎ賞
8着インザモーメント (→ きさらぎ賞4着) → アザレア賞1着
9着ディスペランツァ → 1勝級1着 → アーリントンC1着
12着ウインマクシマム → ゆりかもめ賞
などが、その後、続々好走しています。
2着シンエンペラーは終始内々を通っており、内有利のバイアスが働いたとすれば、レガライアは相当強いと言えるかもしれません。

レース後しばらく牡馬のレベルを疑問視する声が多かった印象ですが、この時点での完成度が低かっただけで、実は好メンバーが揃っていたのではないか?という仮説を立てています。
また、5着ミスタージーティーのように、素直に外に出していれば明らかに勝ち負けできていた可能性を感じる馬もいましたしね。

つまり、今年は
・牝馬レガライアがホープフルS優勝
・2着シンエンペラーが弥生賞で1番人気ではなく、しかも2着
という背景から、別路線組に期待が集まっている雰囲気を感じます。
しかし、その路線組も本番には繋がりにくそうな結果で…。

想定は以下の通り。

レースバイアス:内枠・差し

注目馬

サンライズジパング
ホープフルSではレガライアは後・外、シンエンペラーは先・内だったのに対し、サンライズジパングは先・外
つまり、最も負荷の大きい競馬をしたのはサンライズジパングかと。
乗り替りもホープフルSで騎乗している鞍上だけにマイナスではない。
前走からテンに少し置かれる可能性があり、追走力と時計短縮がカギ。

ミスタージーティー
ホープフルSは脚を余しての結果、共同通信杯は入れ込みと不利が重なった結果と比較的分かりやすい敗因。
デビュー当時に比べ、徐々に行きっぷりが良くなり、勝負所のズブさもなくなってきた印象で、ペースアップにも対応できそう。
溜めて外差しで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?