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【レース検討】阪急杯

今年最初の開催で昨年の12月以来のAコース使用。
内枠・先行有利のコースバイアスですが、テンが速くなりやすいレイアウトであるため、どの馬が少ない負担で有利な位置を取れるかの勝負。
ただ、過去10年でも、不良馬場の2015年を除いた9回中7回で5F56秒台というハイペース。
その7回中4回が逃げ切り勝ちですが、
 14年:コパノリチャード (高松宮記念1着)
 16年:ミッキーアイル (NHKマイルC1着、マイルCS1着、他G1 2着2回)
 18年:ダイアナヘイロー (北九州記念1年、阪神C1着)
 21年:レシステンシア (阪神JF1着、他G1 2着4回)
など、G1級もしくは重賞複数勝利実績のある馬ばかり。
前有利でも、逃げ切るには地力の高さが求められるということでしょうか。
また、差し馬も上りが掛かった相対差しではなく、高速ラップを持続させた自力差しであり、展開に恵まれた結果ではなさそうです。

ただ、今年はどうやら重馬場で行われそう。
内枠・先行有利はそのままとして、より持続力を重視したいと思います。
特に、上りは高速ラップではなく、少し上りが掛かると想定し、相対差し型に注目したいと思います。

短縮ローテ馬7頭に対し、延長ローテ馬8頭と互角で、残る3頭中2頭が逃げて好走している馬。
内外満遍なく延長ローテ馬が入ったため、前半は速くなりそうです。

一応、想定は以下の通り。

内枠 / 先行 / 持続型

コースバイアス:内枠・先行
ペース    :ハイペース
適キャラ   :持続型

注目馬

サンライズロナウド

ダート1800mで勝ち上がり、芝2000mで2勝という長めの距離に実績がありますが、前々走は1400mで勝利。
そして前走は初重賞&初1200mで4着。
上位人気馬とは明確な差がありましたが、及第点の内容。
今回再延長ローテで内枠は好材料。

ルプリュフォール

差して届かずというタイプ。
一昨年、阪神でのスワンS3着 (0秒2差)、阪急杯6着 (0秒6差) がありますが、いずれもロスがあっての結果。
ただ、この脚質だけに、ロスはつきもの。
鞍上が岩田Jに替ったことで、馬群を縫う競馬でロスを補えれば。

ボルザコフスキー

伸びずバテずのタイプですが、ここ2戦が好内容。
特に前走は、終始外々を回らされ、弾かれ、かなり距離ロスが大きかったと思いますが、直線半ばまで勝ったドゥアイズに食い下がっていました。
短縮で持続力を補えれば。

ワールドウインズ

伸びずバテずで、持続力はあるが、切れる脚がないタイプ。
その割に上がり勝負になりやすい条件を使われがちで、切れ負けするケースが目立ちます。
その意味で、阪神1400mは合いそうですが、テンから速い流れに対応できるかがカギ。
重馬場の巧拙も未知ですが、これによるペースダウンがプラスに働けば。

エンペザー

伸びずバテずで位置が取れたときに好走するタイプ。
1800mでも勝利実績がありますが、1600mでは切れ不足で、それを補える1400mが上手く嵌りそうな印象。

内枠狙いで行きたかったところですが、外の馬も前に行く展開と馬場状態も考慮し、ワールドウインズ、エンペザーを中心に考えたいと思います。





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