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【予想検証】愛知杯

愛知杯の検討結果を検証しておきたいと思います。

検討

結果

ラップ :12.2-10.4-10.9-12.0-11.9-12.3-12.4-12.2-11.6-12.0
ペース :57.4-60.5 と前後半3秒差の前傾持続

延長馬が多い上に、内のグランスラムアスクに対し、外から2F延長のウインピクシスが外から競り掛けるようならテンは速くなりそう。

ある程度は想像していましたが、想像以上に速くなりましたね。
ウィンピクシスが馬ナリで先頭に立ちましたが、それをグランスラムアスクが内から押して押して交わして行ったことで要因。
ただ、後半や上がりのラップを見る限り、開幕週らしい馬場状態だったように感じますね。

3角手前で僅かにペースが緩み、ここで後続が動き、勝ち馬はその先鋒。
一気に先頭に立ち、そのまま押し切りました。
最近の川田Jはこういう競馬が多いですね。
持たせる自信があるので、とにかく早く押し上げて抜け出そうといった意図を感じます。
結果、2、3着馬に詰め寄られましたが、強い競馬をしたと思います。

その2、3着馬は道中内目を通った馬でした。

特に2着◎タガノパッション(3番)については、

好ポジ(3枠3番)の中ではこの馬。
スタートが悪い上に折り合い難で、出遅れても押し上げていけず、追い込み届かずを繰り返しています。
それだけに、この馬の場合はアテにしにくいですが、スタートさえ互角なら位置を取りやすい内枠は好材料。
位置さえ取れれば、末脚は堅実。

今回は互角に出て、ペースも速くなったおかげで折り合いも問題なし。
終始内々を通り、3~4角で外の馬がマクり上がって忙しくなっているときも馬ナリで、直線バラけたところを抜け出して2着。
小倉2000mの典型に完璧にフィットしたと思います。

一方、★フラーズダルム(13番)については、

好ポジ外ならこの馬。
2走前の新潟牝馬S(内回り2200m)は、番手追走から4角手前で外から来られ、早めに先頭に立たされる厳しい展開。
今回はこのときの展開に似たレースになりそう。
かつてはマイル戦で33秒台の上がりで追い込み届かずという競馬をしていた馬ですが、2200mでこの競馬ができるなら、むしろ2000mは良さそう。
前走のディセンバーSは6着も、前が開かず、脚を余した結果。

道中ミッキーゴージャスの外。
これが早めに動いたときについて行こうとしましたが、4角で内の馬と接触し、何度もバランスを崩し、大きく膨れての0秒7差6着。
タガノパッションとは逆に、コーナーで外を回しての押し上げはロスが大きかったはずで、加えて不利もあったとなれば、よく走っていると思います。
次走も注目したい一頭です。


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