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【レース検討】優駿牝馬

マイラーでも勝てると言われがちのオークス。
桜花賞上位組の好走が多いことが理由かもしれませんが、自分はむしろ逆。
特に阪神外回り替わってからの桜花賞こそマイルをこなせる中距離向きの馬に有利なレースと思っています。

ただ、本番が2400mとはいえ、長めの距離ばかり使われている馬も疑問。
世代限定・牝馬限定の中距離戦は、基本的にSペースの上がり勝負ばかり。
しかし、近年のオークスはテン3Fが36秒を切ることがほとんど。
スピードと持続力の両方を問われるレースになっていると思います。
よって、いかにもマイラーというタイプの馬やSペースの上がり勝負でしか好走例のない馬には厳しいと思います。

想定は以下の通り。

馬場が速いため、外を回しては届かない可能性があります。
差し馬向きですが、なるべくラチ沿いを進み、ロスを減らしたいところ。

レースバイアス:内枠・差し
適キャラ   :スピード+持続力ある末脚

ポイントは、前走が桜花賞かどうかはともかく、マイル好走実績とマイル超の距離での好走実績と思います。
残念なことに、今年は人気上位馬のほとんどがこの条件に当て嵌まります。
これに割って入るのはなかなか難しそうです。

注目馬

ミアネーロ
菜の花賞は直線不利を受けての5着。
それでも上がり最速 (34秒2) で差し返してきたように、まともなら33秒台の上がり、1分33秒台前半の時計で勝っていた可能性あり。
また、前走のフラワーCは、終始ほぼ12秒のラップが続く平坦ラップを中団内々で追走し、楽に抜け出してきた (時計も好時計)。
桜花賞組との比較はできないが、マイルをこなせる中距離向きの印象。
中山以外は初だが、最内枠も経験済みで、レースバイアスに合致。

サフィラ
2戦目の阪神1800mで楽勝。
次走のアルテミスSはチェルヴィニアに決め手に屈したものの2着に入り、更に次走の阪神JFで1番人気に支持され4着。
良血で、サリオスのように2000m以下の距離実績馬もいるが、父がディープインパクトのサリエラのように長めの距離実績馬も…。
全兄サリオスもダービー2着があるように、むしろ距離延長が良い方に出る可能性もありそう。
ただ、できれば内枠が欲しかった。

アドマイヤベル
時計、上がりともに堅実で、延長ローテも問題なさそう。
ただ、マイル戦のようなスピード持続力勝負の経験がなく、底力を問われたときにどの程度やれるかがカギ。

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